宣伝と宣伝

解答選手権その後のこと。

少し前の話ですが、4/13(木)の朝日新聞夕刊に、チャンピオン戦のこと中心に掲載されています。

championmatchlight.jpg
デジタル記事はこちら→混戦・逆転、藤井四段V3 「詰将棋解答選手権」1点差で決着 (リンク切れに注意)

紙面の1/4ほどの大きな記事。ここまでスペースを割いてもらえるのは嬉しいですね。
なお左下にはちゃっかり自作が載っています。超難解作って 笑。

さらに、4/30(日)のNHK将棋フォーカスでも解答選手権が取り上げられる予定とのこと。
詰将棋イベントがもっとメジャーになっていってもらいたいものです。
来年の参加者数増加に期待がかかります。(今年も、過去最多だったのですが)

あ、あと作家の皆さん、選手権にふさわしい作品をぜひご準備ください 笑。



次の話題。
将棋情報局というサイトにて、詰将棋パラダイスがネット販売されることが決定したようです。
詰将棋パラダイス 販売開始のお知らせと記念キャンペーンのご案内

詰パラはたった5都道府県の限られた書店でしか売られておらず、定期購読するには郵便振替の面倒くさい手続きが必要でした。
将棋連盟の公式オンラインショップ(楽天)でも売られていたようですが、送料が500円もかかるため、多くの人が買っているようには到底思えませんでした。
それが今回、Web上で送料130円で買えるようになったというのは大きなアドバンスド。
しかも現在キャンペーン中につき、高価な書籍が抽選で当たるようです。
コンビニ決済にも対応というのもお手軽でよいですね。
これを機会に詰パラを手にとってみませんか。

解答選手権2017初級・一般戦

藤井四段の快進撃が話題ですね。
おかげで最近、指将棋界にも少し注目するようになってきました。
連盟にとっても、一連の不祥事の空気を一変するためにここが勝負どころなのかもしれません。(三浦九段への補償がおざなりになっては困りますが)

さて、先週土曜にありました解答選手権の話題。
去年と同じく代々木オリンピックセンターです。この会場、いいですよね。

12時くらいから会場設営に携わり、参加者もたくさん集まってきたので受付開始時間を早めました。
競技説明の紙と参加賞を渡す簡単なお仕事。
受付している時に参加者の方から「いつも作品解いてます」と言われたのがとっても嬉しい。
小中学生、女性の参加者も数多く見られました。

いつも通り柳田さんの競技説明の後、予定より7分ほど遅れて初級戦の開始。問題はこちら→速報ブログ
スタッフにとって初級戦はたいへん慌ただしいです。5分を過ぎたあたりから続々と退出者が。スタッフは手の挙がったところへ駆けつけ、問題用紙を回収していきます。
20分経過するとようやく落ち着いてきて、みなさんじっくり格闘しているようです。
今回の関門は⑤ですかね。初手から26角、14歩、17金、19玉、37角迄というワナがありました。2手目16桂合限定で逃れているわけですが、これは巧い。初級戦では意地悪すぎでは、という声もあるかもしれませんが、1問くらいはこういうのがあってもいいでしょう。

40分経ち、答案を集め、採点室へ送り、そして会場のほうでは田中さんによる解説が始まります。
「1問目。香をどこに成ればいいかという問題です。23香成では34玉で上に逃げられてしまいますね。しかし21香成は遠過ぎで落ちられてしまいます。というわけで正解は、23香成!」会場「違う違う」
おもしろい解説でした。

全解者全員に認定証を渡し、初級戦は無事終了。⑤のためか、去年より少なめな印象。それでも0点の方はいなかったので(全員5点以上)、初級戦としてベストな選題だったんじゃないでしょうか。

休憩と、一般戦のみ出場の方の受付をはさんで、15:10から一般戦競技開始。問題はこちら→速報ブログ
こちらは僕が試験官を務めました。「残り○分です」と言う側も緊張しますね。

20分を過ぎた頃に最初の退出者。確か、初級戦でも最初に退出した男の子でした。ひとまず問題が難しすぎなかったことに一安心。
その後はぽつぽつと、だいたい5分おきくらいに退出者が。
去年はもう少し多かったんですが、まあスタッフ間でも今年の一般戦は難化したという印象だったので、こんなもんですかね。

60分で競技終了。今度は僕の解説となります。
大盤を使うのは、なかなかテキパキと動かなくてはならないので難しいですね。図面をすべて暗記しておいてよかったです。
詳しい解説は例によって、夏発売の年鑑をご覧ください(これも僕が書くことになっています)。

今年の一般戦を攻略するポイントは以下の通り。
①はウォーミングアップ。初級戦レベルの問題なのでこれは全員解きたいところ。
②が早くも勝負問題。それっぽい紛れが多くてここでハマると時間を浪費してしまいます。正解率が半分くらいだったので、やっぱり7手にしては難しかった。
③は知識問題。ブルータス手筋を知っているかどうかですね。初見の方は、紛れが少ないのでギリギリ閃いてもらえるか……というライン。しかし、あーこれねと油断してしまうと中合のワナに落ちてしまいます。プロ棋士でも引っかかったというTwitter情報。上位を目指す方にはこの問題が名案の分かれ目となったようです。
④⑤は、いかに早く解けるか。一桁手数じゃないと厳しい……という方も、どちらかには果敢に挑んで正解してもらいたいところ。
⑥は形が見るからにラスボスで、手順もラスボスにふさわしい。しかし決して難解作ではなく、構想を見破った気持ちよさも味わえる作品です。これが解けたら立派な詰将棋通でしょう。

と、いうわけで、一般戦担当からの上から目線な講評でした。

初級戦・一般戦とも、東京会場ではS木さんが圧倒的な二冠を達成。
なお今年は、全会場を統合した順位は出ないことになっていますのでご了承ください。(ただ速報ブログで後に掲載される結果を見れば、自分がだいたい全体で何位くらいかはわかります)

その後慌ただしく会場を撤収し、スタッフの打ち上げへ参加。
久保さん、馬屋原さんといつものごとく新作を見せ合ったりしました。
その3人で二次会として新宿へ行き、終電で帰りました。

今年の解答選手権、大きな問題もなく大成功と言えるでしょう!
また来年のご参加もお待ちしています。
さらに、解答選手権2017年鑑、毎年この本はあんまり売れ行きがよくないようですが 笑、詳しい解説が読めるのはこの本だけですので、7月に発売されましたらぜひご購入ください。

第φ回裏短コンまとめ

3月がてんやわんやだったため長々と引きずってしまいましたが、ようやく裏短コンがこれにて閉幕します 笑。
結果稿のまとめと、解答者表彰などです。



結果一覧

優勝 2.83
有吉弘敏さん(初)
スパイラル
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2位 2.77
名無し名人さん(前回3位)
⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡
uraf-1-face.png

3位 2.75
三輪勝昭さん(初)
出現マジック
uraf-17-shutsugen.png

4位 2.74
tsumegaeruさん(初)
ビッグ4の召喚
uraf-10-big4.png

5位 2.729
ほっとさん(初)
偽りの恋人達
uraf-15-itsuwari.png

6位 2.728
鈴川優希(前回2位)
ヒュームの因果
uraf-11-hyumu.png

7位 2.68
Pathfinderさん(初)
これが大駒です
uraf-6-korega2.png

8位 2.65
馬屋原剛さん(前回優勝)
背水の陣
uraf-20-haisui.png

9位 2.63
園川彼方さん(前回5位)
名勢子
uraf-23-meisei.png

10位 2.59
齋藤光寿さん(前回8位)
castling
uraf-2-castling.png

11位 2.55
久保紀貴さん(前回NM)
tttt41
uraf-3-tttt41.png

12位 2.54
不透明人間さん(前回10位)
ワンオペ
uraf-12-wanope.png

13位 2.51
青木裕一さん(前回7位)
テーマなきテーマ
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14位 2.49
太刀岡甫さん(初)
龍の威光
uraf-25-ryuno.png

15位タイ 2.454
景山英貴さん(初)
これが大駒です☆
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15位タイ 2.454
奥鳥羽生さん(前回9位)
我関せずと言えども、汝らすべて関しておる
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17位 2.40
おかもとさん(初)
王≠玉
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18位 2.36
黄楊一輝さん(初)
これが大駒である。
uraf-5-korega1.png

19位 2.29
梶谷和宏さん(初)
飽食のドラゴン
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20位 2.268
野々村禎彦さん(初)
見え見えですが、何か?
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21位 2.264
小林尚樹さん(前回6位)
灯篭流し
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22位 2.25
金少桂さん(前回12位)
命あっての物種
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23位 2.24
オオサキさん(前回11位)
お尻から攻めないで
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24位 2.13
ミーナさん(初)
蜂の斑点~奇妙な症例~
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25位 1.95
すみしんさん(前回NM)
神はサイコロを振らない
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ベストタイトル賞

1位:灯篭流し(8票)
2位:castling(7票)
3位:ビッグ4の召喚、背水の陣(4票)



解答者(到着順、敬称略)

有吉弘敏、馬屋原剛、三輪勝昭、奥鳥羽生、金少桂、
EOG、梶谷和宏、松尾 裕、kisy、江市 滋、
名無し名人、虹色のルモ、おかもと、まつきち、野々村禎彦、
まっつぁんこ、ほっと、景山英貴、tsumegaeru、山下 誠、
大瀬戸、原田椅子、青木裕一、太刀岡甫、ミーナ、
桂花、Pathfinder、柳原裕司、河童生、齋藤光寿、
黄楊一輝、後藤 満、不透明人間、hiro、すみしん、
竹中健一、園川彼方、オオサキ、前田康熙、もラン、
園城寺怜、ぶじょー部長、久保紀貴、小林尚樹、占魚亭 以上45名
(+鈴川優希)



順位予想的中者

三連単(1~3位順番)
的中者なし

三連複(1~3位組合せ)
三輪勝昭

馬単(1~2位順番)
EOG、ほっと、青木裕一

ワイド(1~3位から2作組合せ)
馬屋原剛、奥鳥羽生、松尾 裕、kisy、名無し名人、
まつきち、まっつぁんこ、景山英貴、太刀岡甫、齋藤光寿、
後藤 満、hiro、オオサキ、園城寺怜、久保紀貴
(+鈴川優希)



関連記事リンク

開催予告
作品募集
出題
総評

第n回裏短コンまとめ
詰将棋メモ 裏短編コンクール



前回を大きく上回る規模となり、運営が手一杯で大変なこともありましたが、無事に終えることができました。
前回の反省点だった、余詰などの不備もなく一安心。
その半面、ニコ生のほうがちょっと準備不足だったのは申し訳なかったです。

作品、解答ともに、参加していただいた皆さんにとにかく感謝。ありがとうございました!


―――――次回、第†魔†回裏短コン――――To Be Continued......

詰パラ2017年4月号雑感

だいがくさんねんせいになりました。

表紙……話題のカロリーナさんですね。久し振りにすぐわかりました 笑。作品のほうも久し振りに暗算でさくっと解けて気分よかったです。

ヤン詰解答……①と③は詰上りに関係ない大駒が残るので否定的評価。原田さんの中合モノは好きなんですが、よく大駒残しちゃってるのが……。一方②と④はきれいな印象。特に②は好作だと思うんですが、評価伸びないんですね。ちなみに短評で指摘されてる改案は僕はナシだと思います。
まあ、ほぼ同一作ありということで来月あたりで入選取消になっちゃうとは思いますが……。→someone like you

半期賞……小学校と高校で同時受賞しました。なんだかんだ最近続いてますね。来季もなにかで受賞できないかな……。(投稿してないのでムリですな)
名無しさんの高校受賞コメントは精読の価値あり。
大学でかめぞうさんの5桂合5桂捨が受賞しなかったことと、馬屋原さんの手裏剣が外されたことは残念でなりません。僕としてはこの2作が2016年中編長編ベストな気がしています。

名局ライブラリー……谷口作は大好きな作品。僕が詰パラを購読しだして間もない頃、リアルタイムで結果稿を読んで従来の詰将棋観が変わるレベルで感動しました。短編名作選にも推しましたが、既に違う方に取られてしまってました 笑。

ちえのわ……「必ず大駒が含まれる確率」のくだりは、実際に馬屋原さんが計算したExcel表を見せられてびっくりしました 笑。高校数学で楽しいですね。

小学校解答……小4はすぐ解けたので変化処理いいなあという感想だったのですが、小5、見事に誤解 笑。暗算では67龍が見えず。

短大解答……自作はちょっと難しかったか……。
短2、短4、短5、どれもいいですね~。

大学解答……大3が作者の過去作の修正図だったことはsomeone like youにある通りですが、修正図の投稿がNGなことって周知されてないんじゃないでしょうか。パラの表紙見返しにある投稿規定にも書いてないですし。
以前ちえのわで三輪さんが「修正室(仮)」を推していましたが、ちゃんと需要はあるように思います。

大学院……ローレライ。超好みです。解けばよかった……。こんなことができるとは。
ちなみに、この作品の趣向の先行例、みなさんご存知ですか? someone like youには載ってないですよ 笑。 僕の独自調査です。見比べてみましょう。





馬の軌跡や双玉配置、香配置など同じですね。
石川英樹氏が三角さんの作品を知っていたかどうかはわかりませんが、もし知っていたとしても2往復からハガシを含む4往復以上に昇華させてしまうあたり、すごいですね~。
石川氏、僕の不勉強によりよく存じ上げない方なのですが、1980年代くらいから作品を発表されているようですね。最近では大学半期賞の「トーチカ」が記憶に新しく、無仕掛など好まれているようで独自の路線ですね。

デパート……今月の入選はこれだけ。⑤の引き立て役ですのでさっくり解いちゃってください。


今月の雑感、長めでした。

解答選手権2017チャンピオン戦

どうも、ご無沙汰してしまいすみません。なかなかにやるべきことが多くてブログに手がまわらなかったと言い訳を……。

さて、26日に行われました詰将棋解答選手権チャンピオン戦について簡単に記事を。
2月から本格的にスタッフとしていろいろ準備を進めてきたわけですが……。

9時半に会場入りしまして、机や盤駒を設置。えび研に参加したスタッフの馬屋原さん久保さんは眠そうでした。
10時半から受付開始。棋士の方もちらほら。
昨年優勝の藤井四段もスーツ姿で登場。
そして今年は報道陣が多かった……。

柳田さんのルール説明の後、橋本さんの合図で競技開始。
1Rの問題はこちらです。→速報ブログ
完全なるスピード勝負というのが事前の想定。1番と2番はさくっと解いてもらって、そして3番。これが1R唯一の構想作かつ勝負どころとなります。柿木将棋がバグって解いてくれないタイプの作品なので、僕も選題時に自力で解きました。オオサキさんらしいですね。
4番は、奨励会員やプロ棋士にとっては手が出やすく有利な作品。初手飛打の紛れを最初に読むでしょうがいかに早く見限りをつけるかですね。
5番はなんと相馬康幸さんですが、らしくない手順。でも解きやすいでしょうね。
開始30分経たずして藤井四段が退出。答案はすぐさま採点室のほうへ回されます。僕はずっと試験場にいたので、まあたぶん満点なんだろうさすがだなあと思いつつ見守ってしました。
終了が近づくにつれちらほらと退出者が現れ、90分にて競技終了。
あれ、もっと続々と退出するかと思ってたのに。
採点室へ行くと、ざわざわとしておりまして。それもそのはず、藤井四段が4番で33飛成のところ33龍と誤記し、49点! そして50点満点は4名しかいない!
そ、そんなに難しかったのか……。

1Rのトップはといいますと、大阪会場のダークホース、長谷川さん。去年の倉敷大会で運営されていた方です。実は先々週くらいに泊めてもらったんですが 笑、作品集の話などで盛り上がりました。ここ最近は詰パラの購読をやめてしまっていると聞き、そりゃいかんと言っておきました。
なお後ほど、長谷川さんも藤井四段と同じ誤記をして49点だと判明。結局1Rのトップは行方八段だったんですね。

藤井四段に誤記が告げられるシーン、NHKの取材陣がカメラに収めてましたね。

昼食を挟んで、2Rのスタート。下馬評ではこちらもスピード勝負でしたが……。問題はこちら→速報ブログ
6番。これトップバッターにしてなかなか難しいんじゃないかと。誰でも34馬、23銀合から考えますよね。その後14香とか。試験場で見回ってたらほとんどの方はこれに時間を取られていたみたいでした。(もちろんプロや奨励会の方は暗算で考えているのでよくわかりませんが)
7番。今回の双玉&誤解狙い枠。48桂成を見落とすとアウトです。まあただいちばん解きやすいでしょうね。
8番。端正な実戦形にして実は鬼門。44角、13玉の2手が決め打ちできれば解けると思うのですが。打歩回避の桂跳が好手。
9番は2Rの構想作枠。しかし若島さんにしては随分控えめでした。構想より序の数手と長い収束に苦戦しそう。
10番は自作。駒数少なく持駒なし、無防備。ポイントは46金消去のみで、ラスボスとしてはこれまた控えめです。

最初に席を立ったのはコーヘイさん。44分。早い。
このぶんなら続々と退出者が現れるな……と思っていましたが。
10分経っても、1時間を過ぎても、残り10分になっても……誰も動かない。
藤井四段は10番以外は埋まっていたようですが、どうも頭を抱えている様子。はて?
スーパーあつしくんこと宮田六段は8番を書いては消したりしています。
結局、退出者はおらず2R終了。うーん……。

答案は採点室へ送られ、待ち時間には橋本さんによる大盤解説。
手順を並べて「……よろしいでしょうか」で淡々と進んでいきます。たまに選手からの変化手順の質問が飛んだり。
9番は、ゲストということで作者の若島さんが解説されました。「藤井四段用の作品を用意しようかと思ったのですが、やっぱり皆さんに解いてもらえるようなものを出しました」とのこと。
その調子で10番の解説が僕に回されそうになったのですが、胸を張って解説するほどの作品ではないので辞退しました。選手から変化をツッコまれてましたが、ああほんとに解説しなくてよかった 笑。
なお僕の大盤解説は4/8の一般戦(東京会場)のほうで担当しますので、皆さんぜひ。

そうこうしているうちに採点が終わったようで、柳田さんから順位発表。結果は藤井四段が見事に挽回を図って、優勝! しかし2Rでも誤記が1件あったのと(8番の13角行成の「行」ヌケ)、10番が途中までしか解けず部分点。91点でしたね。それでもこれで3連覇。やはりただ者じゃありません。
そんな彼が解けなかった唯一の問題の作者ということで、僕のほうにもNHKと朝日新聞の取材が回ってきましたが、寝不足などなどでひどい顔とひどい応対をしておりまして、万が一将棋フォーカスで放映されたとしたらお目汚し失礼します。
いやでもまさか10番がそんな難問とは思わなかったので、なんにも回答用意してませんでしたよ……。

会場撤収し、同じ代々木オリンピックセンター内のレストランで立食の懇親会。
藤井四段は獅子王戦の対局を控えておりすぐにそちらに向かわれましたが、棋士ではいつもどおり行方八段と、そして上村四段が参加。上村四段とは「10番は金は消してみたけど変化の19飛が見えなかった」「棋士は解答選手権で盤に並べる時間を惜しむ」などといったお話をしました。
あとこのブログでも裏短コンで参加していただいた太刀岡さんとも挨拶できました。大学将棋部での活躍が楽しみです。
そしてとり研メンバーも。上谷さんはフェアリー100番作品集が近いかもとのこと。

そんなこんなで、あっという間に懇親会はおしまい。
今回は体力的にあれだったので、僕は二次会は遠慮させていただきました。

解答選手権は全国大会に次ぐ一大詰将棋イベントです。
皆様ぜひご参加を!

そして、4/8には解答選手権初級・一般戦が全国16会場で行われます!
初級戦なら5手詰までですし、おそらく参加表明の締切延長されるでしょうし、少しでも興味のある方はぜひ!




4/3 追記
藤井四段の誤記の件で、13角行成の「行」がヌケていた、と書きましたが、日本将棋連盟のHPに記述がある正式な表記によると「行」ではなく「上」が正しいとのこと。その通りでした。また解答選手権速報ブログにあります模範解答も当初から「上」となっています。
ただ、慣習的に「行」と表記する場合も多く(僕は「行」派です)、採点に際してはどスタッフ間でも統一してどちらでも正解として扱ってありますのでご安心ください。
(そういうことを言い始めたら、実は「76歩」のように筋・段ともに全角の算用数字で書くのが連盟としては正しいそうですが)
2chでこの記事が引き合いに出されてツッコミを入れられていたので、取り急ぎの補足でした。
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、進学とともに東京へ。現在、20歳学生。詰工房などの会合へしばしば顔を出します。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

第φ回裏短編コンクール
2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量かも?

今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。

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