ご案内

ginsa5.jpg
ちえのわ雑文集原稿募集中! 書いてみたい、という方はブログ右袖記載のメールアドレスまでご連絡ください。

詰パラ 入選156回 臨時中学校

詰将棋パラダイス2019年10月号
臨時中学校

臨中2 入選156回
東京都 鈴川優希


誤0 無3
A44 B31 C3
平均2.52

須川○二―24桂と跳ねさせるのに飛2枚使う贅沢さ。
松○敬―両王手が2回出てきて、楽しい。



派手さは少しあるが、なんだか物足りないということで6年くらい在庫に眠っていた。
改作案も浮かばなかったので投稿したら臨時中学に拾ってもらえた。

詰パラ 入選154回 大学

詰将棋パラダイス2019年9月号
大学

大9 入選154回
東京都 鈴川優希



誤0 無8
A20 B5 C2
平均2.66

加賀○志―少ない駒数で一手一手含みのある手順。きれいな捌きでいうことはありません。
津○井康雄―簡素な初形だが、手順は茫洋としておらずしっかり解き応えがある。



こんなものでも、収束からの逆算で作っている。61角と72歩は置きたくなかったが、しょうがない。
余詰の検討が大変で、ソフトでは心もとなかったので人力がメイン。
解くのも難解かと思ったが、それほどではなかったようだ。好手は32桂成くらいなので、おおよそ手なりになってしまっている。
狙いとしては、最初に合駒された角を2回動かし、後から取って、それを最後に捨てて詰め上がること。

詰パラ 入選153回 短期大学

詰将棋パラダイス2019年8月号
短期大学

短9 入選153回
東京都 鈴川優希


誤0 無16
A33 B5 C1
平均2.82

占魚亭―これは見事な捌き。後半の翻弄がいい味です。
黒○和樹―収束決まりすぎてて凄い。解いてて気持ちいい。
☆玉の頭の捨駒を龍で取らせて返す刀で尻金捨て、という手順が3度繰り返されるリズミカルな手順で、スッキリしたまとまりはいつもながら匠の技。(解説:石黒○一)



狙いのはずのソッポ金が当たり前の着手すぎて微妙、と思っていたが、解説では「頭、同龍、尻金」のリズムに着目してもらえた。
私自身はそれを言語化できていなかったので、言われてみてなるほど、という感じ。作者の気づかないところにまで踏み込んでもらえる解説はありがたい。

詰パラ 入選152回 高等学校

詰将棋パラダイス2019年7月号
高等学校

高5 入選152回
東京都 鈴川優希


誤3 無9
A57 B16 C2
平均2.73

占魚亭―気持ちの良い軽さ。好きです。
本○瑞生―収束、指がしなる。



これといった狙いはない、ただの手筋物。
一応、2手目同玉の変化と3手目18金の紛れがちょっとおもしろいか。分岐を参照ください。
高校は期末に好作を集めすぎる傾向にあるので、半期始めはこんなものでもやたら高得点が出たりする。

詰パラ 入選155回 同人室

詰将棋パラダイス2019年6月号
同人室

⑤ 入選155回
東京都 鈴川優希


誤0 無15
A18 B2 C1
平均2.80

中○慶一―2枚飛を捨てることで銀を成駒にして同じ位置にもどす。構想が素晴らしい。
黒川○樹―77飛が見えず苦戦しました。ゴツイ飛車ですね。
竹中健○―77飛~76飛は、なかなか気づかなかった! 絶妙手ですね! 今回の構想作テーマではナンバーワンだと思いました。



あえて守備駒の利きにぶつけて限定打する筋は昔からよくある。それを2回行って、玉方銀の成らせというテーマを組み合わせたのが本作。
特に77飛という手は攻方の馬の利きを遮ってしまうので相当やりにくいはず。紛れは多いわけではないが、心理的な難しさのある作品で、詰工房で出したら宮田プロや解答王の竹中さんもなかなか解くのに時間がかかっていた。
収束をまとめるのに1年以上かかってしまったが、おそらくこれが最短で最善だろう。

ところで、本作のアイディアを閃いたのは、宗看の無双51番のおかげ。


銀にぶつけて飛2枚を限定打するというコンセプトは同じ。
この構図を1段下げたら、銀の成らせができるんじゃないかと思いついた。
もちろん、飛2枚を消費する見返りに銀を成らせるメリットを考えなければ成立しない。
(無双の図で)25銀が成銀になったら、34の守備が消える。それによって収束に入るように作ればいい。
しかしそれだけでは不足で、34の守備を消すためだけなら飛は1枚捨てれば充分ということになってしまう。26成銀ではダメで、25成銀ではないといけない理由が必要なのだ。
それを実現させたのが今回の発表図というわけ。88馬のラインの開閉に、ロジック成立の鍵を見出した。



ここからは完全に蛇足ですが、無双51番をできるだけ原作の雰囲気を残しながら現代風に改作してみた図がこちら。


他人の作品をむやみに改作すると顰蹙を買う世の中ですが、古図式は著作権も消えていますし、節度をもってやるぶんには創作技術の向上に最適だと思うのですが、どうなのでしょうか。
カレンダー(月別)
12 ≪│2020/01│≫ 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
FC2カウンター
About
my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

Author:鈴川優希
主に月刊誌「詰将棋パラダイス」に作品を発表している詰将棋作家。東京在住の学生です。詰将棋は小学生の頃から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回)。小~院すべての詰将棋学校で半期賞受賞経験あり。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任しました。原稿随時募集中です。

裏短編コンクール
2015年(第n回)・2016年(第φ回)に開催。使用駒数11枚以上、タイトル必須という条件で募集した作品を出題し、解答者に評価してもらうという企画です。結果発表はニコ生で行いました。作品の結果稿はブログ右袖のカテゴリーからご覧いただけます。なお、この裏短コンはほっとさんのブログ「詰将棋考察ノート」に受け継がれました。

今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答していただいた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

解付き出題
自作を解付きで並べていくだけ。現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

詰将棋あるあるbot
Twitterで、詰将棋あるあるネタを5時間に1回ツイートするbotを作ってみました。ツイート内容は700種類用意していて、たまに更新されます。皆さんもハッシュタグ「#詰将棋あるある」でツイートしてみてください。@TsumeAru_bot

このブログはリンクフリーです。Sine 2009.6.
メールアドレス
makugaeru●yahoo.co.jp
●を@に替えてください。
全記事数表示
全タイトルを表示
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
詰将棋あるあるbot