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香最遠打をいじってみた 解答

出題編はこちら
解答締切いつまでとかいうアナウンスをしなかったのですが、まあそろそろかなと思いまして。
5名の方から解答いただきました。



序は、まあただの逆算で、7手目42角が入ったのでなかなかいいな、と。あと56歩に余詰防止の意味を兼ねさせる意味があります。収束だけの働きだと寂しかったので。
そして注目は17手目。予習してあれば12が歩なので38香か39香の二択となりますが、これ実は36香あたりでも詰みます。というのも、33金中合以下追い出したときに、64に金が落ちていてこれを拾えるんですね。
だからといって、36~39香まで非限定なのかというと、当然そんなはずはなく。
左へ追って82玉の状態で、今度は89香の最遠打!
あとは作意を追ってもらえれば、2回の最遠打の意味付けがはっきりと浮かび上がりますね。
56歩は玉が97にいる状態での37龍以下の余詰を防いでいるわけですね。

馬屋原さん 「2回の香最遠打がリンクしているのがいいですね。新構想でしょうか」

奥鳥羽生さん 「39香の目的は(98玉に対する)38龍可能の一点、が好みです」

三輪さん 「問題は39香の遠打理由が左の遠打理由と共用している事ですね。共用は悪い事じゃないのですが、これでは元の図の良いところをぶっ飛ばしているので改作とは言えません。新作になってしまってます(笑)」

この図に至るまでのあれこれでは、すべて33金合以下右下に追い出す変化に備えて最遠打するという意味付け。
ここからどう新しいものを作るか……と考えたときに、その意味付けを変えることを思いつきました。
僕の作図方法としてこういうのが多いんです。三輪さんの仰るとおり、新作になっていると思います。

ただ、今回作図の経緯を見せたがゆえに、ちょっと誤った認識をされてしまった面がありました。

オオサキさん 「38と39の非限定打と思わせて、実は39限定だったというストーリーですか。しかし、39香の意味付けがダブっているとも見れるのが良し悪しですね」

有吉さん 「38と39の差別化を8筋の遠香と絡めて実現されていて、かなり構想の難易度が高いと思います」

33金合の変化で64金を取る手が見えず、そうなると36香ではそもそもだめ、ということになってしまいますね。
つまり、実際なら

 右辺の意味付け→36~39までOK
 左辺の意味付け→39のみ
 よって39限定

のところを、

 右辺の意味付け→38 or 39
 左辺の意味付け→39のみ
 よって39限定

というふうに誤解されてしまうと、2本の最遠打をリンクさせるという狙いの意外性が削ぎ落とされる可能性があるのです。
それをもっと強調して表現するならば、玉方14桂などを配置するという方法があります。これなら、14から逃げ出す変化が潰されてしまうので、

 右辺の意味付け→34以遠ならどこでもOK
 左辺の意味付け→39のみ
 よって39限定

となり、限定の意味が最後まで現れてこない形になります。
……1枚増えても、こっちのほうがいいのでは?
しかし、迷った末に僕はそうしませんでした。なぜでしょう?

それは、あくまで元の素材を活かしたかったと言いましょうか。
右辺の変化をがんばって読んだら、38香か39香、どちらでもいいことがわかった。うーん、こういうのって39香限定で作るものじゃないのか。非限定? だとしたら素材が惜しかったなあ。
……と、思わせておいてから最後に39香限定だとわかる!
この感覚を、構想のダブりとして排除してしまうのは、なかなかもったいないところです。
もっと言えば、玉方14桂を置いた瞬間に、33金合以下の変化はほぼ「ゼロ」に帰してしまうわけで。構想作家ならそうやって、真の構想部分だけで勝負するのかもしれませんが、僕はストーリー重視の作り方をしたかったわけです。

じゃあ、64金なんて置かなければ、これを龍で取る筋に気づく気づかないの話がなくなって、38 or 39のストーリー構造がより明確に表れてよかったのでは?
そうなんです、そうだったはずなんです 泣。
しかし収束でですね、38龍とする必要がある以上、8段目はノーマークである必要があって、そうなると今度94龍を98龍として活用する筋が出て来てしまうんです。
具体的に言えば、64をと金にして、64龍と貪る筋を消したとしても、結局は37~39が可、という状態になってしまいます。



なかなかうまくいかないものですね……。
と、いろいろ考えてきましたが、最終的には全体のバランスと駒の活動性にも最大限に配慮して最終的な図を決めていたりします。

さて、それでは最後にこういう視点も。

オオサキさん 「最遠打2発なら左右でまったく同じ論理の39香、79香とかどうでしょう。龍の運びが難しいかな」

これ、考えますよね 笑。

三輪さん 「4筋に詰方歩を置くと39香、33歩、32金、同玉、33香成、41玉、43龍、51玉で左側に同じ形が出来てツイン遠打が出来そう。73金合でまとめるには92歩、69とになるとして、いかにその形にするか。その形にはなるけど、ネックとして持駒の歩が消化出来ない。
……ここまでは鈴川君も同じ事を考えたと思います。鈴川君は1日考えたけど出来ないとTwitterで言ってましたね。僕は鈴川君とは違いますよ。1週間考えだけど出来ませんでした(笑)」

三輪さんには、僕がそれを考えていたことを汲んでいただいた上で、やっぱりできないと保証してもらいました 笑。
つなぎの手順がやたら難しいんですよね。
もし実現された方がいらっしゃいましたら教えてもらいたいです。

で、三輪さんにはかわりに別案を考えてもらいまして。



三輪さん 「左側も下に駒は置きたくないけど、それが出来たら新作に使うので、置くけど少ない駒数にと考えました。鈴川図は置かない事にこだわった図ですが、方法が下らない。
僕の案で一応最下段にする事は出来そうですが、配置がごちゃごちゃしそうなので止めました」


12が香になっていることからもわかりますが、右と左の最遠打を完全に分離したパターン。
左の最遠打はまさに力ずくで、見ものです。
しかしこれだったらどちらも9段目最遠打にしたいところではあります。

自作のことに話を戻しますと、

有吉さん 「左辺の遠香は、少ない駒数で実現できる良い素材です」

47-3t.png(途中図)

限定打作品を作る上でやっぱり最も苦労するのは、中合処理です。
右辺の素材が、この少ない駒数で中合処理まで内包していて素晴らしい、というのは前の記事で書きましたが、左辺、こちらは僕がいろいろ試行錯誤しました。
例えば歩の中合は同香、92玉、83香成、81玉、41龍、71合に82歩が打てます。かと言って桂中合なら92玉の時に84桂~72桂成です。
いっぽうで、89香に71玉は81香成以下73まで追い出して93龍まで。
さらに、ちょっと遡って43桂、61玉の状態で41龍以下同様の追い出し順に入った場合は攻方83歩が残っているので94龍・92角がデッドロック状態で逃れ。
もう、ここらへんの割り切りは想像力でなんとかする以外なく、創作で大変なところです。

ブログでこうやって出題するのも、いろいろ語れてたまにはいいですね。
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香最遠打をいじってみた

創作講座風に書いてみます。最後に出題あり。

信太弘
詰パラ2000年1月


盤面1

この作品を題材に、いろいろいじってみましょう。
フラ盤で手順を再生して、誰もが目に留まったであろう39香。もちろん限定打です。
その原理を理解するため、まず極限まで単純化してみます。


盤面2

ここで39香。22玉には32金で3手詰なので、あらかじめ33合、同香生として龍の横利きを遮っておきます。
しかし33歩合はその瞬間32金と滑り込んでこれまた簡単。となれば下に利かせる33金合がこの場合の常套手段です。
32金以下清算しても駒が足りない、どうしよう……となりますが、32ではなく42金!が気づきにくい好手で、手が続きます。61龍~31龍~33龍、そしてここから追いかけっこで玉が上っていきます。36龍まで来たときに、17玉、27金、18玉、38龍!と指せるのが最遠打の理由。よって36龍にはやむなく合駒となり、以下駒余りです。
玉方が2手目38~34のいずれかに中合して香を近づけてから33金合の筋も考えられますが、余分な駒が1枚でも手に入ったら攻方は32金以下の清算で事が足りてしまいます。
最遠打の機構だけでなく、中合処理までこの駒数で実現できるのはなんとも都合がいいものです。
ただ、実は上の図のままでは不詰。というのも2手目33桂合を見落としていました。32金、同玉、33香成、21玉、61龍、31歩合でもう手が出ません。

そこで記事冒頭の信太作。33桂合の変化を左辺に追い出すことで詰むようにしています。33金合以下が駒余り41手なので、手数的にも最短のまとめです。
収束についてしいて言うなら、34手目81玉でも92龍以下同様に詰むので非限定である上に、72龍、91玉、92龍以下の迂回手順も成立することでしょうか……?


盤面3

そこで鈴川案。よりシンプルに、を目指した結果です。
左辺の配置、本来なら74金1枚で済ませることができそうだなあと脳内で考えていましたが、71桂成のところ41龍、72玉、71龍の余詰があっては致し方なし。
要は92龍に84玉と逃がすのをどう防ぐかという問題なのですが、83龍迄で詰ませるために95と75に壁駒が必要。92龍のところで83歩成、94玉、84と、同玉、82龍の余詰を防ぐために95は銀。また途中の73香を限定するため75はと金にしてあります。
信太作より収束を2手削ることに成功した算段です。

ところが、盤面2で触れたように、33金合の変化を割り切るためには信太作の収束手数が最短だったはず。
どこでそのバランスを解消して手数を削ったのか……その答えが12歩・13香です。
分岐を見ていただければわかりますが、13を塞ぐことによって33金合を21手で割り切っているんですね。

……そこで疑問。なぜ自然な12香・13歩配置ではなく12歩・13香なのか。
これも分岐を詳しく見るとわかるのですが、36龍、17玉まで追ったときに37龍という手があります。これに18玉と逃げると28金、19玉、17龍という手があり、これを取るための配置なのです。
この手順、何が困るかと言えば、これが成立してしまうと最遠打の39香ではなく38香でも詰んでしまうこと! もはや38龍の余地など関係ないわけです。
よく見ると図1、図2ともに12香にして17に利かせていますね。さりげないですが、これも最遠打のための重要なキーだったのです。

……で、それを逆用してみようと考えるのが詰将棋作家なわけで。


盤面4

嫌味のない序盤を過ぎると今度は39香ができないので38香が限定打。37龍まで追ったところで18玉が詰んでしまうので合駒、以下追い戻してちょっとおしゃれな金捨てが入って幕となります。
39に駒を利かせることで38香に限定するのはちょっと安易な気もしますが、他に思いつかないです……。なので、少なくとも不自然にその駒が配置されるのは避けようと、序盤でなんとか37桂から跳ばせる逆算を入れました。
なお、最遠打の原理が「余分な駒が1枚でも入れば詰み→中合不可」だったので、この37桂をさらに不成で跳ばせてくる逆算も理屈上は入りますね。37圭状態では49飛による王手に対してその余分な1枚が稼げますので。
そこまですると形などにしわ寄せがきそうだったので、やめておきました。
それよりも、34手目、36手目あたりで玉の逃げ方が非限定なのが気になります。この手数なら許容してもいいか……とは思うのですが。

さて。
ここまでいろいろ書いてきましたが、すべては次の作をお見せしたいがための前フリでした……!
当然、香の最遠打をメインテーマに据えた作で、一連の流れを踏まえた上で解いていただきたいと思います。(すでに手の内を明かしているので解きやすいはず)

47-3.png

一時的にコメント承認制となっているので、しばらくの間は僕以外の方にはコメントが見られないようになっています。
ソフト使用でも構いませんので、ぜひコメント残していってもらいたいです!

my cube 5周年記念出題 解答

5周年記念出題の解答編です。



55手詰、桂の5段活用(19に打った桂が11まで跳ねる)ということで、5周年には相応しいかな、と思いましたが、やっぱりブログ出題に長編は向きませんでした。
作ったのは5年前くらいなので、配置や手順がいろいろ不格好です。とは言っても、よく正算で5段活用を実現できたものです、と過去の自分を褒めてみたり。

ikz26 「桂の5段活用ですね。他の桂も多段活用だったり、全体的に桂馬が目立った印象があります。このあたりは統一感がありますね。ただ、全体的に膨張気味な手順に感じました。よくある狙いだけに、前例と比較してしまうところでもあります。5年経った今ならどう作るのか、是非本誌で見せて欲しいと思います」

★5段活用の作例は、『幻の城』にも書きましたが、約10作。もし僕が今後作るとしたら、何か新しい狙いを加える必要がありそうです。

三輪勝昭 「25龍までは暗算で読んだけど以下は読み切れそうにないから柿木将棋で手順をみました。3枚の桂が巧く消えましたね。45桂は残るけど及第点の捌きかな。だけど及第点で満足して欲しくないですね。少なくとも自己採点である項目だけでも満点にしなくては。
ある項目は人それぞれです。七種合を狙う人もあるでしょう。僕は桂跳びが凄く好きなので徹底させたい。僕ならここまで行ったなら全部消すまで諦めたりしないです。
狙いは19桂の4段跳びですね。打つ手を含めて5段活用ですが、5に因んでいるとは思えにくいです。
19手目を指した局面は1枚だけ最上段に行くより、全桂の捌きに期待してしまいます。一応上出来の捌きではありますが、これで満足して欲しくない作者であり、素材と感じました。
それと桂の5段活用を主張するなら、この手では駒取り無しを僕は条件としますね。記念作は簡単に解けてたわいないものが良かったと思うけど、それとは別にこの作品はもっと練れたと感じました」

★そうですねー。今なら桂4枚とも消したいと思います。なんとなく以前大学院に発表した「塞翁馬」を思い出しますが。
桂馬の活用は見ていて楽しい手順なので、これからも手掛けたいです。
でも、例えば「2枚の桂の5段活用」などという狙いよりは、言葉を当てはめられないようなものを作りたいですね。

解答ありがとうございました。今後ともmy cubeをよろしくお願いします。

my cube 5周年記念出題

ついさっき、気付きました。my cubeが5周年を迎えていたと。
ついさっき、思い付きました。記念出題をしようと。
これも在庫処理の意味合いが強いのですが。

考えればこのブログも中学1年生からよく続いているものです。(更新が面倒臭くて放置してる某若手作家もいるけどね!)

     5周年記念出題

55-1.gif

55手詰です。手順中にもう一つ、5にちなんだ狙いを含んでいます。もしかしたら人によって4と数えてしまうかも知れませんが、お許しを。
たぶん作ったのは5年以上前です。拙い箇所もたくさんあります。
ちなみに石川県出身のゴジラ松井選手の背番号は55です。

解答はコメント欄に。最終手だけ書いてもらえたら充分です。
締切は7月の終わりまででいいでしょう。それ以後コメント公開します。時間があれば解答発表記事も書きます。
たくさんのコメントよろしくお願いします。

解答編はこちら。

鈴川優希の残暑見舞い 解答発表

出題編はこちら。
すっかり放置していましたが、解答発表をします。たくさんの解答ありがとうございました。






玉の周りには金や銀。唯一の攻め駒の馬は遠くにいます。まず2一に玉を近づける訳ですが、金は温存させ、回りくどく2枚の銀で誘導します。
次は3一に玉を近づけたいのですが、それには3二金が邪魔なので3三桂で金をずらしたい。でもそれには2四銀が邪魔ということで、1三桂、3三桂、3一金という捨駒が出てきます。
その3一金に素直に取るのでは4一飛以下早く詰みます。なので3二玉と逃げるのが正解です。
それに対しては、飛を使って横から攻めたいのですが、それにはまた金が邪魔なので3四桂で上ずらせます。同玉に4二飛と、馬の筋を遮断する手が正解。
3一玉に4一飛成で、以下は追い詰となります。

それでは、頂いた短評です。(敬称略)

こじはる  「なぜ、ブログにと思ったら、このエンディングが‥‥とゆー訳でしたか。手直しは可能かと思いますが、すぐにはアイデアが浮かばず」

★正算で作ったので、収束がダレてしまいましたが、5一の馬が2四まで利いている感じがいいと思います。

坂本栄治郎  「金の代わりに、銀2枚を使うところが面白い」

★2一金、同玉の局面が詰みそうにないので、ここはだいたい見当がつくかな?

しろねこ  「相当変化がある。初手から考えます」

★変化はかなりややこしいですが、単純な打ち捨ての筋なので考えやすいと思います。

プリスマ  「2度の桂による金の吊り上げが面白い」

★3枚の桂を全て守備弱化に使うのが狙いです。

増田  「序盤はこれしかないので、すいすい進むが、42飛の所で52飛としてつまずきました。収束も無難かと。51馬も動く展開だとなおよかったと思いますが」

★6一飛が5二飛の限定に一役買っているのか……?と思わせるような配置。ただの余詰防止です。

長谷川大地  「10手目金を取らないとは!また、13手目42飛が見えず、32金で詰みそうで詰まない紛れを追うはめになった。少なくとも夏向きではなかった(笑)手順は軽快で楽しめました」

★確かに3二金はカッコイイ手ですね。その筋でもう一作作りたいです。

利波  「打ち捨ての連続は良いと思いますが、収束が物足りないところです」

★4二飛、3一玉の後は流れてしまっていますからね……。


次は、コメント欄にて頂いた短評です。

荒川  「作品集を是非いただきたいものです。いつも楽しい作品ありがとうございます」

★とにかく楽しければいい、を頭に置いて創作しています。こちらこそありがとうございます。

三歩人  「馬筋を止める42飛打が狙いか?」

★正算で入れた手ですが、自然と意表を突く手になってくれていれば幸運です。


正解者:こじはる(26) 坂本栄治郎(58) しろねこ(5) プリスマ(3) 増田(33) 長谷川大地(26) 利波(22) 荒川(23) 三歩人(61)

正解数ランキング
1位 三歩人(61)
2位 ほい、坂本栄治郎(58)
3位 馬屋原(34)
4位 増田(33)
5位 長谷川大地、こじはる(26)


当選:長谷川大地
おめでとうございます。近々メールを差し上げますので、郵便番号、住所を書いて返信ください。






鈴川優希の残暑見舞い

坂本栄治郎さんと三歩人さん、作品集了解しました。現在印刷に取りかかっているところです。ですが、半分くらい印刷し終わったところでインクが切れてしまいました。(汗) と、言う訳で、もうしばらくお待ちください。

それで、他にも作品集欲しい、という方がいらっしゃったので(ありがとうございます!)、そんな方のために懸賞出題をしたいと思います。


 鈴川優希の残暑見舞い

zansyomimai.gif


残暑見舞いなのに暑苦しい持駒だなあ。(笑) ですが手順は夏向きで捨てまくりますよ。難しい手はないと思います。手数は20手代。
締切は、8月27日にします。たくさんの解答、お待ちしています。
解答は、いつもどおり最終手手数で。

抽選で1名の方に、作品集「In the cube」をプレゼント!

~解答方法~
このブログの右側のサイドバーに、「鈴川優希の残暑見舞い 解答送信フォーム」とあります。そこにお名前、あなたのメールアドレス、件名を入力してください。件名は「1周年解答」でお願いします。
解答(最終手と手数)、コメント(自由)を入力したら、「確認ボタン」をクリックし、内容を確認してから送信してください。
今週の詰将棋とは方法が異なるのでご注意。
もし、メールアドレスをお持ちでない方や、不都合のある方は、この記事にコメントしてくださっても結構です。



今週の詰将棋も出題中!




my cube1周年記念特別出題 解答発表

締め切ってから1週間ほど間があいてしまいました。ごめんなさい。
商品の作品集も完成したので、解答発表をしたいと思います。
出題編はこちらです。







行きは歩の連打、帰りは変則的な銀歩送りのような手順です。
ちなみに、16手目などに成ると、桂捨てを入れなくても歩が打てるので、早く詰みます。
還元玉も少しだけ意識しました。
趣向詰の経験が少ないため、ありがちな手順になってしまったようで、評価は微妙でした。

頂いた短評です。(敬称略)

三歩人  「二枚角の軌跡が美しい。4桂が消えるのも、いいですね」

★2枚の角が網目のように動きます。

しろねこ  「初形がよく角、桂、金が消える。玉が大移動する。難問です」

★気持ちいい詰みですが、趣向詰なので手が分かりやすいはず。難問なのかなあ……。

こじはる  「今までにてくつかこの夏木立趣向は見られるけど、決定版は、田中輝和さんの?神風特攻隊?でしょうか。前半と後半を工夫して付加価値を加えたいところですね」

★神風特攻隊という作品があるのですか。詳しく知らないので機会がありましたらご紹介ください。

風みどり  「これは「知っている作品」なので見た瞬間詰んでしまいました。是非、過去作もある程度研究の上、大学院に投稿ください。待っています」

★もしかして同一作がありましたか? 同一作検索には掛けてみたのですが……。
過去作にどんなものがあるのか、知る術が難しいのですが、趣向詰に関してはちゃんと研究してからでないといけませんね。反省。

坂本栄治郎  「駒が、奇麗に捌け、玉が元の位置に戻る。素晴らしい」

★ありがとうございます。捌きを重視した詰将棋でした。

増田  「銀歩送りの応用版という感じの趣向作ですね。角も送るとは! 解いていてとても楽しかったです。ありがとう。最後に、27金と18金は銀にして、駒種の数を調整したいです」

★確かに、金は銀の方がよさそうですね。そこまで気が回りませんでした。

u-maku  「自分も去年この筋作ったけどそれより良いです。
makuan.gif

★あー、ほとんどかぶってしまっていますね。それでも飛捨てが入っているのでまた違った印象です。

ほい  「二枚角の御供はくるくるにありそうでこわいですが、ともかく一周年おめでとうございます^-^」

★よくある筋なのですね……。改めて分かりました。


そう考えると僕の趣向作は全て前例がありそうで怖くなってきました。過去の名作が載っている書籍など、お勧めのものがありましたらご紹介ください。


正解者:三歩人(53) しろねこ(3) こじはる(18) 風みどり(1) 坂本栄治郎(49) 増田(28) u-maku(22) ほい(50)


当選者:ほい
おめでとうございます。近いうちにメールを差し上げます。


正解数ランキング
1位 三歩人(53)
2位 ほい(50)
3位 坂本栄治郎(49)
4位 馬屋原(31)
5位 増田(28)





my cube1周年記念特別出題

今週の詰将棋が第50回に到達ましたが、(現在解答募集中! よろしくお願いします。)今度は

my cubeが1周年です!

2009年6月29日、何の思いもなくスタートさせたこのブログですが、もはや1年。早いものです。
このブログに掲載した詰将棋は、約100作。

詰将棋について皆さんと語り合えて、本当に楽しかったです。
このブログがきっかけで、長編に挑戦してみたりもしました。
詰将棋の輪を広げられて、良かったです。


記念に、詰将棋を1題、出題します。


my cube1周年記念特別出題

1yeras old


1周年を飾るのは趣向詰です。手数は長いですが、簡単。それでも中身は充実していると思います。
締切は、7月12日。たくさんの解答よろしくお願いします。
解答は、いつもどおり最終手手数で。

抽選で1名の方に、図書カードか、鈴川優希のミニ・作品集(!?)をお送りします。

→締め切りました。


~解答方法~
このブログの右側のサイドバーに、「my cube1周年記念特別出題 解答送信フォーム」とあります。そこにお名前、あなたのメールアドレス、件名を入力してください。件名は「1周年解答」でお願いします。
解答(最終手と手数)、コメント(自由)を入力したら、「確認ボタン」をクリックし、内容を確認してから送信してください。
今週の詰将棋とは方法が異なるのでご注意。
もし、メールアドレスをお持ちでない方や、不都合のある方は、この記事にコメントしてくださっても結構です。






シルバーウィーク解答

my cube初の懸賞出題でしたが、7名の方から解答を頂きました。

まずは解答を。






広い初形。3三飛成しかありませんが、さて……。
逃げる手は論外。歩合も5三角で簡単。よって4二に利く金か飛となります。金から考えて行きましょう。
3手目5三角とすると……龍の横利きが止まって詰まない。そうか6四角だ。4一玉、5二銀、同玉、3二龍、6三玉。ん? もし角が7五なら6四金迄で詰み。そうだ、3手目はもう一間離して7五角だ。
当然、中合だけど、歩なら同角、4一玉、4二歩で詰み。角も6三角でダメだから桂に決定。
初手から3三飛成、3二金、7五角、6四桂。お、ここからは簡単だ。同角、4一玉、4二銀、5二玉、5三飛成、6一玉、5一銀成、7一玉。7三飛成には8二と8三に利かせて7二金。あとは取って……詰んだ、詰んだ。
では2手目に戻って飛合を調べよう。うーん、7五角では詰みそうにないなあ。待てよ、4二角という手があるぞ。4一玉に3二龍で……よし、詰んだ。そのための3五歩だったのか。解決。


解答者の方の評です。(敬称略)

谷口翔太  「5連休、暇つぶしにHPを散策。貴作を発見、何処かで見た名前、詰パラの表紙でした。狙いは64桂合でしょうね。合駒が3度、中学生にしては、良い出来映えです。変化に備えて35歩と盤面が拡がった、追い詰めの感もある。これがマイナスかな」

★適当に駒を並べていたら、6四桂が出てきたので、これは作品にしないと、と思い、組み立てました。正算だと、どうしても流れてしまいます。
このサイトでは今週の詰将棋も出題していますので、そちらもぜひ。

しろねこ  「はじめて応募します。おもちゃ箱の詰将棋で見つけました。すっきりしていてわかりやすい詰将棋です。最後、駒余りがせずに完成です」

★合駒初級編という感じでしょうかね。駒が余らなかったのは幸運です。

坂本  「こんにちは。いつもお世話になっております坂本と申します。今回の問題は物凄く厄介だった。でも面白かった。最初から合駒が飛か金かで相当迷ってしまったし、3五歩の意味が、飛車合いの為と言うことが後に解った。盤面の右はしから左はし迄使うスケールの大きさも凄いし中合いに桂が出てくるのも凄い。いやぁ良い問題をありがとうございました」

★いきなり金か飛かで迷わす心理的作戦? 楽しんで頂ければ満足。

ほい  「2度の金合と捨て合が狙いでしょうか? 正解かどうか少し不安。自分は、もし抽選であたったら、図書カードじゃなくて蛙さんのブログみたいに作品集が希望です。何年後でもいいので。^-^」

★合駒だけ、という作品になってしまいましたね。
作品集? 何年後になることやら。(笑)

利波  「この筋は一度は誰もが作る筋なんですよね。金合が二回入る
あたりは珍しい展開だと思いましたが、配置が少し苦しめです
。この筋の決定版として、鳥越九郎氏の作品を紹介しておきます。
攻方:33龍 玉方:41玉、54と 持駒 角、銀
43龍42飛96角74桂同角51玉52銀62玉63角成71玉62馬同玉74桂72
玉63龍81玉83龍71玉82龍迄19手」

★こんな作品がありましたか。盤面3枚。綺麗ですね。まあ、僕の作品のほうは収束に金合が出てくるという点を評価して頂ければ。

馬屋原  「2手目金合か飛車合かで少し悩みました。桂の中合いが好手ですね。ちなみに、35歩は何のための配置でしょう?それ程調べたわけではありませんが気になりました」

★さっきも書いた通り、飛合のための配置です。他にも、4四歩や5四歩といった、変な配置がありますが、どちらも余詰防ぎです。この3枚、どうにかできないかなあ。

増田  「最初の連続合から正算で創ったのかな?(間違えていたらごめんなさい) 収束も龍を消しているから無難だと思います。できれば32金になにか一働きして欲しいですが、難しかったのでしょうか」

★まず桂合から正算でつくり(最後に金合が入ったのはラッキー)、金合はその後無理やり逆算しました。なので、3二金はもとから動かす予定はなかったというわけです。変な逆算でアンバランスになってしまいました。

正解者:谷口翔太、しろねこ、坂本、ほい、利波、馬屋原、増田 以上7名


また、ブログのコメントで解答をくださった方が2名いましたので、こちらの評も。

三歩人  「75角打、64桂合が狙いですネ。これは創作で考えた事があるのでスンナリ解けました。84香が75角打を暗示しているようにも思えます」

★スンナリでしたか。8四香も仕方ない配置。

u-maku  「金合2回に桂馬捨ての手も入り悪くはないですが、個人的には解後感があまりよくなかった。何かもう1つ面白い手が欲しいかった」

★あー、解後感は最悪です。(笑)


当選者:馬屋原

累計正解数ランキング (今回正解した方は2点入ります。コメント欄での解答は1点とします。)
1位 三歩人、ほい(13)
2位 坂本(11)
3位 タラパパ、馬屋原(10)
4位 荒川、利波(9)
5位 須藤@詰パラ、小野寺(8)




今週の詰将棋出題中!



 ←クリックお願いします。



シルバーウィーク特別出題

明日から5連休ですね。「シルバーウィーク」というそうです。
皆さんは何をしますか? 僕は5日すべて部活です。(汗)

my cubeでは、シルバーウィーク特別出題を行うことにしました。いつもよりはマシな作品だと思うので、ゆっくり解いてください。(笑)


シルバーウィーク特別出題

21-5s.gif



締切は、9月30日。たくさんの解答を期待しています。

→解答は締め切りました。


~解答方法~
鈴川優希宛へメールを送ってください。メールアドレスはmakugaeru●livedoor.comです。(●を@に替えてください)
件名を「シルバーウィーク解答」とし、解答と短評を入力して、送信してください。抽選で1名の方に、賞品として図書カードを送ります。
今週の詰将棋の解答とは方法が違うのでご注意ください。




今週の詰将棋も出題中です! 現在7人!




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About
my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

第φ回裏短編コンクール
2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

このブログはリンクフリーです。Sine 2009.6.
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makugaeru●yahoo.co.jp
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