第16回 解答発表

出題編はこちら。


第16回の解答発表です。






まずは5手目まですらっと進みます。捨合するしかありませんが、小駒は簡単。角と飛、どちらが正解でしょう?
まずは角よりも早く詰みそうな飛合から調べてみます。以下同飛、1三玉、3四飛でまた合駒です。しかしここも小駒は簡単です。飛は売り切れなので角に決定。同角、2三玉に1三飛のぶち込みで詰みます。
次は6手目角合を調べます。同飛、1三玉に今度は2五飛という手があります。以下3五香、2四角、2三玉、4二角成、1三玉、2四馬まで金余り。ということは6手目は飛合が正解ということになります。
と、ここまでが僕の読み。しかし! 実は6手目は角合は変同だったのです!
どこに見落としがあったのかというと、2四角、同飛、1三玉、2五飛の時に、2四桂!という受けがあり、僕はこれをうっかりしていたのです。以下同角、2三玉、4五角、3四歩、3五桂迄駒余らず。

余詰の上に変同まで見逃してしまって、ご迷惑をおかけしました。すみませんでした。

それでは、みなさんの評です。(敬称略)

u-maku  「主役は大駒ですね。手順も配置駒うまいね」

★攻方の着手は全て大駒です。

三歩人  「飛には飛、角には角の阿吽の合駒が良いですね」

★かっこいい例えですね。

小野寺  「なんつー変態的な(ほめ言葉)つめしょーぎだよ。がんばっているようで~なによりですわ」

★ちょっと新しい筋ではないでしょうか。

通りすがり  「6手目の合駒は角だと同飛、13玉、25飛、24桂、同角、23玉、45角、34歩、35桂で15手駒余らず。(ただし長手数の余詰あり) また、13手目から41角もしくは33角成で余詰があります。何か見落としているでしょうか」

★余詰指摘に加え、変同指摘まで、ありがとうございます。余詰の方は4三銀を4一銀に変えて修正させて頂きました」

松田  「6手目角合は変同ですか?間違っていたらすいません。 43銀の意味はなんですか?」

★変同なんですよ。1四香を歩に変えて、2六に玉方香でも置いたら修正できますかね。4三銀の方は、余詰防ぎですが、実は防ぎきれていなかったという……」

坂本栄治郎  「6手目の合いごまで今だに角との比較で悩んでおります」

★悩ませてしまってすみません。作意は飛でした。

ほい  「小駒は簡単に詰んで、飛車合角合とは粋ですね。 繰り返しで合駒いっぱい請求できそうなところが楽しい」

★なるほど、繰り返しの趣向が作れそうですね。例えば、どんどん歩を捨合させて、香が出てきた時点で収束に入るとか。

利波  「6手目24角は変同ですか? どうもスッキリしません。この手の作品は変化はスッキリしていないと解後感が良くありません。変化はパソコンだけでなく、自分でも一つづつ潰していかないと、変同はこれからも出るんじゃないかな。 もし変化が割り切れているのなら、ゴメンナサイ。 作意自体は、この形では珍しい飛合が出てから角合いも出て、面白いと思いました」

★桂合をうっかりしていました。なにしろ柿木将棋が角合の場合、駒余りの順で答えてくるので、信じ切っていました。自分でも確認しないとダメですね。

タラパパ  「この構図なら、もっと面白いことができるはず。ちょっと消化不良」

★そうですね。いつか全面的に改作するかもしれません。

増田  「先に角合だと、34飛ではなく25飛で詰ますのがいいですね。詰上がりの重さが弱点ですね」

★余詰が強力で、軽くなりませんでした。4香配置も辛いところ。



正解者:u-maku、三歩人、小野寺、通りすがり、松田、坂本栄治郎、ほい、利波、タラパパ、増田


累計正解数ランキング
1位 三歩人、ほい(16)
2位 坂本栄治郎(14)
3位 タラパパ(13)
4位 馬屋原、利波(11)
5位 小野寺(10)




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管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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