第23回 解答発表

出題編はこちら。


今回は気が重いです。実は出題図には余詰がありました。






これは修正図。出題当時の図は、5二桂が歩で、さらに4五に攻方の歩がプラスされていました。これだと、5手目2三龍以下余詰みます。
三歩人さんと利波さんから指摘頂き、修正しました。5二桂は三歩人さんの案で、それなら5手目5六角を封じる4五歩もいりません。
余詰を修正したら駒数が少なくなった、って、ただの推敲不足以外の何ものでもないですよね。

作意手順の方は、裏をかく筋。1二龍~2四角成がいささか変わっているかなあと思ったのですが、伝達に苦労している模様。

それでは、皆さんの評です。(敬称略)

三歩人  「2四角成を見つけて角の打ち替えかと思ったが…。
5手目、2三龍以下の余詰があります。5二歩を桂にすれば良いと思います」

★ご指摘、ありがとうございました。上のように修正しました。

古田龍生  「初手が意外と見えなかったです」

★平凡な手ですものね。

ほい  「どこが変かはさっぱりわかりませんでした。2四角捨てが素敵です^^」

★1二龍で逃がしておきながら、角成で追い戻す手順が変かなあ、と。

坂本栄治郎  「2四角成が、強烈大駒の威力が身にしまる。前回の汚名をそそぐべく正解を念ず」

★2四角成を同歩の時の2三角も強烈ですよね。

増田  「一応解けましたが、何が変なのかはわかりませんでした。う~ん、これでは正解にならない(笑)」

★2四角成から歯車が逆回転を始めるような……のつもり。

タラパパ  「最終手だけ書くには勿体ない好局。いつも〆切ぎりぎりに解くのですが、詰まないので焦りました。51角と42龍、そしていかにも角打の限定のための35桂配置。チラ見で、14金、同玉、36角、同と、12龍の筋。簡単だね、と思えばさにあらず、36角を同とでも、24玉でも詰みそうにない。見事に読みを外されました。筋を逆手に取った手順。これは上手い!」

★チラ見で解けた方はかなりのへそ曲がり。(笑) でも、それだけの詰将棋なので、ここまでいい評価をされるとは思っていませんでした。ありがとうございます!

利波  「色々危ない筋があり、5手目23竜や67角で一目詰みそうなので、柿木先生にお伺いをたてたところ、5手目より~(手順省略)~まで33手詰とのことでした。 作意は初手22龍の裏筋の15飛から入って、24角成の好手の入る、好短編(ただし最終手の非限定は若干気持ち悪い)でしたが、残念でした」

★こちらもご指摘感謝。収束がだらだらなのはちょっといけませんね。


正解者:三歩人、古田龍生、ほい、坂本栄治郎、増田、タラパパ、利波

正解数累計ランキング
1位 三歩人(23)
2位 ほい(22)
3位 タラパパ、坂本栄治郎(20)
4位 利波(17)
5位 馬屋原(15)





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管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
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