初の長編?

最近、よく「長編にチャレンジしてみたら?」と言われます。
今まで長編は作った試しがなく、現在の最高手数は45手と、やはり中編の域を出ない……。
なぜか長編には苦手意識があるのですよねえ。
長編は、まず発想が大事です。ですが、良い発想が浮かばない……。思いつくものと言ったら、馬ノコ、龍追いくらいです。まあ、これは今まで長編をしっかりと見てこなかったせいだと思います。どうも敬遠しがちで、なかなか手が出ないのです。

そこで、図巧83番は、改作がしやすいということで、それに挑戦しているのですが、はっきり言ってサッパリです。左辺に手を加えれば300手を軽く超える? うそぉ。
全体を左にずらして、右辺で取る歩の数を増やせばいいかなあとか考えたのですが、余詰の嵐。左下の方向転換の地点を、もっと手を込めようかと思ったのですが、うまくレールが敷けず挫折。
どうするかなあと思って、しばらく考え込みましたが、ダメでした。

しかし、そこで思いつきました、ついこの前発表された長編、「アトランティス」のような龍追いにしよう、ということです。
とりあえず9五に角を置き、真ん中辺にはごちゃごちゃと適当に配置して……。お、4九あたりで持駒を消費するなあ。それじゃあ金を取られないための捨合で持駒を稼いで。んっ、これに3四あたりでもう一回持駒が消費するようにしたら……。
いやあ、はかどることはかどること。ここまでのめり込めたのは初めてでした。
そこで、完成した原理図がこちら。






どうです? いいでしょ、1往復で2回、合駒が手に入ります。右上の配置は図巧83番を組み合わせました。
といっても、このままでは無限ループ。ここからが大変なのですよ。






これはあくまでも一例です。4九の駒が香になれば、3四玉と逃げた時に4五とという手があるので、収束に入れる構想ですが……うーん、一応詰将棋としては成立しているけれど……。もっと伸びますよ、絶対。これじゃあ2往復しかしてないです。
1往復が約50手として、10往復すれば500手。いけそうだけどなあ。


と、いうわけで、これを素材とした案を募集します。具体的な図でももちろん構いませんし、ここをこうすれば手数が伸びる、的なことをどんどんコメントください。よろしくお願いします。

初の長編となるのかなあ……。




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管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
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