第37回 解答発表

出題編はこちら。

解答発表と出題がいろいろと順番が入り混じってしまって紛らわしいのですが、今回は第37回の解答発表です。






まあ馬を動かして開王手、しかないのですが、12箇所のうち、どれが正解でしょうか。
それを解くカギは、4二に逃げられた時の対応です。5三香成で引き戻すのが手筋ですが、その時どちらで取られても詰むのは……。そう、初手は8五馬行だったのです。
馬の利きがダブってやりにくいかなあと思います。

それでは、皆さんの評です。(敬称略)

古田龍生  「3手目4一馬では、同飛、7五馬に5三に合駒で不詰めですか。なるほど」

★お、いいところに目を付けましたね。

ほい  「馬がたくさん動けるのに正解は一つがロマンですね」

★12箇所全部作れたらすごいかも。

三歩人  「狙いは面白いが、この配置じゃ58馬は左辺へ行くしかないもんね(笑)。34香・22龍とすれば31歩は省けると思います」

★龍にすれば一枚省けるんですね、うっかりしていました。これなら右へ馬移動も少しは考えるかな?

坂本栄治郎  「何時もながら大駒の後に隠れた香車の威力は凄い」

★その大駒が動くだけでビームが玉に直射します。

長谷川大地  「5手詰めとは思えない苦戦をしました」

★よかった。(汗) とりあえず3手、5手はヒトメでは分からないような初手にしたいです。

ストンリバー  「舞台はやや大きいが、手順は良いと思います」

★今考えたら、3筋から右の駒を全部省いて、右に3つ全体を移動させても成立しています。こんなに簡単な図にできるなんて……。推敲不足ですねえ。

こじはる  「いいんと思うんですけどぉ‥‥初手が今一つ‥‥形も何とかならないでしょうかぁ‥‥」

★ありゃ、今一つでしたか。形は上に書いたようになんとかできるのですが……。

増田  「どこに馬が行くのかな、と思いましたが、意外と素直な地点ですね。ところで、構図と手順からパラ’08年3月の内山真氏の作を思い出しました。好作だと思いますので、未見でしたら解いてみてください。

uchiyamasaku.gif

6八馬、4二玉、5三飛成、同玉、8六馬迄」

★はい、この作は知っていました。というかこれが元ネタです。もうちょっと意外な場所に移動できないかなあ、と考えて、8四馬行の手順になったのですが、意外性としてはこちらの内山さん作の方がずっと上ですね。(-_-)

馬屋原  「第1感(76馬)がはずれだったので楽しめました」

★第1感の7六馬を一つだけ通り過ぎた8五馬。



正解者:古田龍生(16) ほい(35) 三歩人(36) 坂本栄治郎(33) 長谷川大地(6) ストンリバー(4) こじはる(3) 増田(15) 馬屋原(26)

正解数ランキング
1位 三歩人(36)
2位 ほい(35)
3位 坂本栄治郎(33)
4位 馬屋原(26)
5位 タラパパ(25)



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お察しの通り匿名は僕です。
うっかり名前の入力を忘れてしまいました。

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月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
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