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夏祭りに行ってきました。
しかし、石川県のド田舎に住んでいるもので、大したことはしません。高齢者社会なので、日本民謡や三味線などの発表会など、渋い内容。スイカ割りもありましたが。
ですが、ド田舎も捨てたものではありません。特大のイワナが一匹300円で売っている出店がありました。ここぞとばかり、合計5匹も買いました。(笑) うまかった。
それでは本題。
今日は、ちょっと僕が思いついた新手筋について話します。
それは……合駒を2手後に動かすことです。
意味が分かりませんが、ちょっと図を挙げて紹介します。
原理図原理図を見てください。
僕が思いついた新手筋は、ここから7九飛、6九角合、5九角、3六角成と進むことです。
合駒を2手後に動かすことは不可能に思えますが、1手目に王手した駒の利きを、開王手で動く駒でふさいでしまえばあり得ます。
試しに作ってみようとしましたが、かなり難しい。合駒を動かした後の手順もうまくまとまりませんし、余詰も無限大に出てきてしまいます。
合駒を2手後に動かす詰将棋。どなたか作ってくださいな。って、これは相馬さんの掲示板になってしまうではないか。(笑)
今週の詰将棋出題中! 現在6人の方から解答を頂いています。
合い駒を2手後に動かすだけなら、下記のような例があります。(数年前の小学校に、このような作品が載っていたことは覚えているのですが、引っぱり出すのが面倒なので、原図とは若干配置が違うとは思います。)
攻方 36飛、39馬、69飛
玉方 19玉、47角
持駒 なし
5手詰
ただ、中合いを2手後に動かすのは難しそうですね。TTT(詰将棋課題コンクール)の課題募集に応募するのも一つの手?
報告、ありがとうございます。
5手詰で実現可能なのですね。しかも飛角図式で、よくできていますね。
しかし、ちょっと非限定が気になりますね。2手目金合が完全に割り切れているとは言い難いし、4手目銀不成でもいいし、最終手2七馬も可ですものね。
中合で動かすのはやはりありませんでしたか。チャレンジしてみたのですが、盤全体に駒があるという状態になってしまいそうです。
こんな作品ができますか。
これは上手い!
これは既に多数あります。
それだけでは面白くないので、不成も組み合わせています。
「不成の舞」68番、73番、79番などをご覧下さい。
>タラパパさん
まだまだ素材の段階なので、これからいろいろと手を加えていこうと思います。
>田原宏さん
田原さんのサイトは、もう「お気に入り」に入れてあって、いつも見させてもらっていますよ。力作群に圧倒されています。
作品を改めて鑑賞させて頂きましたが、不成が高級ですね。この手筋なら、いろいろと工夫できそうです。
ですが、中合駒を2手後に移動合で動かす、という作品は前例があるのでしょうか?
熱心に更新されており、いつも感心して拝見しています。
>合駒を2手後に動かすことは不可能に思えますが、1手目に王手した駒の利きを、開王手で動く駒でふさいでしまえばあり得ます。
このパターンで中合した駒を次の手で動かす例としては、以下の拙作があります。ご参考になれば幸いです。
詰パラ2005年2月 中学校
攻方:17桂、35香、73馬、83飛
玉方:11桂、12歩、14桂、15角、22桂、
24玉、93飛
持駒:金
9手で詰めたら不正解ですよ(笑)。
流石です。2手目2三玉の紛れも奥深くていいですね。それと9三の飛が、工夫された配置だと思います。
どうしても、正算で作ると、収束が上手くまとまらないのですが、金捨てでしっかりとまとまっていますね。
今、僕はこの作品で言うと6手目が移動合、という構想を持っています。(ちょうど「新構想 その②」の作品のような) 中村さんの作品を、いろいろと参考にさせて頂きたいと思います。