第64回 解答発表

出題編はこちら。
なんとなく漢字検定を受けてみようと思い、参考書を買ってきて勉強を始めました。何級かは秘密。
模擬問題をやってみたところ、読み、書きはまずまずできるのですが、四字熟語が全滅という……。







序の4手は重い幕開け。その後は金を桂に打ち換えるのがポイントです。後は序の重い大駒たちを捌き捨てて3一飛まで。打ち換えの意味は詰上りで一目瞭然ですね。
出題時に「狙いに気づいてほしい」と書いたのですが、どうやら気づかれた方は少なく、残念でした。地味といえば地味ですが、そのために序の4手を付けたので、これはこれで意味があるのではないかなあと思います。

それでは、頂いた短評です。(敬称略)

こじはる  「エンディングに向かうにつれて盛上がっていく。序盤を手直しすれば、表紙や高校、順位戦でも充分通用するレベルですね」

★積み崩しのような雰囲気でしょうか? 一度、本格的な積み崩しを作ってみたいのですがねえ。

坂本栄治郎  「大駒を、バサバサ斬って最終の攻め駒が3まいとは気持が良い」

★詰上りからの逆算で創作したので、気持ち良く仕上がったと思います。

さわやか風太郎  「4三への逃げ道封鎖に至る茨の道」

★打ち換えの部分は逆算がうまくいきました。

三歩人  「終盤の畳み込みは迫力あり」

★やっぱり収束は大駒を捨てたいものです。

m  「重い形もすっきりしてつみあがり

★序を重くしたのは終盤の捌きを目立たせるため、と言えれば恰好がつくのですが。(汗)

がもうの  「締め切り日にようやく解けました。5手目に悩み、34飛は邪魔駒かと考え3手目31飛成から消す手順にはまりました。桂の打ち場所を考える事で解決しました。打ち換えからの収束は気持ちいい手順でした」

★3四飛が邪魔駒! そっちを作意にしても1局できそうですね。

荒川  「11手目の3二飛成はその局面ではわかりますが、その前にこの局面にしたいとは思えません。難しい問題でした」

★詰上りが見えなければ打ち換えも見えないでしょうから、難しく感じるのだと思います。

神戸ひとし  「玉の動きが狙いかな?」

★その通りです!

ほい  「狙いは王様回転、逆回転ですね。^-^ 桂の打ち変えからの収束もみごとですね。クオリティとしては、たまに今回みたいな本気を出す作戦はどうでしょう。^-^ 自分なら、ネット上の催し物に投稿したいな~」

★ほいさんには、いつも狙いを感じ取って頂いて嬉しく思います。もっと狙いをたくさんの方に伝えるにはどうすればいいのでしょうか。

利波  「35桂として43に逃がさないのが急所ですね。11歩は香ではダメなのかな? 私なら取られるだけの43飛は不満で、43の位置に飛を動かす逆算も難しそうなので、いっそ4手カットして、14金も取って、持駒飛金桂の9手詰にしそうです」

★1一歩は香でも問題ありませんが、無理に実戦形にする必要もないかな、と考え、歩にしました。
それと、飛を取る逆算はちょっと強引でしたね。でも打ち換えだけではテーマが弱いかなと思ったので、玉の回転を取り入れた訳です。


正解者:こじはる(29) 坂本栄治郎(62) さわやか風太郎(4) 三歩人(65) m(7) がもうの(3) 荒川(27) 神戸ひとし(6) ほい(62) 利波(23)

正解数ランキング
1位 三歩人(65)
2位 ほい、坂本栄治郎(62)
3位 馬屋原(37)
4位 増田(34)
5位 こじはる(29)






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No title

狙いですか・・・難しいですね~。
自分は短編趣向系が趣味なので狙いに敏感なのかもしれません。てへ^^
解答を手数と最終手にするんじゃなくて、狙いにしてみたらどうでしょう(笑)

それでもダメなら、王様3回転くらいさせるしかありません!!

No title

コメント遅れてすみません。

解答を狙いですか! 面白いですね。
それにこの場合だったら、解答方法を「玉の位置の変移」としたら、「3二、2一、1二……」と入力している間に狙いに気づいたりして。

面白い意見ありがとうございました。
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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