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将棋の複雑さ

随分前の話になってしまいましたが、「あから」が清水女流王将に勝利しましたね。
僕は実戦はよく分からないので詳しい棋譜の検討なんかはしていないですが、あからの桂のただ捨てが勝敗を分けたようです。
百数十台のコンピューターをつなげ、4つのプログラムを並列に動かす。想像がつかないくらいの重装備ですね。清水王将が負けたのもしかたないところだと僕は考えています。
しかし、プロの方々にとっては困ったことになったのかも知れません。

調べてみて分かったのですが、ボードゲームのほとんどは、もはやコンピューターが支配する時代となっています。
オセロは後手必勝、五目並べは先手必勝だとコンピューターにより全ての変化が読みきられていますし、チェスも先手が圧倒的に有利で、コンピューターにかなう人はいません。ちなみに最近はやりのどうぶつしょうぎは、後手が78手以内で必勝らしいです。
先手、後手の有利、不利がほとんどなく、コンピューターが人間に勝てないのは、将棋と囲碁くらいです。

将棋の最も面白いところ、それは取った駒を使えるというところですね。これによって着手の幅が大きく広がる訳です。
チェスは、盤上からどんどん駒が消えていくので、どんどんコンピューターに有利になっていきます。が、将棋は、中盤、終盤には80通りくらいの指し手があり、10手先まで読もうと思ったら、1秒に1億手読むコンピューターでも、3000年かかる!らしいです。

人間とコンピューターの思考は、根本的に違っていて、人間は大局観と勘、そして狙いに基づいて指しますが、コンピューターの場合、常にその局面での最善手を指そうとします。
渡辺竜王対ボナンザの対局がありましたよね。あの時、渡辺竜王はすでに勝ちだと分かっているのに、ボナンザは渡辺竜王の準備している好手が読めないため、いつまでも自分が優勢だと思い続け、その好手を指された瞬間、負けに気付いたそうです。

コンピューターと人間。コンピューターが将棋の世界を支配してしまう時が来るのが怖いですが、人間は、コンピューターにはない、大局観、勘、狙い、そしてセンスを磨いていかなくてはならないなあと僕は感じました。


長文ありがとうございました。
これが僕が奇襲戦法にこだわる理由になっていれば。(笑)





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この記事に対するコメント

コンピュータを何個もつなげてるのなら棋士(人間)も何人かで協力して対戦できないのかなぁ(^^;不公平?

パラ星人(^_^) #- | URL 【2010/11/03 14:43】 edit

No title

なるほどー。でも「4つのソフトをつなげた1つのソフト」ととれば、1対1ですね。
でも僕は「棋士がソフトに負けること」よりも、「将棋の必勝法が見つかること」を恐れています。

鈴川優希 #- | URL 【2010/11/04 19:50】 edit

No title

おもしろいぶろぐだなぁ

のだかず #YAPWEEFk | URL 【2010/11/04 20:58】 edit

No title

つめしょうぎのことをおもにかいていますさくひんをたのしんでいただけたらさいわいです

鈴川優希 #- | URL 【2010/11/09 06:34】 edit

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