第66回 解答発表

出題編はこちら。
解答発表がかなり後回しになっていました。







何といっても玉頭3連発が主眼。2五の駒は金などでも良いのですが、これが馬なら2四馬という手がやりにくくなり、紛れもかなり増えると考え、2五の駒は馬にこだわりました。そのせいで5一桂や6二銀といった情けない配置ができてしまうのですが、玉頭捨てを見えにくくするための工夫のつもりです。

それでは、頂いた短評です。(敬称略)

荒川  「3連続の捨て駒ですが、2番目の馬捨てが難しいところでした」

★この「馬をまっすぐ捨てる」手にどれだけ意外性を感じて頂けるかが勝負。

ストンリバー  「置き去りにされてしまった守備駒という感じになりましたね」

★紛れと配置の両立は難しいもので、どっちつかずにならないようにしました。

三歩人  「グイグイ捨ての一手」

★無理やり押し込む!

坂本栄治郎  「3連続捨て駒の気持良いが変化同手数が多いように思う」

★6手目3三玉と逃げたら変同ですが、特に味が悪いとは感じなかったです。また、これを消そうとすると大変で……。

こじはる  「桂香図式で、この意外性は面白いですね。もう少し推敲すれば、角敏雄さん風の難解作になるんじゃないでしょうか」

★未だに詰キストの盲点がよく分からないので、角さんのような作品を参考にしたら良いですかね。

ほい  「2四金が一番多い詰め上がりかな? 作るほうは、2六飛を消さないといけないのだが、読むほうは、2六飛なんて読まない。料理は作るのに時間がかかって食べるのは一瞬ですがそれに通ずるものがありますね」

★2六飛を消すことは特に考えていなくて、実は勝手に限定打になっていたという幸運。料理で言うと間違えて調味料を入れてしまったけど、それが隠し味になって美味しくなった、という感じ?

さわやか風太郎  「飛車の限定打が光っている。手順がいいだけに初形が惜しまれる」

★駒数を少なく推敲すると、こんな感じでしょうか。

9-5+.gif

がもうの  「今回も自信はありません。3手目35桂から22飛の筋で時間を費やし過ぎました。馬捨から限定打と好手が続きますね。正解ならば、ですが……」

★ありがとうございます。作者冥利につきます。


残念ながらu-makuさんとmさんは誤解でした。お二人とも3手目3五桂の紛れに引っかかったようです。またの挑戦をお待ちしています。


正解者:荒川(29) ストンリバー(18) 三歩人(67) 坂本栄治郎(64) こじはる(30) ほい(64) さわやか風太郎(5) がもうの(4)

正解数ランキング
1位 三歩人(67)
2位 ほい、坂本栄治郎(64)
3位 馬屋原(37)
4位 増田(35)
5位 こじはる(30)





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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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