第93回 解答発表

出題編はこちら。
今週の詰将棋100回では、どのような出題にしようか今更迷っています。やっぱり曲詰がいいかなあ。







うーん、しまった。出題時にトリック作と書いておいたけど、それでも誤解者を出してしまいました。
6手目1三同玉と取ると、1四金以下桂の原型消去となって余詰もないきれいな13手詰。しかし作意はその上を行きます。
6手目は1一玉。1段目の玉に上から成桂、馬、龍で押しつぶせる形なのに、なかなか詰まないです。暗算で解いている方は大きな罠となってしまいました。
9手目3二龍とまわり、1四金と捨てる。変化とは上下が反転したような手順となるのが狙いでした。

それでは、頂いた短評です。(敬称略)

ほい  「序盤の手の流れが気持ちいいですね。そしてみんな大好き9手収束ブロック」

★イヤミな手が一手もなく、初手から収束までが一つの手順みたいです。

荒川  「桂馬が邪魔で捨てたのだから龍がその方向から行くことばかり考えた。ところが反対から行くのですね。非常に不思議な感じです」

★玉の逃げ方が想定外、急遽作戦変更です。

ss  「既存の収束をうまくアレンジした好作。変化では上から、作意では下から回り込む龍の動きの対比が面白い」

★本当は上から回り込む筋で逆算をしていたのですが、ちょっと面白みを出してみました。

さわやか風太郎  「1七桂が邪魔駒。竜を上から行くか下から行くか変化手順と対照的」

★変化手順も楽しめる、自作ではなかなか貴重な作品でした。

坂本栄治郎  「飛金桂が捌けて綺麗な詰将棋。龍が一回りするのが面白い」

★清涼詰なのも気持ちがいいかな、と思います。

野中正義  「簡単じゃなかったよ。何時間もかかったよ。跳ねた桂をそのまま成り捨てるとは、盲点をついていますね」

★最初に1七桂が邪魔だ、と方針を立てておくと楽ができるかも。懸命に考えて頂き嬉しいです。

市橋宗士  「6手目で最初△同玉として13手詰めと思いました。いわゆる桂が邪魔駒でその処理が主眼かと。打った金も捌いて竜も捨て収束、少ない配置駒で流麗な手順、手慣れた作図ですね。(正解であることを祈ります)」

★いつもこんなに筋が良いものが作れればいいのですが。

こじはる  「攻駒の多段活用に鈴川さんの才能を感じます。42銀の配置がやや気になりますが、これ以外の案は浮かびませんでした」

★3三と3一の両方に利いていますので、悪い配置ではないと思っています。

かめぞうさん  「5手目がなかなか見えなかった。面白かった」

★あんまり紛れはないと思いますが、やはり邪魔駒だと分からなかったら成り捨てにくいのでしょうか。
あと、これからはなるべく解答を書いてくださるとありがたいです。こういう場合、正解かどうか判断がつかないので……。

u-makuさん、ゆきとさん、馬屋原さん、長谷川大地さんは残念ながら誤解でした。次回の挑戦をお待ちしています。


正解者:ほい(87) 荒川(52) ss(5) さわやか風太郎(18) 坂本栄治郎(91) 野中正義(2) 市橋宗士(1) こじはる(54)

正解数ランキング
1位 坂本栄治郎(91)
2位 ほい(87)
3位 三歩人(86)
4位 こじはる(54)
5位 荒川(52)

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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