立体曲詰の難しさ

どうもお久しぶりです。(笑)
時間が惜しまれることと、書くネタが思いつかなかったことで、更新がほとんどできませんでした。
今日は立体曲詰について。

立体曲詰とはもちろん、初形、最終形がどちらも文字や象形になっている作品です。初形と最終形がリンクして1つのメッセージが浮かび上がる仕組みなら、さらに価値が出ますね。解く分には楽しめるのですが、これを作ろうと思うととても大変。
詰将棋の創作には大きく分けて「正算」「逆算」がありますが、この方法では困難だと思います。僕も立体曲詰は作ったことがないので、説明が合っているのか自信がありませんが……。

おそらく立体曲詰作家の方々は、頭の中で手順を練る「構想」という創作法で作っているのではないかと思います。(そう信じたい)
これにはかなりの創作力が問われますし、手順を構築したところでそれが本当に図化できるのか、分かりません。
脳内将棋盤が存在しない僕としては、かなり難しいことです。

先日、僕が思い立ったのは、年賀詰を立体曲詰で作ろう、ということだったのですが、全く完成の兆しが見えません。(汗)
まずは詰上り図を適当に盤に並べ、想定した初形へ逆算するには、この駒はあっちから移動して、この駒はここで取らせて……などとやるしかないのですが、どうしてもつじつまが合わなくなってきます。
ここで失敗作を一つ。







来年は辰年なので、「タ」→「ツ」への立体曲詰を作るつもりでした。しかし初形で2三が空白になってしまい、これではカタカナの「タ」とは判読できませんね。
他に「2」→「4」なども模索しましたが、うまくいかず。

このブログでは、毎年元旦に年賀詰を載せているのですが、今年はどうなることやら。できれば曲詰が良いのでしょうが。

そこで、予告として……。
・元旦までに立体曲詰が完成すれば、それを年賀詰とする。
・もし無理だったら、以前詰パラに発表した不完全作の改良図(完成済み)を載せる。
ということにします。

それにしても、曲詰から好手順を導きだしたり、立体曲詰を作ったりする作家の方々がどれだけすごいのかを、改めて実感させられます。


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初めまして

初めまして!
中学3年生、15歳の宮原と申します
将棋を中1の後半に覚え、中2の半ばくらいに詰将棋の面白さを知り、それ以来詰将棋に没頭している毎日です
入選はまだ1回、将棋世界 2011年11月号のみです
パラへの投稿は先々月に始めたばかりで、まだ入選はありません
同い年に驚き、ついメッセージを送ってしまいました
鈴川さんの作品を、拝見させていただきました
まさに才能あふれる作品が揃っていると思います
特に詰パラ2010年1月号の作品はすばらしいと思います
玉の往復や銀不成、変化紛れも程よくあり盤面7枚でまとまっている本作、僕みたいな人間が言うと安っぽく聞こえてしまいますが、構成から趣向まで、完璧な作品だと思います
これからは詰将棋界の先輩として、また詰将棋が好きな者同士として仲良くやっていければと思います
これからもよろしくお願いします

コメントありがとうございます。
同じ中学生なのですね。僕は将棋世界誌を取っていないので、宮原さんの作品を拝見できなくて残念です。
それにしても、詰将棋を知ってから1年足らずで雑誌に載る作品が作れるとは、羨ましいです。

自作についてのコメント、嬉しいです。難解さを重視せず、とにかく解いて楽しめる作品を作っていきたいと思っています。

では、これからもどうぞよろしくお願いします。今年度は高校受験なので、あまりブログの更新ができなくてすみません。
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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