玉図11番マイナーチェンジ

今回は桑原君仲の「将棋玉図」。
玉図といえば、石畳図式が有名だと思います。ただ、「平易な手順」とされ、完成度は高くはないのですが、僕としてはあの美しい詰上りを見ただけで十分です。

第11番は、今では基本と言える角打ちが含まれますが、それだけが主眼ではありません。







5手目の1三飛成! これは17手目の2二歩を、打歩詰でなくするための手です。単純なのですが、それでも飛を得て余詰がないとは、君仲の作図力は並大抵ではありませんね。
気になるのは、1三飛成と5一角が手順前後しても良い、という部分です。これは現代版としては必ず修正しないといけないところ。







と、これがマイナーチェンジ後なのですが、5一角がなくなってしまいました。(笑)
まあ序の桂合と、配置の整理でなんとか勘弁してください。
でも初手の4二角という手は、同香なら3三角と捨てて詰むので、原図の3三玉に対する5一角と同じという解釈はできないでしょうか?

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管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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