創作講座の練習図を考える

入学式が昨日終わり、高校生活がスタートしました。
予習が命となる高校なので、これは受験の時よりも多く勉強しなくてはなりませんね。(汗)

さて、詰パラ4月号の全詰連の頁に、連盟会長の詰将棋創作講座のことについて書かれています。
詰将棋人口を増やすために、これからもっとこういう企画があるといいですね。
作図の練習問題が載っているので、僕も詰将棋作家の端くれ、7手詰にする課題に挑戦してみました。

kouzakadai1.gif

課題:この図から、13金、同玉、31角、同飛、14金、同玉、24金迄の7手詰となるよう、作り替えよ。

13玉、14歩、26香をそれぞれ1段ずつ上げて、……まず、初手13金を成立させるためには、12の駒は頭が丸い方がよさそう。桂では24に利きができて最終手に支障が出るので、とりあえず12角を配置。23に利きが生じるので、5手目に23金迄で詰まないための配置にもなっている。
と、今度は初手32角の余詰防止が必要。玉方32歩では、5手目24金以下詰んでしまうので、ここは玉方32銀くらいかな。

kouzakadai4.gif

これで課題はクリアなのですが、どうも銀配置が重いです。
そこで、21を龍にしてみる。すると玉方32歩でも余詰がなくなり、配置も軽くなりましたね。

kouzakadai2.gif


実はこの図では、4手目が同龍となってしまい、課題に違反しているのですが、創作中に手順が変更されるのはよくあること。これで完成でしょうかね。

しかし、もう一度見直してみたら、あらかじめ32角、同○と31の駒を吊り上げておく手順を付けたくなりました。
それを実現したのが次の図。

kouzakadai3.gif


どうか余詰んでいませんように。(笑)
でも、手順と配置が見合っていない気がして仕方がないので、やっぱりさっきの図が良いでしょうね。


詰将棋ウィークリー#2#3出題中!

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創作講座の練習問題

まず「この図から」と言う言葉の意味が分からない。
どのみち配置は変えなくてはいけないから問題文しては明らかにおかしい。
「この図は参考に」とか「26香は変えずに」とかにしないとね。

とにかく挑戦しましたが基本的には鈴川君の図しかなさそうです。
ただ31同龍でも良いなら次の図があります。
持駒 角
玉方 12玉、21角、34龍
詰方 11銀、14金、15金、16歩、23桂、35金、36桂以上

初心者の練習問題とは言え熟練者にも楽しめる課題ですね。

31飛可

先ほど送った図面ですが14金を24金にすれば34飛に出来31同飛の課題手順になるようです。
終2手目が非限定ですが詰将棋としては成立していますから課題クリアですね。
面白いから読者サロンに投稿してみようかな?

詰将棋講座に参加した際の私の解答は、21龍、32歩配置の図でした。ちなみに、その前の回に参加した馬屋原氏は、それだと31角に同龍で課題に合わないと思い、21飛、43銀配置で解答したとのこと。成程なあ。

>三輪さん
ごめんなさい、問題文については詰パラに書かれていたのを要約したもので、「13玉、14歩、25香」を「14玉、15歩、26香」とすることが条件とされているのです。
この手順だけを成立させることだけが課題であったら、三輪さんの図はナイストライですね。
なんだか回文詰を思い出しました。

>利波さん
なるほど、43銀配置もありますか。ちょっと盤面が広くなりますが、紛れは増えるのかなと思います。

完全解答

これは初心者様につくられた問題ですよね。
だとしたら12角の配置までで正解にするべきと思います。
完全作まで求めるなら初心者様問題としては不適格です。
それはもう最上級者問題と言えます。

とりあえずその最上級問題ですが、4手目22銀合の形は12玉がある場合はどうしても変長になりそうです。
現状規約は許されますがアウトと考えます。
21龍型も規定アウトとします。
13に利く形は14玉の処理がダメ。
すると12角か11と45角型しかない?

12角型で話をします。
32歩だと11桂か34銀が必要で、11桂だと24金、22玉、33金打、21玉、13金で34銀には24金〜34金があります。
11桂は26香を飛で(34銀は何でも可)とる形が必要です。

43銀は23金、同角、24金があります。
11桂か34銀の追加が必要です。

32銀が一発解答でしたね。

初心者様問題なら12角と32角の余詰防止で正解にすべきですね。
ここまで読ませてはもう最上級者問題になってしまいます。

>三輪さん
確かに、最善解答は12角、32銀のようですね。
おそらく実際の講座でも、この解答が一番多かったのではないかな?
>「ここまで読ませてはもう最上級者問題になってしまいます」
初心者には5手目24金などの余詰は読みにくいでしょうね。
講座としては、やや発展的な内容で、上級者にも満足できて良いと思います。
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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たのしく、うつくしく。
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解付き出題
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今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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