心に残った詰将棋4

この前届いた「極光」を何問か解いたのですが、素晴らしい作品ばかりで困ります。(笑) 第2番にとてもてこずりました。

今日は僕の心に残った詰将棋シリーズ第4弾です。


kokoro4.gif


金子清志さんの作品です。この作品が発表されたのは昭和62年10月ですので、もちろん僕は生れていません。

正解は、7九角、6八香成、同飛、4八香成、5八香、4六玉、6六飛まで。

2手目6八歩は同飛で初形を反転させただけ、つまり初形と同局面だということで無駄合である、というのが金子さんの言い分です。

しかし、やっぱり疑問ですよね。僕は左右反転した局面は違う局面だと思います。つまり、2手目6八歩は無駄合ではない、というのが僕の意見です。
ですから、僕の解答は、7九角、6八歩、同飛、4八香成、同飛、6八香成、5六玉、4六飛まで、9手駒余り、というものです。しかし、歩が余ってしまっては、詰将棋になりません。

無駄合のルールがしっかりしていない今、この詰将棋の真の正解手順を語ることは不可能のようです。
ぜひ、全詰連のほうで、「詰将棋のルール完全版」を発表してほしいです。


正解がまだ分からない詰将棋があるということが、僕を詰将棋に引きずり込んだ理由の一つでもあります。




中途半端な終わり方になってしまいましたが今日はこれで。←無責任



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難しい問題を

うわっ!
また難しい問題提起を。
無駄合ほど難しい問題はありません。
この問題には、他にも難しい判定があることに気付かれました?(笑)
4手目。鈴川さんの”正しい手順”ではなぜ、48歩合としなかったのですか?
「同飛と取られて初期局面と同一で、先手の持駒だけが増えることになるから、48歩合は無駄合」
これがお答えだと思いますが(いわゆる原形復帰型無駄合)、かつて田島秀男さんの名作「古時計」が、この原形復帰型無駄合を認められずに不完全の烙印を押されました。
もっと複雑な手順の復帰ですが。
この判断を誤りとして、パラに論考を書いたことがありますが、いまだに人によって見解の分かれているところです。
詰将棋ルール、難しいですね(^^)

原型復帰型無駄合は認められると思いますね。合駒をしても局面に変化がなく、先手の持駒が増えるだけなので、無駄合とみなされると思います。
田島さんの「古時計」は知らなかったもので、検索してみたのですが、どこにも載っていないようです。パラの何月号ですか?

無駄合について

詰将棋は、chessにおける王手義務のあるstudyなので、あまり気にしません。必死もstudyに入ります。必死には無駄合ありません。無駄合にからめて、完全、不完全というはナンセンスと思います。詰手数制限ならうなづけますが、それは、また別のものになります。。(chessならdirect)

No title

>小林看空さん
こんな古い記事までコメントしてくださり、ありがとうございます。
うーん、なるほど。チェスの場合は気にしないのですね。
また、チェスの詰将棋では、変同があると逆に評価が上がる……という話も聞いたことがあります。
その点詰将棋は、なんていうか、心が狭い……のかな?
作意が理解できたのなら、無駄合がどうのこうの言わずに、純粋に作意を楽しめばいいじゃないか、ということですね!
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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