詰将棋ウィークリー#19 解答

★地獄の夏休みが(ほぼ)終わったので、少しは時間に余裕が出てきました。さて、大変お待たせしました、ウィークリー#19の解答です。
☆どうも、解説の宮原です。宿題終わらないです。担当の仕事もけっこう大変ですorz そんなこんなでまたもや遅れてすみません。頑張ります!
★宮原さんも多忙なので、お互いにカバーしていけたらと思います。







☆初形、香が1段目に3枚並び、何か不思議な感じがします。
★実際には、4筋の駒は壁の役割のみです。ちと残念。
☆初手は14香や14金など誘手が多いですが、香金を残すため25桂で進めていきます。22玉に23香、31玉、21香成、同玉、23香。駒取りが意外と言えば意外かもしれません。
★22から31へもぐられた時、23桂で打開するのかな、なんて考えて桂を残したくなった方はいませんかね。武骨に駒取りで攻めるのが正解でした。

☆23香に対しての合駒ですが、例えば歩合なら同香成、同玉、23歩以下。前に利く駒は渡せないのです。
★ここの合駒はすぐに決まるので、逆に印象良いかも。

☆よって22桂合、同香成、同玉。ここで少し手が止まってしまいます。14桂、同香はまずやってみたくなるところですが、その次が問題。
☆14同香にすぐ13桂成は、同玉なら23金迄ですが、取ってくれずに33玉で逃れ。ここで対策を考えますが、23角成~45角が34に間を作る好手順。これで13桂成に33玉は34金迄なので、うまく収束するわけです。
★実は、最終手が12と23で非限定なことを気持ち悪く思っています。

☆合駒が入ったり打ち換えぽいものも入ったり、全体的にバランスよく巧く捌ける鈴川さんらしい好作でした! 狙いの不動玉だけど香が玉を突き抜けている、というのも面白いですね!

★それでは、コメント返信いきます。(敬称略、順不同)

小野寺 「同じようなの作ったようなきがす」

★そうですかー。僕としては角の組み替えは珍しいかと思ったので残念。

コモン 「23角成捨て~45角の打ち換え擬き手順、清涼詰も良い感じ」

★持駒からの打ち換えよりは新鮮かと。

やまかん 「手順はもちろんいいですけど、お気に入りは初形です。嫌味なく紛れがありすばらしい。完成品ですね」

★見直してみると盤面貧乏図式。でも、15歩や4筋の配置などは惜しい感じです。

ss 「#19にあわせて19手詰。暑い季節にぴったりの清涼感のある作品でした」

★今回、清涼詰の短評が多くて、やはり夏はこれが求められますね。

ほい 「これはいい清涼ですね。2三角成~4五角の打ち換えチックな手筋がよかったです」

☆難しくもなく解いて爽快な気分になれますね!
★飛車や銀が登場しないのが、爽快さの要因でしょうか。

EOG 「36角をどうやって世に出すのかと思ったが、なるほどねえ」

★初手で右への活路が断たれるので、抵抗感があるかな?

三輪勝昭 「34角を45角にしなければ詰まない形の創り方が巧妙です。初手は後で捨てる桂なので必須ですが、14玉の変化は巧く36角が役に立っている。
これが17手詰なら将棋世界に発表しているのでしょうか? サイト向きちゅやァサイトなんだろうけど、サイトには出来過ぎと言っておきましょう」

★「初手に打った駒を収束で捨てる」のは僕がよく使う手筋です。
将棋世界は、もらえる短評が少ないようなので、今後も投稿しないつもりです。ブログでこうやって発表した方が、僕にとってもこの作にとっても幸せですから。

蛇塚の坂本 「2二桂合限定の後軽く2三角成が、面白い。収束の1三桂成の駒の消去もサッパリしている」

☆軽い合駒が入るのも本作の見所!
★合駒に関した唯一のコメントでした。さっぱりすぎて合駒を読んだ実感が薄いのかも。

後藤満 「桂成の成否に関わる角の位置がキーポイントなんですね。12手目まではスラスラと進んだ読みが一瞬滞りました。”打換え”ならぬ23角成~45角は何と呼ぶのでしょうか?」

★僕は「組み換え」と呼ぶことにしています。また、さわやか風太郎さんからも、

さわやか風太郎 「角の位置を変えるのがポイントですね。打ち替えというのはよくある筋ですが、こういうのは何とよぶのでしょうか」

☆打ち換えと呼びたいところですが、これように新たに言葉を作るのもよいかも知れません。
★まあ、それだけ珍しい手筋だったということで。

こじはる 「個々の手に印象的なのは見当たりませんが、詰上がりは意外。ヤン詰ならいけるでしょう」

★詰上りが狙いの一つだったのですが、最終手非限定もありますし、どうやら狙いの伝達という点では成功していないようです。

正解者:小野寺、コモン、やまかん、ss、ほい、EOG、三輪勝昭、蛇塚の坂本、後藤満、変寝夢、さわやか風太郎、こじはる 以上12名


☆それでは以上となります。ありがとうございました。(^^)ノシ
★どうもでしたー。

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

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難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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