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詰将棋パラダイス2012年10月号
中学校 第3番
誤解3 無解8
A50 B53 C4
平均2.42
収束からの逆算で、持駒変換を入れることができた。しかし、2手目32玉や香合の変化を割り切るために、配置に苦戦し、14桂というみっともない駒を置くことになった。
全体的に地味であるし、重すぎると感じたので、あまり成功とは言えないようだ。
角→歩の持駒変換の手筋ですが、その手順はダサい。
しかし、それがゆえに詰キストは指し難く新鮮味があるので面白いと僕は思っていましたが評価を見ると失敗のようです。
変化や以降の手順は巧みに出来ています。
僕は詰将棋は素直にひねるべきと思っていますのでこの作品の低評価には妙に納得しています。
確かに「ダサい」という表現がとても似つかわしいです。絶対に万人受けはしない手順です。
でも、変化の割り切りと余詰の防止にはかなり苦戦したので、世に出したい気持ちがありましたねー。
あれ自分は洗練された手順と思いましたよ。この月の中学校では1番よかったです。
そうでしたか。他の作品と一風変わっている点では面白いのかな。
でも、絶対的な評価では、あまり気に入っているとは言えないでしょうね。
なるほど。1六角ではダメだったのか。
いえ、水を差すようですが、16角でも全く問題ありません。この非限定が、本作を気に入らない理由の一つでもあります……。
「ズバッと決ま」っているのにパッとしないのはなんでだろう。
16角が成立するのは残念だけど、それ以外は上手く纏まっているようにも思うけど、感覚的にどうも気に入らない不思議な作品。
ここらへんがわかってくると、感覚的な部分まで計算して作図したりできるんだろうか。
ズバッと決まるのは9手目だけなので、地味な序とアンバランスかもしれません。でも、地味な手順からスタートして最後にズバッと決まると言えば、むしろプラスにもとれます。……難しいですね。