詰将棋ウィークリー#41 解答
出題編はこちら
☆どうも、宮原です。超忙しい今、こういうときに限って詰将棋のネタがバンバン浮かぶものですね。
★僕も今週、というか2月の間中はテストばかりなので、詰パラ2月号のネタなどの記事更新などが遅れるかも知れません。
☆62香が目立つながら、軽めの初形。まず読むのは22桂成でしょう。こういう桂は、大概邪魔と決まっているものです。
☆実際邪魔であることには変わりないのですが、33玉ろ逃げられるとな・ぜ・か捕まりません。うーん、これが詰まないのか……。ちなみに62香はここの余詰防止でもあるようです。
☆22桂成は不詰、次に見えるのは22飛~42飛成でしょうか。ところがこれも44玉で不思議に不詰。
☆結局ありそうな初手は見当たらず、途方にくれている中、不意に思いつく32銀生!これは見えにくかった……。
☆少しそれますが個人的な意見を述べさせていただくと、この初手のような「もともとヒモがついているとある攻方の駒が存在しているところで、ヒモをつけている駒を動かすことによりそのヒモが外れて、玉でヒモがついてあった攻方の駒を取れる」という手は、心理的に見えにくいものなんだと思います。(少しややこしい言い方になりましたが)
☆そういう意味でこの初手も見えづらかったんだと予測します。
☆32銀生で同玉とすると42飛以下早詰。また、33玉も43飛以下同手数駒余り。34玉しかありません。
☆あとは24飛から46飛と据えて、打った飛を捨てて例の詰上がり。飛2枚での表現としては珍しいかもしれません。
★それではコメント返信です。(順不同、敬称略)
小野寺 「変わった詰上がりだな。初手がいい」
★よく見てみると23の利きがかぶっているので「モデルメイト」ではありませんでした。
久保紀貴 「手数が短い割には中々苦戦した。お気に入りの手は24飛にしようかな。後の展開を見越さないと打ちにくい味があるので」
☆3手目の局面で玉のフワフワした感触が面白いとも思いました。
★35飛と打ちたいところではありますかね。
後藤満 「初手に迷いが生じるが、後は手なり。ブログ出題にはアウトレット(感覚)の一面もあるのですね」
★出題は前回とのバランスを考えて行っているつもりですが、在庫をいちいち選別するのが面倒な時もあります。
さわやか風太郎 「初手が広い。こういう時は詰将棋らしい手を選択する。4六飛に3五玉と逃げられて躓きかけた。ここで3四飛捨てが上手い」
★最も詰将棋らしい手は22桂成でしょうか? なかなか自作に対する感覚が分かりません。
三輪勝昭 「難問かも。僕は相当苦戦しました。筋もつかませないし、詰上がりも見えない。僕は短手数物は手順より詰上がりが先に見えるのですが、詰上がりが見えなく手を読んで解いたのでかなりの難問でした。
初手は22飛か22桂成から読むところ。32銀は指し難いし逆算の失敗ではない。次の24飛も45玉、46飛、35玉まで一瞬に見えるだけに、それで詰まないと感じ打ち難い。
ただし、難問ではあるけれど解後感は良くはない。紛れだけでもっているからだと思います。発表の場を失った作品なのは確かでしょう」
★確かに、これという一手がない上に全体の構成も今一ですかね。鈴川流にあらず?
坂本栄次郎 「意外と初手の3二銀不成が指せないのと4三飛成が、気持ちのよい収束」
☆紛れに苦労した方は結構いたようです。
★捨駒が収束の一手だけなので、相対的に気持ち良く見えるのですかね。
やぶいり 「邪魔桂を捨てようとしたら失敗、抑えの銀を捨てようとしたら成功」
★今回はほとんど解答者全員に初手の不利感を味わってもらうことに成功しました。
凡骨生 「初手がいいですネ桂を成ったり飛を打ったりで惑わされました」
★逆に言えば、余詰を62香一枚で全て消しました。
解答者:小野寺、久保紀貴、後藤満、さわやか風太郎、三輪勝昭、坂本栄次郎、やぶいり、凡骨生 以上8名
☆それでは以上です。手抜き結果稿すみません!ありがとうございました。^^ノシ
★ありがとうございました。
☆どうも、宮原です。超忙しい今、こういうときに限って詰将棋のネタがバンバン浮かぶものですね。
★僕も今週、というか2月の間中はテストばかりなので、詰パラ2月号のネタなどの記事更新などが遅れるかも知れません。
☆62香が目立つながら、軽めの初形。まず読むのは22桂成でしょう。こういう桂は、大概邪魔と決まっているものです。
☆実際邪魔であることには変わりないのですが、33玉ろ逃げられるとな・ぜ・か捕まりません。うーん、これが詰まないのか……。ちなみに62香はここの余詰防止でもあるようです。
☆22桂成は不詰、次に見えるのは22飛~42飛成でしょうか。ところがこれも44玉で不思議に不詰。
☆結局ありそうな初手は見当たらず、途方にくれている中、不意に思いつく32銀生!これは見えにくかった……。
☆少しそれますが個人的な意見を述べさせていただくと、この初手のような「もともとヒモがついているとある攻方の駒が存在しているところで、ヒモをつけている駒を動かすことによりそのヒモが外れて、玉でヒモがついてあった攻方の駒を取れる」という手は、心理的に見えにくいものなんだと思います。(少しややこしい言い方になりましたが)
☆そういう意味でこの初手も見えづらかったんだと予測します。
☆32銀生で同玉とすると42飛以下早詰。また、33玉も43飛以下同手数駒余り。34玉しかありません。
☆あとは24飛から46飛と据えて、打った飛を捨てて例の詰上がり。飛2枚での表現としては珍しいかもしれません。
★それではコメント返信です。(順不同、敬称略)
小野寺 「変わった詰上がりだな。初手がいい」
★よく見てみると23の利きがかぶっているので「モデルメイト」ではありませんでした。
久保紀貴 「手数が短い割には中々苦戦した。お気に入りの手は24飛にしようかな。後の展開を見越さないと打ちにくい味があるので」
☆3手目の局面で玉のフワフワした感触が面白いとも思いました。
★35飛と打ちたいところではありますかね。
後藤満 「初手に迷いが生じるが、後は手なり。ブログ出題にはアウトレット(感覚)の一面もあるのですね」
★出題は前回とのバランスを考えて行っているつもりですが、在庫をいちいち選別するのが面倒な時もあります。
さわやか風太郎 「初手が広い。こういう時は詰将棋らしい手を選択する。4六飛に3五玉と逃げられて躓きかけた。ここで3四飛捨てが上手い」
★最も詰将棋らしい手は22桂成でしょうか? なかなか自作に対する感覚が分かりません。
三輪勝昭 「難問かも。僕は相当苦戦しました。筋もつかませないし、詰上がりも見えない。僕は短手数物は手順より詰上がりが先に見えるのですが、詰上がりが見えなく手を読んで解いたのでかなりの難問でした。
初手は22飛か22桂成から読むところ。32銀は指し難いし逆算の失敗ではない。次の24飛も45玉、46飛、35玉まで一瞬に見えるだけに、それで詰まないと感じ打ち難い。
ただし、難問ではあるけれど解後感は良くはない。紛れだけでもっているからだと思います。発表の場を失った作品なのは確かでしょう」
★確かに、これという一手がない上に全体の構成も今一ですかね。鈴川流にあらず?
坂本栄次郎 「意外と初手の3二銀不成が指せないのと4三飛成が、気持ちのよい収束」
☆紛れに苦労した方は結構いたようです。
★捨駒が収束の一手だけなので、相対的に気持ち良く見えるのですかね。
やぶいり 「邪魔桂を捨てようとしたら失敗、抑えの銀を捨てようとしたら成功」
★今回はほとんど解答者全員に初手の不利感を味わってもらうことに成功しました。
凡骨生 「初手がいいですネ桂を成ったり飛を打ったりで惑わされました」
★逆に言えば、余詰を62香一枚で全て消しました。
解答者:小野寺、久保紀貴、後藤満、さわやか風太郎、三輪勝昭、坂本栄次郎、やぶいり、凡骨生 以上8名
☆それでは以上です。手抜き結果稿すみません!ありがとうございました。^^ノシ
★ありがとうございました。