詰将棋ウィークリー#49 解答

出題編はこちら
☆最後の解説になるかも知れないというのに、遅れに遅れて本当に申し訳ないです。咲花です。それでは最後、力をこめて解説します。
★それではよろしくお願いします。






☆初手は両王手狙いの金捨てで順当なところ。もちろん取れず46玉。
★この変化は長めですが、手なりに詰むので省略しても構いませんね。ちなみに、39歩はこの変化のためだけの配置で、ちょっと残念。
☆攻方の駒の連携がイマイチで王手できる駒が少ない中、開王手狙いの57金は取れば78龍から作意と同じように詰むのですが、37玉で手も足も出ず。ここはズバッと55龍~46龍!の邪魔駒消去で局面を打開します。この46龍の不利感はなかなかのもので、つい44龍や銀開きなどしたくなるものです。(44龍は26玉で逃れ)55龍に同玉は73馬まで、46龍に24玉は龍で追っかけて詰みますね。
☆これでスッキリ馬が通ったので57馬~44銀。さらに45銀捨てから35馬と入るともう目前。44銀が邪魔駒となっているので、53銀成~54成銀で決まります。
☆いやみの無い初形から龍の邪魔駒消去が入る手順で、鈴川さんらしい一局でした。
★龍と銀の邪魔駒消去。どちらも自分から消えに行く直接消去です。

★それではコメント返信です。

三輪勝昭 「易しい作品は歓迎です。変化された時に容易に詰む手を選んで行けば詰むので易しい作品です。駒を再活用する手順は易しくても良いものです。この手の作品は詰パラでは発表する場がなくなりましたので、サイトでどんどん発表して下さい」

☆駒の活用法に秀でている作品はきれいですね。これはセンスの問題で、僕には全く無いものなのでうらやましい限りです。
★本作では持駒がないですが、例えば初手に打った駒を収束に捨てるという再活用の構成は大好きです。

小野寺 「龍の消し方がいい。あぶりだしではないのか?」

★おそらくあぶり出しはもう作らないかと……。

後藤満 「龍の押売が見せ場ですね。55龍には触手が動くが続く46龍には抵抗感がある不思議さに加え、銀が捌ける心地よい収束が魅力。一方、”龍がなければ…”という発想が浮かびやすい初形のようにも思えました」

☆初手は龍がいてもいなくても成立するので、邪魔駒という感覚は僕はありませんでした。(^^;
★本当は、それまで役に立っていた駒が急に邪魔駒という展開が良いのでしょうが。あ、本作では銀がそれにあたりますかね。

やまかん 「うまく小駒、大駒をうまく使えてる1局ですね」

★桂、香、歩も動けば完璧でしたが。

さわやか風太郎 「竜がいなければ手なりで追いかけるだけだった。初手4八金に同玉も読まなきゃいけない。5五竜の手で7三馬や或いは4六竜で3六銀とか4四銀にも惑わされてしまった。割と狭そうな玉なのに紛れがあちこちにある。指将棋だったら3五馬から5三銀成が見えて漸く勝ちを確信できましたといったところかな」

★この場面で銀が動いたら36への利きがなくなってダメ、ということです。浅い紛れではありますが、思わず指したくなるのが理想です。

蛇塚の坂本 「5五龍4六龍と龍の押し売りする手が面白い。最後の収束も桂が役に立つ4四馬の用意が素敵」

★押し売り感が強調できた点では成功でしょう。


解答者:三輪勝昭、小野寺、後藤満、やまかん、さわやか風太郎、蛇塚の坂本

★今回、簡単なのに解答者が少なかったのはなぜだろう?

☆それではこちら側での僕の解説は最後となります。もともとズボラな性格にこの企画は明らかに合わなかったのが自分に辛いところですが、詰将棋の新しい価値観を見れたことや様々なアドバイスを受けられたこと、特にこの企画で様々な人に合えたことは本当に良かった。貴重な体験ありがとうございました。
★高校でまた解説してもらうことを楽しみにしています。

☆それでは以上です、ありがとうございました。<(_ _)>
★ありがとうございました。

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

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自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

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詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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