詰将棋ウィークリー#63 解答

出題編はこちら
看寿賞が発表されましたねー。特に僕は予想などはしていなかったのですが、受賞作を見て、ああ、あの作品かーと思えました。選考結果を読むのが楽しみです。






★さて今回、初解答のアノニマスさんが、詳細な変化の解説をしてくださったので、そのまま載せてしまいます。

アノニマス 「2回の合駒で捻ってあるところが面白いですね。
初手は単純で35角。
ここで桂、銀、金、飛、角の5種類の合駒を検討します。
(香は、4枚とも盤上にあり除外)
まず桂合は、同角、23玉、35桂まで5手詰め。
銀合は、同角、23玉、13角成、同玉、24銀まで7手詰め(金合も同様)。
次に、飛合は、同角、23玉、33角成、同玉、43飛まで7手詰め(1歩余り)。
最後に角合。これが正解手順です。同角、23玉までは同じ。続いて41角。
ここで桂、銀、金、飛の4種類の合駒を考えます。
(角香は、すべて盤上にあり除外)
まず桂合は、同角、同香、35桂まで9手詰め。
銀合は、同角、同香、13角成、同玉、24銀まで11手詰め(金合も同様)。
最後に飛合は、同角、同香、33角成、同玉、43飛まで11手詰め(1歩余り)。
以上より正解手順は、
35角、24角合、同角、23玉、41角、32銀合、同角、同香、13角成、同玉、24銀まで11手詰め。
(途中、32銀合のところ金合に代えても正解)」

★はい、ということですが、実は合駒は銀に限定されています。飛合の時と同じで32同角成、同香、33角成、同玉、43金迄1歩余りです。まあ変別絡みなので、気持ちの悪い割り切り方ではありますが……。

★それではコメント返信です。

変寝夢 「6手目の合駒の変化の割り切らせ方は好みです。この辺が個人的に詰将棋の面白みを特に感じるところです。全体の流れは好みでも嫌でもないです。結局は何も感じなかったということでしょうか」

★僕としては四香配置と変別がやっぱり気になります。

三輪勝昭 「2手目角合。6手目銀合で11手詰が作意? 飛金合は33角成。桂合は35桂の一発。歩は二歩。香は売り切れ。間違いないみたい。この手の作品はほぼみんなに好まれるはず。しかし、この作意設定は練り不足。もっとしつこくしないと……」

★持駒変換1回くらいではもう驚かれないですね。まあブログ出題ということで。

小野寺 「ちと物足りないかな?」

★うっ。

野中正義 「角合いと銀合いですね。難易度はGOODなんですが、あまり妙味が感じられませんでした」

★確かに攻方はぱくついてばかりです。

さわやか風太郎 「銀があれば一手詰。2手目2四角合とするものの、結局3二で銀をむしり取られる。変化と作意が同じ詰上がりというのはちょっと損かな。逆算して17手詰までもっていけた。多分それは承知の上で頭の部分を削ってくれたのでしょう」

★逆算案、僕には全く浮かびません。興味のあるところです。

蛇塚の坂本 「4一角の合駒は、桂や飛では、短手数で、金は別解答が生じるので銀だと思うけど何かスッキリしない」

★おそらくそう感じますよね……。


解答者:アノニマス、変寝夢、三輪克明、小野寺、野中正義、さわやか風太郎、蛇塚の坂本 以上7名

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逆算17手詰

参考になるかどうか分かりませんが。
攻め方 1三桂、2三歩、2五角、2六香、3二銀、4四香
玉方  1一香、1二玉、1四歩、2一歩、3一香、3三歩、4二桂
持ち駒 角
角が品切れなので、合駒にお使い下さいと角を渡す手を入れてみたのですが、その意図は不明瞭という結果になりました。(泣)

なるほど、捨てた角が戻ってくるというのはよくある作りではありますが、評価が上がるのは間違いないですね。
僕としては盤面駒数を考えると11手詰のままでいいのかなあとも思います。好みによるでしょうか。
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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