第2回握り詰大会

話題がホットなうちにブログに書いておきます。
ネット上で開催されていた第2回握り詰大会の結果が発表されました。

14番





短評引用

どあ「難しい。。。」3点
バタバタ3「駒の配置を見たときどういった形になるのか想像がつきませんでした」5点
ボルガ「ごめんなさい解いてません。」5点
ぽこりん「力作ですけど、、個人的には詰将棋はそんなに難しく作るものではないと思ってるので、、申し訳ない。」3点
tb「解けなかった。最初、とりあえず初形を見ていった時にNo.12を見た後これを見て第2回握り詰大会のレベルの高さを思い知った。」5点
空き王手「まあ流石に、これ以外の点数はつけようがないですハイ。」5点
たにー(偽者)「なにこれー」5点
幻想咲花「これが握り詰とは、凄いを通り越して呆れるを通り越してアホらしい。首位予想。これの作者は高校に作品ください。」5点
ぷらんく「こんな趣向の問題が出るとか、大会のレベルたけぇ!」5点
ゆーてん「ここだけ異次元(パラダイス)みたいでした。結婚してください。」5点
VAN「創作経緯を知りたい。」5点
Moirogue「すごいの一言。握り詰の枠を越えてないですかねコレ。どういう思考でこの図に至ったのかを知りたい」5点
ぬ「前半だけでもすごいのに、歩の連続中合がはいるとは!」5点
うんkお「何これ・・・どうやって作ってるんですか教えて下さい………。王手の多さと29銀のきもさに心が折れました。」5点
特命鬼謀「見所多し。今回随一の力作。」5点
あったか 5点

引用終わり


自作は4.74/5点で優勝! これは純粋に嬉しいです。
しかし、心配していた通り、ちょっと難しかったようで、解いてもらえた方が少ない様子……。ネット発表でこれはボリュームが大きすぎましたかね。でも握り詰なので、易しくすることも叶いませんでした。
投稿する前にも、難しいという理由で嫌われるかも、と思っていました。よって準優勝を予想していたのですが、僅かの差で逃げ切ることができました。

僕として印象に残った作品は、17番、12番、6番です。17番は握り詰でなくても実現が難しい構想で、序や収束も綺麗にまとまっています。12番は無仕掛というだけで価値ありです。収束も緩みではなく趣向手順と見るべきでしょう。6番は、角の串刺しが終始特徴的で、なかなか見ない手順でした。

他の解答者も言っていましたが、レベル高い!ということが何よりの驚きです。出題陣もおそらく全員が若い方でしょう。詰将棋のネット進出が望めますね。


ところで自作、短評で創作経緯を訊かれていたので、紹介します。

nigirihazime.gif

パラっとした配置。本作の収束そのものですが、これが素材でした。ここから逆算しようと思ったのですが、単純にやってはうまくいきません。そこで持駒の香に注目し、これを合駒で出すことを目標にしました。

nigirihazime2.gif

というわけでこの図。この逆算が一番苦労しました。数手分をまとめて思い浮かべて、ごそっと巻き戻す。原図において、龍の利きが金につながっていることから発想しました。33飛合が割りきれていたのは幸運です。
この逆算をしたのが今から1年くらい前で、ここから先の発展が見えてこなかったので、とりあえず放置しておいたのです。それが今回の握り詰大会で役に立つとは。

ここからの逆算は簡単でした。握り駒で指定された残りの角金金銀歩を配置すれば良いのです。どうせなら無防備図式にまとめよう、と思い、逆算の方針が完全に決まりました。ここから完成図までは2時間ほど。
序で二歩禁回避のための歩消去と、金の押し売りがいい感じに対照的になっています。

唐突に話が変わりますが、時代はツイッター、ということで、鈴川優希のアカウントで活用を始めました。今までも少しだけ使っていたのですが、漸く使い方を理解してきたので、皆さんとのコメントのやり取りができそうです。
早速、ツイッターで握り詰大会についての反応を探してみると、「14番が鈴川作とは思わなかった」というものが結構ありました。うーん、確かに無防備図式は作ったことないですが、自分らしく無理のない逆算ができたとは思います。
リアルタイムで情報が得られるのは楽しいです。


最後に……おまけが面白くて笑ってしまいました。咲花さんごめんなさい。

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握り詰なのにレベル高いなあと思い外から見てました。
特に本作は序の手順などが巧妙で、よくできているなあと。
素材があったとのことですが、自分などはどの素材にするかを決めるだけで期間が終わってしまいそうw

ちなみに6月初旬には存在を知ってはいましたが、日常を生きてるうちに気づいたら6月20日とかだったんで、自作を創る選択肢はありませんでしたw

僕は握り詰や課題作などは苦手なので、ほとんどは在庫から逆算したり調整したりすることになります。むしろテーマから作れる方々を羨ましく思います。
ikz26さんも、来年第3回で参加されたらどうでしょう?

そうですね。
今年はちょっと忙しかったのであれでしたが、来年はやってみようかなと思います。

楽しみにしています。

この素材から逆算したとのことですが僕にはこの素材があまり魅力的にみえないのですが、、

与えられた握り駒を見て、この素材が最も作りやすいなと感じたから、とう理由です。
そもそも魅力的な素材だったら、握り詰のネタにはせずに詰パラに投稿するでしょうね。(笑)
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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