詰将棋ウィークリー#73 解答

出題編はこちら

溜まっていた解答発表をぼちぼちと。
本作はちょっと解説する文章が思いつかないので、コメント返信しながら変化紛れの補足をしていく形式で。(順不同、敬称略)




幻想咲花 「解答したくなったので久しぶりに。すごくいい。易しく楽しい、しかも味がある。鈴川さんはやっぱりこういう作品を誌上で見たいです」

★「解答」そのものは実は初めてですね。これからも気が向いた時にぜひ。

小野寺 「龍捨てがいいね」

★ほとんどの解答者の方が龍捨てを気に入ってくれました。

小田原芳樹 「予想以上に濃い手順で驚きました。序盤に消去した角が合駒で再び現れるのも面白い」

★角が15で消えて15で復活します。まあ、あと付けの趣向なのですが、こういうのが入ると作り手としては嬉しいです。

後藤満 「手順を尽くしての龍捨ては何度やっても快感。ヒント(出題コメント)がなければ5手目は26香と誤りそうです。指将棋での活躍も期待します」

★なるほど、1筋に龍を回るための香短打ですか。派生できそうですね。

蛇塚の坂本 「イイ問題。最初1五歩1九香の筋で良いと思ったが、金合でだめと気づき1六歩から3四龍を発見香の威力を感じる作品」

★仰る通り、9手目15歩は同玉、17香に16金合が唯一の逃れ筋。消極的意味付けの合駒で金が出て来るのは珍しいと思います。

さわやか風太郎 「1五角は邪魔駒。いきなり2五金では詰まない。角を消してしまえば、2筋、1筋に香を並べる。ここに合駒問題が発生。結構読ませる。作意は2六には歩、1五には角の合駒。尚1九香で先に1五歩は同玉、1九香に1六金合で詰まず。収束は3四竜捨てが圧巻で、開いた3二に角を打って解決」

★序の4手が邪魔駒消去になっているとは! 全く実感がありませんでした。確かに初手25金では同玉、27香、14玉で15香が打てずに逃れますね。これはちょっと新構想の邪魔駒消去かも。

三輪勝昭 「うーん、素材の域を出ていないような。誰でも考える素材だから何か自分しか出来ない工夫が欲しい」

★序の手順が工夫といえば工夫かと。ただ、解答者には第一感で読まれてしまいますね。

木尾下 「捨合を含めた合駒が良い。龍を捨てて決まった」

★9手目の紛れも合わせると金合も。


解答者:幻想咲花、小野寺、小田原芳樹、後藤満、蛇塚の坂本、さわやか風太郎、三輪勝昭、木尾下 以上8名

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進展の予感

ツイッターを見ていたら桃燈さんが「このシンプルな形を触りたいとは思えない…」と書いていました。
この考え方は肯定出来るけど14玉、15角の配置は美しいとは思えない。
24玉で15角の手を入れるべき形と思います。
僕は大駒が取られる形ほど醜い形はないと思っているためですが、それは感覚的なものとしても自ら指した手で邪魔駒にしたい。
それと初手25金は13玉が嫌なので24金〜25金と指したい形です。
角が残っていても意味ない形で消去の意外性はない。角消去の手順は面白いですけど…つまり24玉で15角は入れるべき素材と思います。
駒取りなら無条件で入るけどさらなる逆算が必要で、駒数が増えるのは必至。
ちょっと考えてみたけど、玉方12香を置けば26角を置いて15角が成立するみたいです。
形的には1枚置いても良くなると言うのが僕の感覚ですが、少なくとも以後の手に関連させて必須手だと思います。
まだ何か入る可能性もありますしね。

直感的に工夫の余地があると感じたので「素材の域を出ていない」と感じた作品です。

No title

玉方12香とは、ものすごい配置がありましたね。
15角は確かに逆算で動かしたい配置で、試行錯誤してみたのですが、まさか1筋に香を利かせても詰むとは、考えもつきませんでした。
この1手が入れば、かなり価値も上がりますね。さらに24○、同玉のような逆算も入って、確かに素材の域を脱出です。
ありがとうございました。
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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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