詰将棋ウィークリー#78 解答

出題編はこちら

続けざまに解答発表して、これで今までの遅れを取り戻しました。



初手14銀が強力な紛れで、同玉には12飛、13金合以下ちょうど作意を左右反転したような手順で詰むのですが、取らずに33玉で逃れます。次の42脱出が厳しいので、これを防ぐために初手は34銀。
飛車を据えて金合と決まった後は紛れが少なく、易しかったと思います。収束は流れてしまいましたが、清涼詰なので嫌味はないかと思います。

それではコメント返信です。(順不同、敬称略)

三輪勝昭 「解きたくなるような形とありますが、僕は玉の逃げ方が多い形が大嫌い。一番解きたくない形で嫌々解きました。僕の解きたくなる形は直ぐに詰みそうな形です。形の綺麗さでは解きたくなりません。14手目13玉以下が色々詰みそうでこの順しか詰まないのが面白い」

★逃げ方は多いものの、いざ手を付けてみれば取るしかないと早い段階で分かるかと思います。でもまあ、本作を見て解図欲が湧く方はまずいないでしょう。

さわやか風太郎 「3三の合駒は金。それ以外は1四飛から早い。ここは一目。でも初手は2四銀とか1二銀とか悩んだが。ここまで来ればあとは絶対手。と思ったら2二飛打、1四玉、2三銀、同金に同飛成と手拍子で、アレ? 2三同金に3四飛成捨てが華麗な手。無し掛け図から清涼詰で目出度し、目出度し。ここでどうでもいい事を考えてしまう。1枚だけ銀を金にしたら余詰発生かな」

★数えきれないくらいの余詰が発生しますね。(笑) もし余詰がなかったとしても、持駒に統一性を持たせるためにここは迷わず銀4枚でしょう。

小野寺 「飛捨てがいいね」

★もともとはこの飛捨てが狙いで、同金に32角以下あっさりと締めるつもりでした。しかし無仕掛にまで逆算できることに気付いたので、こうなりました。

後藤満 「持駒の多さと無仕掛図式にチョット腰が引けるが、意外と簡単。序の3手(34銀~32飛)が特定できれば、合駒選択もスラスラ。”強面だけど優しいオジサン”って感じですね」

★持駒の多さよりも持駒の種類にも依存しますかね。例えば金4枚が持駒でもそこまで驚きませんが、飛角金桂の4枚だったらいかにも手強そうな感じがします。

小田原芳樹 「33の合駒が金とは意外。4手目の変化の、2枚の飛の連携プレーも気に入っています」

★第一感は銀合かも? 22に利かせるよりもも23に利かせるほうが優先なのでした。

蛇塚の坂本 「玉が、3三逃げられるのが、厄介で、3四銀から3二飛の筋で良いのか自信なし。3三の合は、金合で。2二飛カから、2三金3四金の金の活躍が素敵」

★無仕掛図式から合駒を出して2回動かせば悪くはないかと思います。


解答者:三輪勝昭、さわやか風太郎、小野寺、後藤満、小田原芳樹、蛇塚の坂本 以上7名

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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