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高校将棋新人戦 in函館

忘れないうちにとりあえず報告を。
函館で開催された「第22回全国高文連将棋新人大会」に参加してきました。

もともと、僕は指将棋は強くありません。どのくらいかと言われると困りますが、将棋倶楽部24では5級ほどです。
中学生になって以降は、詰将棋にばかり夢中になっていたので、指将棋とは離れてしまいました。定跡もほとんど忘れてしまいました。

去年11月に県内予選があったのですが、あの日の僕はなぜか運がよく、準優勝することができました。途中、ライバル校の主将との対局もありましたが、自玉の簡単な詰みを逃してもらったために、本当に偶然勝つことができたのでした。
そういうわけで、今回の函館大会の切符を手にしたのですが、僕がその役目に相応しくないような気がして仕方がありませんでした。(笑)
女子の部でも、わが部員が1人、3位入賞することができました。(男子枠2人に対し、女子枠は4人)
僕とそのSさん、そして幽霊顧問の3人で函館に行くことになります。

それにしても、1月末のこの時期に、北海道で開催とは、なかなか強気な決断です。大雪で辿り着けない可能性も大いにありました。

幸い、1月30日は雪が降ることはなく、石川県から千歳空港までの飛行機は飛びました。そこから特急列車で函館に向かったのですが、例のJR北海道。徐行運転なのかどうかは知りませんが、3時間は掛かったと思います。路線が通電されていないので、ディーゼル車はバスが走るような音がして、乗り心地も悪かったのでした。

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そうして辿り着いた会場兼宿泊場の「花びしホテル」。部屋は、石川県代表のもう1人と、福井県代表の2人との相部屋です(ちなみに和室)。僕の到着が一番遅かったので、部屋に入って鞄を置くなり、「駒持ってきました?」と福井代表のY君。頷くと、「じゃあ、指しましょう」と。僕は、ああ、本当にみんな、将棋が好きなのだなと感じました。

僕は筋違い角の四間飛車しか指せませんから、そうしたのですが、Y君は腰掛銀から居玉のまま向飛車に。これは筋違い角に最も有効とされる形で、実は僕は今までこの形で対抗された経験がありませんでした。僕は既にこの時点でレベルの高さを思い知ったのです。(その後、玉頭攻めに遭って負けました)

その日の夜は、同室の他3人と喋っていたのですが、福井代表のN君が、自作の詰将棋があるということで、17手詰を出題。難しいとのことで、その場ですぐに解いた人はいないとのこと。僕は詰パラ会員の意地を見せて、なんとか解きました(非限定があったけれど、なかなか好作)。そこで仕返しにに自作を数作披露。(笑) 幼稚園のソッポ馬や、中学校の両王手金先金銀などです。よく盛り上がりました。

翌日、鈴木八段、野月七段、石田四段、鈴木女流二段といったプロ棋士を迎えて、大会開幕。
予選のスイス式トーナメント4回戦のうち(女子は5回戦)、3回以上の勝利で決勝トーナメントに進めます。

まあ結果から先に述べますと、僕は1勝3敗でした。
1回戦・2回戦目は筋違い角で、例のごとく腰掛銀から攻めを封じられ、実力で負けた印象です。いつもの僕なら、自分のミスで形勢を損ねるのですが、悪手を指していないはずなのにいつの間にか不利になっているのは、本当にレベルの高さを感じます。
3回戦目で漸く勝利。相手のミスを的確に咎め、勝勢に。結末はなんと二歩での反則勝ちでした。
4回戦。後手番筋違い角で相手の飛車先を逆襲。ほとんど角の丸得だったのですが、大駒の活用が上手く行かず、まごついているあいだに徐々に不利になり、逆転負け。確実に勝てる将棋だっただけに、これは自分の実欲不足が原因。
Sさんも女子の部で2勝3敗と健闘しましたが、トーナメント出場ならず。
石川代表のT君、福井代表のN君は予選突破。T君はベスト16で惜しくも敗退しました。
その後僕は交流対局に参加しましたが、筋違い角をもってしても勝てず。

大会2日目は主にN君の将棋を観戦。詰将棋を作るだけあって、終盤力がすごい。序盤が悪い将棋でも、逆転勝ちの連続で、ベスト4入りを果たしていました。
決勝戦はプロ棋士4人による大盤解説がありました。これがとても面白い内容の将棋で(向飛車対飯島流)、特に中盤は、歩頭に銀を捨てる派手な応酬があり、見応えがありました。

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東京代表のO君が優勝。まだ1年生らしいです。女子の部優勝も確か1年生。素晴らしいですね。
その後、少し時間が余ったということで、まさかの石田四段による目隠し二面指し。直に見るのは初めてだったので、プロ棋士の頭の回転の良さに驚きました。

大会も終了。帰りの飛行機まで少し時間があったので、ちょっと五稜郭を観光してきました。

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というわけで以上。
まだまだ指将棋の腕を磨く必要がありそうです。筋違い角の実戦譜を集められただけでも、参加した甲斐がありました。

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
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