詰将棋ウィークリー#93 解答

出題編はこちら

北陸といっても、今年は雪は少ないです。電車の遅れがないのは嬉しいですが。
ところで、通学の道中、融雪装置が壊れていて、噴水状態になっている箇所がいくつかあって、それが困ります。



たったこれだけの駒数で合駒銀を4回動かせば、なかなかすごいのでは、と思っていました。しかし、EOGさんと三輪さんから類作指摘が。
平井康雄氏作、詰パラ1993年10月号。フラ盤の左下で選択して鑑賞できます。
後半の手順はまるっきり同じで、類作どころではありませんでした。
平井さんの作品は「詰将棋劇場」に全て載っていて、そして僕も以前そのサイトを全て見たので、この作品も一度は見たはずですが、すっかり忘れていました。いろいろ申し訳ありません。
具体的に指摘されなかった方も、既視感があったようで、総じて不評でした。

コメント返信です。(順不同・敬称略)

蘇鉄の木 「なぜだか、一瞬で解けた。確かに既視感がある感じですねぇ」

★紛れを悉く排除したので、一瞬で解けるのが狙い所です。

変寝夢 「まぁ返送致し方なしというところでしょう。この作品では23がふさがれてないと詰まないことが重要だと思うので、23銀を合駒で発生させているのが非常に残念なのです。45辺り(これを合駒で発生させて欲しい)から捨て駒で持ってくるようなものを見てみたいです」

★なるほど、合駒発生がマイナスとなりますか。

小野寺 「確かに既視感あるけど俺は気にしないよ。まとまってるとおもうよ」

★まとまりは抜群だと思いましたが、ここまで似ていては、主張できることが残らないですね。

後藤満 「限定合の銀を翻弄して邪魔となった攻駒の銀を消す。形も手順も小粋ですが、欲を言えばもう少し歯ごたえが欲しいですね」

★この手の作は、逆に歯ごたえがないように、どんどん易しくしていったほうが良いと思うのですが、どうでしょう。でも本作に限っては歯ごたえが欲しいと言う方が多かったですね。

EOG 「既視感とはパラ1993年10月号平井康雄あたりですね」
三輪勝昭 「飯尾さんに類作を調べて頂きました。残念ながら同一手順ですので発表価値なしですね」

★僕も一度は見ている作品に違いないのに、どうして気付かなかったのか……。

さわやか風太郎 「一言で言うと紛れる箇所がない。2三に出られてはダメなので3四角は絶対手。銀合以外は早詰と直ぐに分かってしまう。そうは言うものの銀を翻弄する手順は面白い。そうなると、銀合は移動合が良かったか。更に2二歩成、同銀が序に入れば。どうせ3四角は見え見えなので2五に置けば成立しそうに思える」

★巧いですねー。類作のことも考えると、こちらの方が随分と良いです。フラ盤に図を載せておきました。

蛇塚の坂本 「短編でこれ程銀の翻弄3二と2三の移動と銀の邪魔駒3二の消去等銀をテーマにした作品は、珍しいと思う」

★陰に隠れてしまいましたが、21銀原型消去のために、桂捨て2回を挟むのはきれいだと思います。

冬眠蛙 「合駒出しただけでは一工夫に入らない、ということですかね。厳しいものです」

★さわやか風太郎さんの案で一工夫が入りました。


解答者:蘇鉄の木、変寝夢、小野寺、後藤満、EOG、三輪勝昭、さわやか風太郎、蛇塚の坂本、冬眠蛙 以上9名

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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