出題編はこちら学期末試験が明日からなので、ブログ更新などしていられないのですが、後回しにするともっと忙しくなりそうで。
裏から回るような手順が狙い。これといった手もありませんが、いい収束だと思います。
コメント返信です。(順不同・敬称略)
蘇鉄の木 「清涼詰、合駒も簡素な内容で入り、まとまっていて、いい。しかし、なんだかこの作品が好きになれない……」
★手順に上品さが欠けますか。
冬眠蛙 「5手目33桂で簡単に詰む錯覚で結構考えました。良く出来てます」
★上から馬と歩で押さえているはずなのに、「桂先の玉寄せにくし」で手間取ります。
小野寺 「この収束創ったことあるんだよね・・・」
★はい、今回も類作指摘頂きました。さわやか風太郎さんです。
さわやか風太郎 「初手に大分悩まされました。しかし、1二と、同玉、3四馬、2一玉と進めた局面に見覚えが。「解けてうれしい詰将棋」2012年10月号に北村憲一氏の作品が掲載されていましたが、それと同一の詰手順。玉方5四飛を省けばこの4手が成立するという仕掛けですね。見事な逆算です」
★余詰防止を飛1枚で済ませるか、歩2枚にしてもう少し逆算するか、というところですね。63歩がちょっと離れているので気になるかも。
後藤満 「好きです、貧乏図式で清涼詰め。初手の紛れも魅惑的と思います」
★持駒打ちたいと思わせることができたら充分です。
三輪勝昭 「一旦5手目に33桂として悩んでしまいました。確かにこの素材は完成度が高い。素材と書いたけど、このあっさりした序も悪くない。表紙に最適だったのでは?又は11手詰のまま詰パラホームページのトップページに出したい作品です。6筋まで許されているか知りませんが。短評をもらえる発表先としては最多ですしね」
★今回は類作で11手詰にしなくて助かりましたが、11手一組の手順とも考えられますね。最近は詰将棋作家のネット進出で、詰パラHPも在庫がたくさんあって、僕が出る幕はなさそう……?
蛇塚の坂本 「初手が、シンプルな1二とに意外。3一桂合が、しぶというけ」
★序に紛れを持たせることができて成功だったと思います。
解答者:蘇鉄の木、冬眠蛙、小野寺、さわやか風太郎、後藤満、三輪勝昭、蛇塚の坂本 以上7名