そういえばまだ詰パラ2月号雑感を書いていませんでしたが、今更記事を1つ使って書くほどの内容もないなあと思い、冒頭に少し触れておくだけにします。
表紙……まだ解けない。
短大……はじめての構想作。
大学院……摩利支天さんは、既に同人入りされています。(入選99回がダブルカウント)
幼稚園特集……ヤン詰解付きも合わせて、好作多い。
小学校解答……Twitterで褒められて嬉しかった作。
大学解答……大15、素晴らしい。
三輪さん作品展……「亡」って……。
D級順位戦……予想外の高得点。昇級するつもりはなかったのに。
以上。ここからはウィークリーの解答です。
出題編はこちら相当な難問だったようで……。
4手目は飛合が最善。銀合だと、37角、同香成、57馬、同玉、37龍で詰んでしまいます。ここがメインのはずでした。
銀合→銀不成が作意に見せかけて、飛合→飛成が正解というはずでしたが、やっぱり変別含みでいまいちですかね。
コメント返信です。(順不同、敬称略)
小野寺 「銀合割り切れてるのがいいね~」
★普通は、銀合を作意にしたいところですが、ちょっと裏をかいたつもり。
さわやか風太郎 「2手目4七玉か4八玉か悩ましい。ただ4七はと金を取ることになるので変化だろうと想像。しかし4八角打を見つけるのに一苦労。本筋は比較的易しい手筋もの。銀合限定が洒落ている。どこかのサイトで合駒を動かすという課題が出されていてそのお蔭もあってすぐに発見出来た」
★2手目の変化は48角が好手になります。(まあ、17龍でも詰んでしまいますが。)
ただし、作意は飛合でした。残念。とはいっても変別なので、作り手としても誤解狙いというわけではありません。
冬眠蛙 「詰とうほくで解きました。…というより、解いてもらいました。つかみどころのない初手に大苦戦。28龍からは急転直下という感じです。紛れの対比の意図するところはあまり読み取れませんでした。贅沢言っちゃいかんのですが3枚の塊が動かないのは残念」
★わざわざ会合に持ち出して頂けましたか。
紛れの対比というか、変別の誤解を防ぐために、変化に注意、という意味での出題時コメントでした。
三輪勝昭 「めちゃくちゃ難しい。余詰を探すつもりじゃないと解けない。しらみつぶしで行って初手67銀はありそうな手では最後でした。高校でも高い評価を得たと思います。変わった手順とあったけど、僕はありふれた手順と思います。序盤4手は全く予想外の展開だからこの事を言っているのかな? 最初は49角、47玉、57馬、同玉、67金と指したくなる形で、序盤の変化紛れで持っている作品だけど、不快になるややこしいだけの変化紛れではないので良い作品と思います」
★この作が三輪さんに好評なのは意外でした。(主に78金の働きが悪いという意味で。)
ただ、遠くから打った角を成り捨てる手順は巧くいったと思います。皆さんのコメントで言及してもらえませんでしたが。
解答者:小野寺、さわやか風太郎、冬眠蛙、三輪勝昭 以上4名