詰パラ 入選74回 大学院

詰将棋パラダイス2014年11月号
大学院

入選74回
加賀市 鈴川優希



「滷汁(にがり)」

誤0 無8
A16 B3 C2
平均2.66

川島○嗣―常に不詰感にさいなまれた。8筋、9筋の駒をきれいにさばいて、飛車角を手にして63桂成が実現してやっと曙光が見えてきた。
○木彊―序の邪魔駒消去も凄いものだが、中盤飛馬が出動して合駒の応手が続き一転して夏から冬になったような変わりようでこれまた凄い。収束もきわどく決まり流石と唸る。
☆率直に言って評価は様々だったが、作者コメントを読む限りこれも読み筋というところだろうか。作者の力を感じる一作であった。



解答者の好き嫌いがハッキリ分かれました。読むのが好きな方にはだいたい好評だった? 変化は煩雑というよりは、深いという感じです。
良くも悪くも手順に華がないので、それを反映してこんなタイトルをつけたつもりです。
創作の出発点は、26手目の桂移動合でした。正算で四苦八苦しながら下段に落として収束しようとしたところ、40手目付近の合駒ブロックが登場して、面白くなりそうだと思いました。79とを置いた瞬間に収束は向こうからやってきてくれて、合駒非限定もなく龍も消えてうまくまとまりました。
このままでも充分シンプルで完成だと思ったのですが、もう少し逆算できないかなと考え、結局序の20手を加えました。後半との流れがアンバランスで駒数も多くなるため、善悪は微妙なのですが、序盤の変化や邪魔駒消去が捨てがたかったです。

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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