第12回 解答発表

出題編はこちら。


第12回の解答です。






4手目までは直感ですらっと進めます。5手目の桂打ちもやってみるところ。
問題は7手目。角を打つ手が有効に見えますが、3一角は3二玉で手が出なくてってしまます。よって1三角と、こっちから手を付けます。2三玉に、3三金と捨てて桂をそらして解決です。
全体的に流れた感じの作品です。狙いは、「桂で歩をつり上げてできた空間に金捨て×2」です。もともとの素材は収束5手だったのですが、そこから逆算して作りました。

それでは、皆さんの評です。(敬称略)


不透明人間  「詰将棋らしい手が続くが、軽く流した感じ」

★それが狙いでもあり、短所でもあります。

タラパパ  「これはまた、ずいぶん軽い手順でした。ひと目23桂から12金でしたが、作意はお隣の22でした。第一感がまったく当らなくなってきたこの頃です(笑)  解答者10名は越えると思いますよ」

★創作側も、第一感で詰まさせないように苦労しているのです。(汗)

三歩人  「桂でこじ開けた後へ金を打ち捨てる気持ち良さ」

★桂捨ての効果がはっきりと分かりますね。

小野寺  「33が拠点かな?」

★That's right.

u-maku  「捨て駒も4枚あり、うまい詰将棋。ただ収束が少し地味なのでここで使うと判断した? よくみたら桂捨金捨2度とも同じ感じの捨て駒。狙った?」

★ここは狙わないと作品になりません。(笑)

坂本栄治郎  「空間作るために、歩頭に桂を打つ筋は良くあるが、短編で2度も出て来るのは珍しいと思う」

★確かにちょっと珍しいかも。稀少価値。

増田  「金打のスペースを作るための桂捨て、これが2回行うのが特徴かな? 紛れがあまりないのがちょっと残念です」

★この作品は紛れで魅せるものじゃありませんからね。一本道なのはあまり気にしていません。

ほい  「捨駒が多くて気持ちの良い作ですね」

★こういう短評を頂くと、すぐ調子に乗ってしまいます。(笑)

一土  「捨て駒連発で軽快に解けました」

★難解な捨駒じゃなく、軽快な捨駒というところがミソ。

利波  「小品ながら、4×4に収め、11玉22歩~44歩のラインの形式美が光ります。 また、23桂同歩、34桂同歩というミニ趣向的な手順の美も感じさせられます。 手としては9手目33金が見えなくて7手目13角か31角か迷いました。 作者のセンスが感じられる佳作だと思いました」

★4五桂、同歩も入ったら詰パラへ直行……でしたが。

須藤@詰パラ  「軽快。13に駒を置いて「元旦(1/1)」をふと思い出しました(^^;」

★なるほど。そういう年賀詰もありますか。今度作ってみようっと。



正解者:不透明人間、タラパパ、三歩人、小野寺、u-maku、坂本栄治郎、増田、ほい、一土、利波、須藤@詰パラ  以上11名

累計正解数ランキング

1位 三歩人(11)
2位 ほい(10)
3位 タラパパ(9)
4位 荒川、坂本(8)
5位 馬屋原、須藤@詰パラ、小野寺(7)


今週は目標を大幅に突破! 次回もまたよろしくお願いします。
また、シルバーウィーク特別出題も。



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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
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