スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第300回詰工房参加記

ついに300回に到達した詰工房。
うちの大学では学園祭の期間中なのですが、それを抜けだしてでも工房に行かないわけにはいきません。

今回は詰工房オールカマー2015の選考会がありました。
この企画、ご存知ない方も多かった……? 解答者少なかったですねえ。詰工房ホームページ上での告知だけでは……という感じでしょうか。
まあ、それが詰工房らしいといえばらしいのですが。

点数で並んだのは馬屋原作と新ヶ江作。偶然なことに、どちらも四香詰です。
しかし席上で、実はこれ偶然ではなく、どちらもたま研課題のボツ作とのことを聞きました。おっと、これはオフレコだったかな……?
馬屋原作は56香の働きが悪いという点、新ヶ江作は変同があって四香詰にならない点。投票の結果、僅差で新ヶ江作が優秀作となりました。

そして続けて月間春霞候補作の選考。オオサキ作森田手筋、広瀬作3桂連捨、相馬作真・森田手筋が上がっていたのですが、結局候補作はなしということに。
オオサキ作は歩香重ね打ちに不利感が薄く、合駒非限定による変同余詰もある。
広瀬作は同じ構想をU田さんが既に完成形まで高めていたこと(今、手元に極光がないので、もしコメントで教えて頂けたらありがたいなあと)。
相馬作は積極的意味付けの合駒が取歩駒になる構想は斬新と言えるのかどうか、解答者に伝わるかどうか。
で、それぞれ疑問ということに。
せっかくの300回にも関わらず、少し残念な結果でした。

二次会はいつもの居酒屋で。今回は参加者が多く、一室貸し切り。
電王将棋トーナメントの実況を見ながら盛り上がりました。
今回はあまり作品を見せてもらわなかったなあと。T波さんの新作しか解いていません。

追記
思い出したことを忘れないようにメモメモ。
裏短コンにも参加してくださったさわやか風太郎さんとご挨拶。
デパートの新担当者に打診。
改作は絵画に落書きすること?

追記
広瀬作について、EOGさんからご指摘頂きました。



広瀬作はこの構想のエッセンスだけを13手で表現する方法を見つけ出したという点に価値があるのかなとはじめは思っていましたが、上田作(フラ盤左下から選択して見られます。出典等はiボタン)をよく見ると、ちょっと意見が変わりました。
というのは、上田作には広瀬作で使われた銀歩送りの構造が、変化で登場するのです。
これをもとに考えますと、上田氏はこの構想を実現する最短の手順を既に思い描いていたに違いありません。それも、広瀬作で不動のまま残る4枚の金を、19角たった1枚で代替するというさらにシンプルな図で。しかしそれだけでは物足りないと。構想成立の理論は変化に隠し、19角を作意では消してしまおう。そう考えて完成形にたどり着いたのではないでしょうか。
ここに上田吉一人気の一端を垣間見た気がしますね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

H瀬作、U田作は私のブログにある作でしょうか。
http://eog10.blog.fc2.com/blog-entry-145.html

No title

最初に確認すべきところをうっかりしておりましたね 笑。
ご指摘ありがとうございました。

高校8

森田手筋趣向でしたが変同が惜しかったですね。
そこを修正してみたつもりですがどうでしょうか。
攻め方16歩、24桂、34角、36歩、42馬、44金
玉方12香、14玉、26歩、31香、35歩、52銀
持ち駒 歩、歩

詰工房は何年かぶりに顔を出しました。

No title

なるほど、もとから32に捨てるように作れば変同は消えますね。オオサキさんこのコメント欄見ていらっしゃるかな?
しかし改めて見るとこれ森田手筋じゃない気が……。

No title

初形左右対称がもうひとつの狙いだったので……

というのは嘘ですけど、取れる馬を取らずに合駒するのが主眼なので、42には利かせておきたいところです。

そうかーしかし32合は変同扱いかあ。個人的には嫌がらせ変同と呼びたい(笑)

No title

なるほど、そこが主眼でしたか。さわやか風太郎さんの図だと52銀→51金としたらさすがに詰みませんね。
この類の変同は、以前からたびたび取り上げられているので、メジャーな部類なのかなと思います。
カレンダー(月別)
10 ≪│2017/11│≫ 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
FC2カウンター
About
my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

第φ回裏短編コンクール
2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

このブログはリンクフリーです。Sine 2009.6.
メールアドレス
makugaeru●yahoo.co.jp
●を@に替えてください。
全記事数表示
全タイトルを表示
最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
詰将棋あるあるbot
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。