第13回 解答発表

出題編はこちら。


さて、やっと更新が復活できそうです。長い間すみませんでした。
それでは、まだしていなかった13回の解答発表を。






やけに重い配置です。5八玉と逃げられたらオワなので、初手は4七馬と捨ててみましょう。同玉は4八金、5六玉、4七角迄。よって同香成です。次、3手目も5八へ逃げられないよう5六飛と捨てます。同銀成は6八金迄。なので同玉と取ります。この4手が自分で気に入っている序です。
ここで6六金とかすると、5七へ逃げられてしまいますのでそれを阻止する7六龍も見えるでしょう。同銀成だと6五角……そうです、この6五角を取れるように6手目は同銀不成! それでも6五角と打って解決です。
さて、最後は市松模様。大駒四枚捨てでもあり、銀不成もあり、張り切って中学校に投稿したわけですが……。
実は6手目は同銀成だと6五角、5七玉、6八金までの変同! あぶり出しにもならないし、致命的な欠陥です。これを見落とした僕も僕だと思いますが。

それでは、皆さんのコメントを。(敬称略)

ほい  「大駒4枚捨ての曲詰ですね。すごい。^-^  4三歩は飾り?」

★おっしゃる通り、飾り駒です。

荒川  「先週解答を忘れました。詰上がりが柱のようになりましたが、あぶり出しですよね」

★あぶり出しになりそうだったので、無理に実現してみました。

三歩人  「初形からは市松模様になると思えなかった」

★意外な形になると驚きますよね。

小野寺  「大駒4連捨ては良いが、いささか簡単すぎる。 市松は評価が分かれるところだな……」

★単純に4枚捨てをやってみたかったというだけ。

タラパパ  「大駒の4連捨てとはまた豪快な手順!  重い形が嫌われたのでしょうが、軽い形でそこそこの手順で表現するのは至難な作品でした。 2手目同玉の時の47角にすぐ気付かず、一瞬変化長かな?と(笑)」

★持駒を金銀にすれば4三歩と6三銀が省けます。でも大駒4枚捨てではなくなりますが。

馬屋原  「初手と3手目のコンビネーションが抜群の味。ただ、6手目の非限定がとても残念です」

★変同さえなければ……。

坂本栄治郎  「大駒を、バンバン捌いてカッコイイ詰将棋持ち駒を最後まで温存するところがニクイ。 詰上がりが市松模様に思考されているのもニクイ。こんな詰将棋が、詰パラでボツにされるのは信じられない」

★お褒めの言葉、ありがとうございます。(^◇^)

利波  「本作は、47の地点の香の成生非限定、76龍に対する銀の成生非限定が痛いです。特に、6手目の非限定は狙いが曲詰でもあるし、以下の手順が変同なのも激痛です。でも、大駒四枚連続捨ても作意では入る(変同手順ではこれも入らない)のが良いです。作意が限定できていれば、没にならなかったと思います」

★香の成生の非限定は実は不成だとその後に難解な余詰があるけれどそれは言い訳にはなりませんね。また、8手目も実は5七玉で変同。これも没の理由みたいです。

u-maku  「形見てなかなか解けないと思ったけど意外に早く解けた。何なのかな、手自体は全部好手っぽいけど意外性がないのかなあ? それが不採用の理由かも?」

★なるほど、意外性もほとんどありませんね。

須藤@詰パラ  「組み合わせで悩んだものの、54とが大きなヒントになりました。 初形を見たところでは角の遠打(93角と見せかけて13角とか)なんかを期待したので、この手順だとちょっと物足りません。2手目はともかく、6手目の成生非限定は致命的ですねえ」

★結論が出たようです。4枚捨てにしては単純で、6手目の非限定が激痛。いつか作りなおそうかな。


正解者:ほい、荒川、三歩人、小野寺、タラパパ、馬屋原、坂本栄治郎、利波、u-maku、須藤@詰パラ  以上10名

累計正解数ランキング
1位 三歩人(12)
2位 ほい(11)
3位 タラパパ(10)
4位 荒川、坂本栄治郎(9)
5位 馬屋原、須藤@詰パラ、小野寺(8)




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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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