第304回詰工房+第9回えび研参加記

またまたブログではお久し振りです。

まず一つお知らせとして。詰パラHPのほうに告知がされていますが、詰パラで新連載が始まります。題して、「ちえのわ雑文集」。僕は世話役の肩書きで担当していきます。4月号が出次第、このブログでもPRしていきます。

さて、3月の詰工房に行ってきました。僕が到着したころには、詰パラ今月号の振り返りがスライドでなされている最中でした。僕も短コンに関してはニコ生のほうでやっていたので、だいたいは把握している内容でした。
それにしてもデパートの相馬作は素晴らしい出来だと思います。

今月の春霞賞候補作は該当なしとの結果に。短コン志賀作はやっぱり伝達に苦労しているようでした。
僕としては短コン山路作が構想作としてノミネートされていてもいいかなと思ったのですが。
なお、香打に金中合をしてその後ろにまた香を打つ過去作をTETSUさんが全検索されていましたが、驚くほど少なかったです。三百人一局集の収録作になかなかおもしろい作品がありました。(作者忘れてしまいました……)

その後は、プロ棋士の順位戦の話題や解答選手権の話題(ポスター裏の佐世保会場のシルエットが鹿児島になっているミス)をしているうちに、すぐに時間がきて、いつもの二次会に移行となりました。

そこでの話題はあんまり覚えていませんが、デパートおよび大学への投稿の打診が行われていました。やっぱり図面用紙もしくは携帯型将棋セットがあると話題における詰将棋の密度が濃くなるようです。

二次会を早抜けして、そのままえび研の開始。メンバーは肉饂飩子さん、青木さん、馬屋原さん、ikironさんはいつものメンバーといった感じで、仙台からこちらに引っ越しされたHiroさん、青森からお越しの青のKKさん、そして終電で姿を現す相馬さんです。

デパートで知恵の輪特集を6月号でするそうですが、実は在庫が1作もないという 笑。なんという見切り発車。
そこで青木さんから早速提供がありました。あと4作どうするのでしょうか。(僕もできたら作りたいのですが)
Hiroさんから、田島秀男の古時計は早詰だったという情報あり。そのうち記事を書くかも?
なお、前日の夜もえび研第一部があって、角さんと「古時計は回りはじめた」の論文の筆者が参戦しそちらは盤を取り出さず普通の飲みになっていただとか。そして古時計の話も出ていただとか。

今回のえび研は、とにかく作品の見せあいが大部分を占め、夜を明かしました。
やはり皆さんの作っているところを見ると意欲が湧くというのはあると思います。
深夜に相馬さん到着。青のKKさんと同郷とのことで、昔のことやチェスのことなどを話していたようです。

ikironさん「最近は詰将棋は作られているんですか?」
相馬さん「作図はしていないけど、作ってはいる」
僕「???」

5時くらいになったら、僕は睡魔に襲われたので座布団を敷いて仮眠をとりました。しかし寝ることはえび研の禁忌で、それを犯してしまったがために首を寝違えたみたいでした。

それからは馬屋原さんを中心に長編トーク。この詰2017の記事募集ということで、長編詰将棋の系統分析のことなど。
僕はまったく知らなかったのですが、「再帰連取り」と「呼び出しハガシ」の違いを教えてもらいました。長編作家にとっては自明だったようですが、以前K谷さんがこの二つは本質的には同じだと仰っていたようで。
どちらもn(n+1)/2型であるのは同じですが、再帰連取りは中合駒をハガシにかかる一方で、呼び出しハガシはあくまで狙いの駒がその周の最後にはがされる、という違いのようです。

あとは、馬屋原さんの「ガチャポン」を再鑑賞して、その画期的な構想に感心したり、最小公倍数原理について考えたり。
攻方玉方ともに不可逆な1/n手型趣向を二つ用意して組み合わせれば、最小公倍数原理が成立するようで。すでに拡大盤では実現されているとか。
あとは詰パラで不詰となり作意未発表の田島秀男「立方体」が、それに近い表現をしているとか。
ikironさんはそれを聞いて長編を作ろうと意気込んでいたようでした。

というわけで、肉饂飩子さん、毎度のことながらたいへんお世話になりました。

次回のえび研はまたたま研と機を同じくしてでしょうかね。たま研課題は10回を記念して10にちなんだ作品だそうです。

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

第φ回裏短編コンクール
2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

今週の詰将棋・
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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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