詰パラ 入選104回 中学校

詰将棋パラダイス2016年2月号
中学校 第5番

入選104回
東京都 鈴川優希



誤8 無16
A79 B11 C2
平均2.83

真◯千秋―いかにも不利に見える移動合と76飛の意外性。

天ヶ瀬◯也―飛の捨合は当然すごい技だが、それを76飛の豪打で収束させたことに感嘆した。

☆しかしながら、8手目66合、44馬、55合、同馬、57玉、46馬迄の手順が変長ではないかと言う指摘があった。55合を同龍で詰むのなら問題ないが、同馬では無駄合ではないと言う主張で一理ある。一応キズ扱いとしておく。



とっておきの作。念じたら逆算で捨合が出たので、捨合→限定打のストーリーが生まれて良いと思う。
ただ変長というより僕としては不完全作。修正しなければ。
と思っていろいろやっていたら、三輪さん考案の修正図と同じ結論に行き着いてしまった 笑。ショック。



12と、とっても嫌な配置ですが、変化紛れで効率良く働くので解図する人にっとては気にならないかと。
初手、飛に取ってくださいと言ったのに、逆に飛が命を差し出しに来るところはお気に入り。
最後龍を抜かれるところの動きが大きくなり、盛り上がる。
原図より気に入っているのである 笑。

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変調ですが、何か?

これは、私の検討。見落としではなく、承知の上でパスしています。
わたしは、いってみればゲートキーパーの役目で、間口は広めにとってます。変調作をブロックすることもありますが、合駒を直後にとって2手伸びる類のは、ほぼ許容範囲。これは、私の詰棋観というよりも、一般の詰将棋ファンを鑑みてでして、これを、不完全といわれるのはちょっとなあ・・って感想です。
(もっとも、修正図はなかなかの出来ですけど)

No title

とにかく作者自身が55合を見落としていたことがいちばん問題です。
そして、僕が作品を世に出す基準として、「このキズは許されない」というものがあります。(いくら詰パラ採用基準に達していたとしても、自分が駄作と思うものは発表しないのと同じ感覚です)
僕の基準では、世に言う「変長作」は、必ず「真っ白な完全作」か「真っ黒な不完全作」に分類されることになっているので……。この場合は後者でした。
とにもかくにも、このキズを許容したとしても、修正図がいちばんいいと思っているので、ノープロブレムかと思います。
もちろんミーナさんの方針として、他の方からこのようなキズありの作品が投稿されてきても、一般の考え方を尊重してパスするのは、正しいご判断だと思います。

51香の図

ほう、51香を置かない方を選択しましたか?
51香を置くのは、36との代りに持駒香になるのですが、それだと35・43の玉方駒が変化を駒余りにするために必要になります。
それから59とも最終手限定のために置く事になります。
それが創作上のしばりになって、今一完成度が高くならないようですね。
でも僕なら持駒香の案にしますね。
理由は馬を引く紛れがあるから。
僕は余り紛れは重視しないのですが、この図だと馬は71に行くしかないのが、凄い不満です。
理由はそれだけです。他にもあるけど、一長一短の事ですので。
鈴川君は12とが不満のようですが、2手目33玉は52に龍にいるから詰む。
3手目同龍は53龍の形では詰まないと言う事なんですが、持駒に飛が加わっている。
この条件で成立させる事の出来る配置はそんなにない。
59とは3手目同龍、33玉、43龍、同玉、56との余詰防止。
と言う事は12と・59とを1枚で済ますのが理想です。
それは僕は出来ないんじゃないかなと思ってます。
むしろ12と、59との2枚でよくしのいだ方と思います。

後、ミーナさんへですが、変長ルールがある以上は変長があっても検討者の立場上は不完全作には出来ないと思います。
今のスタンスは正解なんですが、変長と変同は作者自身が気が付いてない事がありますので、分かってますかと言ってあげた方が良いと思います。

No title

>三輪さん
Twitterで持駒香の案を出しましたが、余詰がいろいろ大変で、僕の美意識にそぐうような図が出てきませんでした。
それに、問題の66合の部分で、57香、同玉、35馬迄の順を見つけられればいいですが、44馬以下の順は残ったままで、変別が気持ち悪かったです。
馬の別方向への転換を残したい気持ちは僕も同じでしたが、この図で93馬にできないのはどうしようもなく残念でした。
12と、作図したり解図したりする側にとってみれば奇跡的な配置です。59とは5手目からの余詰防ぎもたぶん兼ねていて、この配置はウルトラエコノミーです。
ただ詰上りに残っちゃう点ではやっぱりなあと思いますよね。
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管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、進学とともに東京へ。現在、20歳学生。詰工房などの会合へしばしば顔を出します。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。

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