詰パラ2016年7月号雑感

早いうちに詰パラ雑感を書いておきます。

表紙……作者と似顔絵が一致するパターンは相当レアケース。

ヤン詰……以前「ことわざ」が課題の回がありましたが、そのときはタイトルが表示されていました。今月は「格言」そのものを的中させる楽しみがありますね。

看寿賞……
僕の感想を一言に集約しますと、「田島作4桂趣向137手が受賞したので心残りなし」です。
長編に疎い僕ですが、この作品は格別。明快にしてどうしてこんな高度なことができるのか。この作品だけで田島秀男のファンになりました 笑。
田島作不規則連取り401手はこのブログで解説を載せましたが(選考の際に記事を参照していただいたらしい)、僕自身は実はそこまで好きではないです。難解なのはいいとして構想部分に迂回手順・非限定含みですし、その非限定絡みで誤解が発生し正解者0となってしまったのも不完全燃焼。
田島作微分系ハガシと「来たるべきもの」は、どちらも評判がいいのでまあ受賞は妥当かと。
と、いうわけで長編部門は予想が完全に的中。

中編部門は、これは確定!というまでの作品はなかったですが、ひとつ選ぶとすれば山路作しかないと思ってました。「軽い」と評されて受賞を逃す可能性も考えましたが、時代が変わったと言いましょうか、全会一致での受賞はお見事。嬉しい傾向です。

短編は広瀬作8枚打ち捨てが本命予想。「来たるべきもの」が特別賞かもしれないとも思っていましたが、こちらが特別賞でしたか。
片山作の受賞にはびっくり。ただの手筋モノという以上の認識がなかったので……。
これも近年の選考委員の入れ替えによる影響かと思いましたが、北浜さん高坂さんは票を入れてないんですね。
「看寿賞獲得のための傾向と対策」を書き替える必要がありそうです 笑。
作品としてはこれ以上なくきれいだと思うので、高く評価しています。

ちえのわ雑文集……最初に見せていただいた原稿からいろいろ推敲して、いい形にまとめることができました。詰パラには珍しいタイプの雑文です。

中学校解答……まあ、たまにはこういうのもいいかなと。どういう過程でこうなったのか、いずれ記事にします。

新人コンクール解答……椿野さんは以前、自作に対する短評で「詰将棋を創り始めた約半年前から、鈴川さんのファンです。最年少入選100回を目指して頑張ってください!僕は初入選目指して頑張ります」と書いてもらったのが嬉しいので印象に残ってます。初入選おめでとうございます。

デパート解答……7月号ナンバー1と評していただきました。「これでもかというほど追求された美しさ」という短評も嬉しいです。

今月の入選は、中学校、短大、詰備会。どれも易しいのでお気軽にどうぞ。

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my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

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2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

今週の詰将棋・
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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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