第32回詰将棋全国大会in倉敷 参加記 後編

13:40
★続いて握り詰の紹介を平井さんから

図面だけはお渡ししているんですが、みんなで解きながら鑑賞しましょう。
(☆最初に配られた握り詰作品一覧には手順は載っておらず、ここで初めて披露されました)
代表者として長谷川さんが。スタッフの一人なのですが結構(詰筋が)見える方なのでお願いしました。
スタッフなのですが予習はしないようにと。
もし困るようだったら 助言をしてあげてください。
制限時間がある関係で、前半11題と後半11題に不公平感が出てしまうのは申し訳ないんですけど。

☆で、以下順番に全22作を解いていきました。
☆最初のほうは短編で、さすが長谷川さん、スラスラと解いていくのですが、途中からは難問だらけ。創作が完全に柿木本位の作品も多く、あの場で解くには無理がありました。
☆平井さんが「これがね、超難しい。あ、変化は難しいです。詰め手のほうは素直です」と仰いますが、いくら素直といっても山のような持駒の作品でさっと作意にたどり着けるのは不可能でした。
「何が素直なのか」というボヤキも。

☆入賞作は9月号詰パラで解答募集されます。またそれ以外の作品は別のところに投稿する方もいますから、ここでの言及は控えることにします。

☆その場で解くという紹介方式はおもしろいですが、リハーサルはやっておかないとまあ厳しいでしょうね。もしくは台本を用意して紛れにわざと嵌ったりして漫才みたいに行えば見栄えもするでしょう。

時間10分オーバーで終了。ここで休憩に入ります。

★休憩前に柳田さんが時間をよこせと

月下美人とおくろう記の宣伝
詰パラ1冊30円
駒場和夫さん名誉九段
板橋さんの手によって遺作集を出そうという動き

休憩時間中は、やはり書籍コーナーが賑わいましたね。

懸賞・握り詰投票締切

15:10~第二部

毎年恒例、詰将棋ミニ解答競争。

問題の半分は片山さん(=塩見一族、YYZ、行き詰まり)の過去作ということで、会場からおお、と歓声。

1手詰~5手詰の30題を10分で解かなければいけません。
要望があったため、問題を掲載します。ご快諾いただいた大会スタッフに感謝。
ぜひ時間を計って挑戦してみてください。

問題表紙
問題1ページ目
問題2ページ目
問題3ページ目
問題4ページ目
問題5ページ目

A畠さんの合図でスタート、沈黙の時間がスタート。
5分、1分、30秒でコールがあるたび、ひえー、との声。
僕は片山作品ほとんど解けずにパスしてしまいました 笑。それでも時間が足りない。

解答1ページ目
解答2ページ目

60点満点はさすがに0人。

50点以上の方が6名! 決勝戦に進みます。
北浜先生 54点。第15問で21角と打って誤解。第17問で55銀で誤解。
O田さん 51点。最後の3問が解けず、あてずっぽうで書いた。
F井さん 50点。第17問と第24問で誤解。最後の2問分からず。
H内さん 52点。第22問で記入ミス。第23問75金で誤解。第25問無解。
谷川先生 54点。慎重にやったので誤解なし。第24問、第28問、第30問は時間切れ。船江君に勝って嬉しい。
柳田会長 53点。棋譜表記の「右」書かず、など。
(ここらへんメモが追いつかなかったんで間違ってたらすみません)

予選では片山作品は3手詰だけでした。決勝では片山作品の5手詰、スクリーンに映し出される形式で、全手順を早押しで答える必要があります。
プロ棋士2名は予選の最高得点ということで1点プラスのアドバンテージが。

決勝問題

1問目……H内さん 正解
2問目……北浜さん 正解
3問目……O田さん 42馬、同龍としてしまい不正解、お手つきで次の問題へ。
4問目……H内さん 正解
5問目……谷川さん 「え……あれ」という素振りをみせますが正解

5問終了した段階で谷川先生、北浜先生、H内さんが2点獲得で並びました。
最後の1問で最終決戦です。

図が出ると早い段階でH内さんが挙手。「24金、同香、45角、35玉、18角……じゃないじゃない46龍!」
平井さん判断で「セーフにしましょう」

決勝解答

H内さんの優勝。谷川先生サイン入り『月下推敲』が贈られました。

32回大会なので32点の人にも景品。
鈴川は31点。1問だけ誤解したのが響いてしまいました。

北浜先生は大原美術館のおみやげを景品に。「ちょうど行けなかったので。『北斗』あったんだけどもう買っちゃったよーー」

「柳田さんあのお歳で流石」という声がどこかから聞こえてきました。
片山作品は(有名作ではないにせよ)既発表作だったので、詰キストに有利だったかも?


大会記念詰将棋
船江先生ご自身の解説
「懸賞詰将棋出していること自体忘れてましてー
看寿賞や握り詰めで食傷気味かと思いますのでこれくらい(の易しさ)で」
これも詰パラ9月号掲載をお楽しみに。
1か所、見落としやすいポイントがあって柳田さんがあっと言っていました。

景品は2名+6名に。

参加者名簿配布
108名

握り詰の優秀作発表
★これは盛り上げていくために3位から発表しましょうか。
3位 15番 山路さん 「投票ありがとうございます 看寿賞もいただいて3位もいただいて光栄に思います」
★旅費も出てるしマル得ですね。
2位 21番 高木さん 不在
1位 17番 福原さん 不在
★なんかグダグダですが

☆大会参加者が有利になるような設定があってもいいとは思いますが。ただ今回は1位が強すぎました。

決勝問題の配布

参加者紹介
★都道府県ごとに呼び上げていきます。
★誰が代表になるかは都道府県ごとに空気を読んで牽制し合っていただいて。

北海道 北村さん どっかいっちゃいました

青森 K坂さん どっかいっちゃいました

茨城 K保さんはみんな知ってるから、Y田さんで
 「詰将棋おもちゃ箱の推理将棋を担当しています。今月は難問でまだ4名だけしか解答ありません。中級は良問なのでぜひ」

K坂さんが帰ってきた。
 「将棋パズルの担当をしています。覆面推理を出していたが難しすぎたかな。最初から解説した小冊子を作ってきたので声かけていただいたら無料でお渡しします」

埼玉 I葉さん
 「22回目 32回から10をひくと22でそれがいつも私の参加回数。あと3・4回は出たいと思います。78歳です。よろしくお願いします」

千葉 I山さん
 「I山です。18回目です。今回嬉しいのは看寿賞が高校から2作なったのが嬉しい」

東京
◯◯さん、◯◯さんと読み上げていき、「オオサキくん!」あっすみません。いつもの慣れで。
いっぱいいますけどじゃあ誰か挙手で。オオサキさんはい!
 「デパートでは交代解説をやっています。二次会で声かけてください」

神奈川 柳田さんのご指名でK池さん。
 「宮城から引っ越してきました。作品を並べて楽しんでいる詰将棋ファンです。こういう人もいるんだなあと」
柳田さん「古い近代将棋とか調べてらっしゃる方です」
☆次回ちえのわ雑文集で登場予定!

長野
 「松本から来ました松本子です。13年連続19回目です。来年以降もぜひ参加したいと」

静岡 ★みんな知ってる人は何も言わなくていいから……じゃあM澤さん。
 「4年連続4回目です。私ももう少し経ったらいつもいるんで何も言わなくていいと言われるようになりたい。推理将棋に投稿しています。この場は詰将棋作家といられるということで憧れの場です」

愛知 M谷さん挙手
 「小学校担当のM谷創(そう)です。小学校充実させていただいています。返送のペースが遅くて申し訳なかったですがいっきに返送して自転車操業。投稿お願いします」 
★短大よりは自転車じゃないですから大丈夫です。

三重
 「Y岡です。17歳です。20回目の参加です。そろそろ17歳やめます」

富山 Oさん
 「Twitterで不透明人間としてやってます。松本大会以来富山からはF井さんと2人で来ていたが、彼今日は体調不良で。来年からまた2人で」

志賀 N筋さん
 「てっきりM宅さんがしゃべると思ってたので特にしゃべるネタないんですけど。最近創作のペースは落ちているけどほそぼそとやっているので解いていただけたら」

京都 ★上田さん……はだいたい外におられるんですよね。広瀬さんはしゃべったから過去の看寿賞でもう1人のH瀬くん。
 「京都です。本来インドネシア枠なんですけど。今後しばらくは日本にいますんで創作します」

大阪 ★若島さんしゃべりますか。「いやいいです」 じゃあS内さん。
 「作品展を担当しています。合のつく手筋3通り以上という課題です」

兵庫 はだいたいレギュラー。N田さんいきましょうか。
 「通常詰将棋全然やってませんで、合計点数2点でした。一桁の方といわれましたが恥ずかしくて出て行きませんでした。おもちゃ箱の推理将棋、今月の私の作品出てますんで、さっき紹介いただきましたが、解答よろしくお願いします」

岡山 ★片山さんにしゃべってもらいましょうか
 「皆様こんにちは。20年くらい前にペンネームを連発して短いのばっかりを。今日久しぶりに自分の作品たくさん出たんですけど3題くらい解けませんでした。これを機会に創作再開していけたらと」
★小学校の水谷くんが喜んでる展開ですね。

広島 いちばん返事がよかった谷本さん。
 「今日実は初めてで、非常にに皆さんレベルが高くて驚いています。地元の将棋普及のことから少しずつ作品を作って自己満足でやっております」

鳥取 山路さん
 「こんにちは。鳥取からきたわけですがもう一人のK広くんは僕が家庭教師をやっている子で。詰将棋に興味があるということでついてきたんですけど。いつか詰パラにも載るだろうということで」

島根 T見さん
 「今回いらっしゃったM神本さんは視覚障害者の方で暗いと見えなかったようで。神の手を持つ男と呼ばれています。もう一人のM島さんは馬使いの男と言われています」

山口 S村さん ヤングなほうで
 「詰パラにもまだまだなのでたくさん創作したいです」
★あっという間に入選回数抜かれるんでしょうね。
☆指将棋強豪の中学1年生です。

徳島 K島さん
 「詰四会中止でたいへん申し訳ありません。次は第20回。台風が来ないよう祈りましょう」

愛媛 山根さん
 「女流棋士の山根ことみです。詰将棋を解くのが好きで今日はすばらしい作品ばかりで感動しました。また機会があれば参加したいと思います」

高知 M角さんは慣れてるのでT村さんいきましょうか。
 「私は特にしゃべることもなかったので困っているんですが、よろしくお願いします。あ、あの詰棋めいととかまだ本売ってます」

福岡 H切さん
 「合駒を中心に作っております。先ほど握り詰を聞いていましたけど(合駒が難しくて)ぼーっとしていました。でもこれからも合駒を作っていきます」

佐賀といえばO田さん
 「だいたい佐賀からは私一人で。最初に参加したのは大学に入った年。今回ちょうど参加回数が年齢の半分です。これからも楽しんで参加していきます。最近はTwitterで活動してます」
長崎
 「長崎の石川です。10月のねんりんぴっく長崎で審判をします。気候と観光がよいところ。おいでください」
宮崎 K森さん
 「好きな野球球団は谷川先生の前では言えません。63歳で3回目の出席。古希のときにはメダルをいただけるよう精進します」

予定どおり16:35ジャスト。司会進行自画自賛。

岡山のスタッフ、壇上へ

平井さん
今日はいろいろバタバタしまして申し訳ありませんでした。
奇跡的に時間通り終わるようで。
至らないところも多々ありましたがそれなりに楽しんでいただけたでしょうか。
(拍手)
どうもありがとうございました。

記念撮影、撤収。


その後場所を移動して倉敷ステーションホテルで懇親会。乾杯は恒例の(高齢の?)H部さん。
たくさんの方々とお話しできました。
倉敷にちなんだ大山康晴クイズ、最後の問題は懇親会中にとのことでしたが、平井さんの初形曲詰が出題されました。「優秀な部下」に解いてもらい、31手詰。いずれ詰パラにも掲載される予定?

以前、将棋連盟出題の詰将棋についてこのブログで難癖つけて炎上させたことを浦野先生にツッコまれてヒヤリとしたので、谷川会長に謝りに行ったのが懇親会のハイライト? ついでに大山クイズの答えも訊くことができました。

全国大会は3度目の参加ですが、懇親会中にも握り詰の入賞作を的中させた人(ikironさん)が表彰されていたり、インタビューされていたりと、ただしゃべっているだけじゃなくていろいろなことが進行しているのだなと。
あと、今年の会場は広かったので、騒がしさが緩和されてそこらへんが聞けたというのもありますがね 笑。

くまモンとガチャピンのきぐるみは定番ですが、看寿賞獲ったら僕も着ますと言っておきました……。

懇親会の一本締めはなぜかikironさんが指名されてました。

会場でしばらく溜まった後、角さん率いる3次会メイングループへ。
盤に新作が次々と並べられていました。自作も少々。
上田さんの複雑なルールのフェアリー長編を解図するなど。

で、日付が変わるくらいには解散となり、体力ある若手で4次会以降へ。
そもそも宿をとっておらずノープランなので、どこへでも連れて行ってもらうつもりでした。ikironさんとh160seさんも宿なし。
で、オオサキさんに深夜ラーメンに付き合わされた若手たちが終電を逃したとのことで合流。
オオサキさん自身はホテルへ帰還 笑。

いやそれにしても倉敷は夜も更けるとさすがにお店が開いてなく、いろいろひどい目に会いました。
完全ノープランだったのが敗因?
次回は前もって決めておくべきですね。

翌日、ふと思い立って電車に乗って高松へ 笑。
高松港を歩いたり、本場の讃岐うどんを食べたりして普通に一人観光を満喫しました。炎天下でしたけど。
で、岡山に戻って夜行バスで帰宅。
睡眠時間こそつらいことになっていますが、いい全国大会でした。

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No title

自分は2次会は大崎氏と一緒だったのですが、
多分地元のHさんも終電逃したらしいので、
薄情な大崎氏に見捨てられた皆さんがどう過ごされたのか気になります。

No title

Hさんは無事に我々のn次会に合流して、始発頃お帰りになりました 笑。
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管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

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今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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