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第φ回裏短コン「⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡」

改めまして、ニコ生を観ていただいた皆さんありがとうございます。
今回、作品数の多さと現実の雑多なやるべきことと、そして僕のモチベーションの問題から準備不足が否めないところで、解説にお粗末なところが多々ありまして、まずお詫びいたします。
それでも深夜1時過ぎまでお付き合いしていただいた皆さんとコメントのおかげで、なんとかやり終えたという感じです。
去年に比べてしゃべり方などはスムーズになった気もしますが、放送の質としては自分の満足のいくレベルには到底及びませんでした……。
そういう点もありまして、今年は動画としてのキャプチャは残さないことにしました。どうかご理解ください。
プレミアム会員の方は1週間以内ならタイムシフトが残っていますので、お楽しみください。

さて、そんなわけで今日から順次結果稿を載せていきます。
2月が終わるまでに全作やりきりたいと思います。(1つの記事書くのに1~2時間かかりますので、これくらいのペースでご勘弁ください)

2位
⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡
名無し名人

点数012345678910
人数010122386713

正解43 誤解0 無解2
得点2.77
人気投票 1位:6人 2位:8人 3位:6人
ベストタイトル投票:3人



作者
タイトルは最遠移動を表しています。
顔文字のタイトルは新手筋?(笑)
主眼部は長谷川哲久作(この作者良い作品多いのに何故知名度低いんでしょう?)を90度回転したようなものですが、頭2手が入って作品になったと思います。

★初っ端から顔文字タイトル。やってくれますね名無しさん。

★初手38桂の紛れが深いというかそれっぽい。同香成は57金、同玉、37飛迄の両王手があり、この筋で当たりをつけてしまうと苦戦を強いられます。実際は38桂に47玉で、これで37からの脱出を見せられるとどうもうまくいかないようです。
★初手37金が退路に捨駒を地で行く手……とはいえども、初手から金を手放してしまうので抵抗があります。これに同香生と応じるのが39へ利かせるための策。この2手で作者の言うとおり作品価値がぐっと上がっています。
★あとはタイトルどおり最遠移動からその飛を捨てて角を移動させるパターンですが、67銀が絶妙なカモフラージュの駒になっていると思います。

★ちなみに僕なら8手目非限定を防ぐために86は馬にするんですが、それだと87合が有効だと言う人もいるんでしょうね。難しいところ。

★構図のよさと、序の2手がさくっと逆算できてしまったあたりで作者の勝利。まあ名無し名人さんとしては水準作といったところかも。

★なお長谷川作(詰パラ1975年9月)はフラ版左下から選択して見られるようにしておきました。ソコスさんありがとうございます。

有吉弘敏
初手の金捨てと2手目不成の応酬に加えて飛車の最遠移動。無駄の無い合理的な配置も見事。名無し名人作と予想。

奥鳥羽生
手慣れた職人の一作、序捨駒~生応酬・最遠移動~再移動等をさりげなく融合させる技術。
今回参加作家に職人は多いが、名無し名人さんのにおいがプンプン。

金少桂
これほど『視覚的に』内容を表したタイトルは見たことがない。
タイトルのせいで95飛を早く指したくて、3手目まで待つのが焦れったすぎて困りました(笑)

ほっと
「≡」が6つあるので左に6マス移動と分かる。捨駒の切れ味、そしてこの命名。名無し名人さんで確定。

★作者予想は今回最も易しい部類。まあタイトルでもすぐわかりますよね。前回の悪趣味なタイトルと違って実はちょっと好きです。

馬屋原剛
初手が見えず最後から2番目に解けた(〃゚д゚;A アセアセ・・・

EOG
収束が見えてきても中々初手には思いが至らなかった。

梶谷和宏
いきなり優勝候補の難問。よくこんなこと考え付くなあ。

松尾 裕
最初からこんなに難しいなんてあんまりだ、プギャー。

kisy
解き終わって初めてタイトルが 最遠移動を表しているのにきがつきました。1番にピッタリです!

★今回は意図あってタイトル五十音順で出題しましたが、やっぱりこれがインパクトあるのでトップバッターでよかったと思います。ただ、作者は……。

作者
出題順がタイトル五十音順と分かっていれば別のタイトルにしたのに…、と思ったけど別の候補でも結局トップバッターになってた(笑)

★ま、多少はね?

江市 滋
後半はやや類型的だが、この初手にはやはり意表をつかれた。

虹色のルモ
逃げ道封鎖の捨て駒から3九桂を防ぐ香不成、最遠の空き王手から飛車の利きを通す道作りに飛車を捨てて収束、中身の濃い一品ですね、駒数も少なくとても好きな作品です。

おかもと
初手がちょっといい味。解いてから顔文字の意味を知り、なるほどネ。

まつきち
最後まで解けなかった。初手桂打が第一感で金のただ捨ては不利感のある妙手。飛車の大回転も素晴らしい。初形も無理が感じられない。命名は「滑り込み」という意味でしょうか? そうだとしたら、トップに載っているがギリギリに投稿されたとか…。それとも95飛~97飛あたりの手順から「きたー!」という意味かな?

野々村禎彦
こんな手が入れられたら面白い…を悉く実現している。もはや笑うしかない。

まっつぁんこ
初っ端からむずかしい。10分かかったので10点。

景山英貴
これは巧い。太刀岡甫さん。

tsumegaeru
盛りだくさんの内容。

山下誠
6七銀の存在により、飛車の軌跡が際立つ。香不成もうまい導入。

大瀬戸
ダイナミックに躍動する飛車。

原田椅子
テーマの面白さ、完成度の高さが素晴らしい。傑作。

青木裕一
(´∀`)b
作者予想:名無し名人さん

太刀岡甫
最遠移動を収束で捨てる強烈なストーリーだけでなく、序の玉方香生や繋ぎの銀捨てに至るまで、ほぼ全ての手が輝いている。久保紀貴さん作と予想。

ミーナ
ねらいのぶんまわしをぐっとこらえて、金捨てがうまい。18歩一枚で変化を割り切って、香生限定とは。
読めないタイトルがまたいい。ベストタイトル賞狙ってるね。
作者はPathfinderさん。

桂花
想定以上にダイナミックな展開。

Pathfinder
題名は何と読む?ここから飛車最遠移動が出てくるとは思いもしなかった。

柳原裕司
解いてみようと思わせる初形がまずいい。構想が見え見えなのもいい。てんこ盛りの手順にごちそうさま。

★柳原さんからはいつも気に入った数作だけに解答いただいています。名誉。

河童生
トップバッタ-、3手目を左翼線へ長打。続く56銀、97飛の連続安打で先ずは1点。

齋藤光寿
56銀のワンクッションが入るのがいいですね。

黄楊一輝
タイトルに助けられました。かなり好みです。太刀岡さんかな?

★このタイトルに助けられて解図がすんなりいくっていうのがすごいですね。

後藤 満
タイトルに顔文字は禁手では? 序の紛れが強烈!

不透明人間
初形成駒なしは好み。 鈴川優希氏作と予想。

★僕だったら35飛打つように逆算してるでしょうね 笑。

すみしん
飛車の大転回とは恐れ入りました。最終手47飛車までの両王手に持っていく筋だと思い込み、作意はまったく思いつきませんでした。タイトルは飛車の動きを示しているのでしょうか?

竹中健一
配置から95飛は浮かぶので、初手一発という感じがしてしまう…

占魚亭
最遠移動のタイミングがポイント。タイトルの顔文字は3手目を表現している?

園川彼方
解けなかったので柿木に頼りました。不利感のある初手に飛車の最遠移動、収束まで隙のない素晴らしい手順。

★さて、以下マニア2人からは同じ指摘が。

オオサキ
頭の2手がテーマと関係ないのに不成という別の主張があってちぐはぐの印象。

久保紀貴
玉方香生が主眼かと思ったら、95飛が本当の主眼だった。それらに関連があればなおよかったが、無理な配置を置くことなく成立させたのは見事。作者予想は名無しさん。

★いつぞやの原田清実さんの半期賞作(フラ盤から見られるようにしておきました)と似たような感じ? 技を詰めこんだ結果は混沌? 僕はふつうにプラス評価してますけどね。

★ここから4人は東大将棋部員からの解答。

前田康熙
95飛からの流れは見えていたのですが、初手が見えず苦戦。2年くらい前の解答選手権で似たような問題解いた記憶があるので作者馬屋原さんだと思ったんですけどどうでしょう。

もラン
なんとなくタイトルから大移動が見える。初手で結構苦労した。

園城寺怜
悩んだ挙句に発見した最遠移動、95飛!感服しました。つなぎも香生が入るなど、文句ない作品です。

ぶじょー部長
要素を積み込まれた感じが好きです。

★最後は名無しさんのマブダチからの評で。

三輪勝昭
評価はタイトル込みでしました。
このタイトルには意味あるのでしょうか。
僕にはクソにしか見えない。
このうんこタイトルでは、内容がいくら良くてもこの点数にします。
上位予想作ですが。
作者予想=名無し名人作。
手順もこのタイトルもあり得るが、「名勢子」も名無し名人作と予想。
どちらか分からない。

★点数表を見ると、三輪さんが何点をつけたかはだいたい想像つきますね 笑。

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マブダチとは

マブダチとは何でしょうか?
少なく共、名無し名人さんは僕の事はマブダチとは思ってないでしょう。
僕の方はと言えば、作品については好きな事を言いたいので、詰将棋作家皆がマブダチだと良いなと思ってます。
ただし、僕とマブダチになりたい人は、一人もいないでしょう(笑)。

名無し名人さんと僕はメール交流はありますが、内容は順位戦などの作者当てや順位予想とか、半期賞予想みたいな事がほとんどです。
これはブログでしている事と同じです。
メールでは突っ込んだ事を話しますが、ブログの方が詳細な事もあります。
今回の裏短コンはブログの方が詳細ですね。
ただ、僕の作品については、ヒントを言ってしまいました。
これは失敗したなと思ってます。
ヒント無しで当てられたか?の方が面白かったのに。

その作者当てですが、僕か名無し名人さんのどちらも当てられてない作品で、ニコニコ生動画を見て、なるほどと思った作品はなかったです。
間違っているからもう一度考えても良いと言われて、当てれるかもと思ったのは「ワンオペ」のみ。
他は何度やっても外しそうです。
今回の作者当ては難しい。
当たらなくて、当たり前と思っていますが、名無し名人さんはブログによると外しまくっているので、解答発表がいまだかつてないくらい楽しみです。

No title

丁寧な解説ありがとうございます。

評価は7~8点あたりに集中すると思っていたので、10点が13票も入ったのは予想外でした。

素材は95飛~97飛の5手詰でしたが、37香が成香だったら早詰だと気付いて37○、同香生の逆算を入れたくなりました。
2手目同玉の変化を18歩1枚で済ませるためには9手必要なので間に56銀、同桂を追加しました。
その結果57金~両王手の紛れ筋が出来たのは偶然です。

86角にするか86馬にするかは意見が割れるでしょうね。
個人的には成生非限定よりも87合の方が気になります。
8手目は77合もあってどうせ限定されていないし…。
あぶり出し等を除いて終2手の変同は気にしないので、終2手の成生非限定も気にしません。
終4手以前ではキズの大きさは変同>成生非限定なのに、終2手だと成生非限定>変同になるのは不思議に思っています。

構想派の面々から初手が狙いと関連性がないと指摘されるのは想定内です。
おそらく最近の自作の大半は構想派には受けないでしょう。
ちなみにコメントで触れられている原田清実さんの半期賞作は古今東西の9手詰で1、2を争うくらい好きな作品です。

タイトルが縦書きで使えないのは承知の上で付けましたよ。
むしろネットならではのタイトルが裏短コンらしいと思いました(笑)

No title

コメントありがとうございます。
67銀は後から置いたんですか……。言われれば納得、という感じです。
原田作、フラ盤で見られるようにしておきました。

左に向かってビューンってイメージだけかと思ったら、6マス動くヒントになってたんですね、泳いでる感じなのでターンしてくる予感は有りました。どれも凄い作品ばかりでコメントが的外れで申し訳ないです

No title

これをヒントにして解く人は冴えすぎです。
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About
my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

第φ回裏短編コンクール
2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

このブログはリンクフリーです。Sine 2009.6.
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