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入選126回 詰パラ デパート

詰将棋パラダイス2017年4月号
デパート 第2番

入選126回
東京都 鈴川優希


誤0 無5 正20

○下誠―25に銀を据えるまでの手順が絶妙。手数表示がなければ10手目で誤りそう。

★2手目33玉の変化では25歩が必要駒になっており、また62角も限定打である。この作者なら当然ともいえるが、正当な逆算が施されている。



収束の両王手からの逆算。10手目35玉といったんよろける手順を発見して、これはいけると直感した。
角を限定打で設置することに並々ならぬ苦労をした。最後まで残る駒なので、非限定なようでは発表できない。
2手目の変化がやたら面倒だが、逆算でほとんど駒数を増やさなかったのでこれくらいは仕方ない。

短編名作選 落穂拾い

今さらですが、『現代詰将棋短編名作選1976-2015』。宣伝しておきます。

tanpen_meisakusen.jpg

古今詰将棋のベスト・オブ・ベスト400局
現代の一流詰将棋作家40人が、これまで発表された数多の短編詰将棋の中から、特に感銘を受けた作品を1人10局ずつ推薦し、解説を加えたベスト・オブ・ベスト400局。
挑戦するもよし、珠玉の芸術作品として盤に並べて鑑賞するもよし。永久保存版です。
(将棋情報局より引用)

ここで言う「現代の一流詰将棋作家」に僕も入っていまして、10作品を解説しています。
解説よりも選題のほうが骨の折れる作業でした。
過去のいろいろな作品を見て、他の人と推薦が被ったりもして、ようやく選んだという感じです。
今回は、候補に上げてはいたものの、収録することが叶わなかった作品をいくつか紹介します。




めちゃくちゃシンプルな図。
しかし限定合を2回動かす手順は、びっくりするくらい味がよく、好みでした。
序に角2枚を設置して穏やかに始まり、12角成を避けられて「おっ?」となる。その直後にダイナミックな飛の突進、そして締めの13角成と、リズムがすこぶるいい。




収録させるべきか最後まで迷った作品。
大駒4枚の積み崩し。ありふれた狙いのようで、相当に作図は難しい。元の場所に戻って頭金まで、という構成が好みのど真ん中だ。
57同桂成もちゃんと成に限定されているし、よくできている。
81桂さえなければ……というところ。おそらくそのあたりが嫌われたか、順位戦では3位という評価だった。




この作品は完璧な短編だと言わせてほしい。
なぜ初手61角ではいけないのか。そして、2手目歩合には46龍で充分だったのに、なぜ桂合には47龍なのか。
合駒を動かし、打った駒を消し去る収束の爽快さもさることながら、変化の作り込みまで、あまりに巧すぎる。
唯一、完璧ではなかった点……それは5手目45龍からの余詰だった。作者による修正図が最近my cubeにコメントされたが、それもあえなく潰れているようで、いつか完全な修正が施され、この作品が再び脚光を浴びる日が待たれる。




これはおまけ。というのは、発表が1973年なので、今回の短編名作選の収録年から外れてしまっているため。
作品のほうは、これまたコミカルな手順。角2枚を積み、銀を不成で往復させ、そして角2枚を崩せば、初形から歩が消えて1手詰。
本当に40年以上前の作品かと信じがたいものがあるが、小城魚太郎は山本民雄のペンネームだと聞けばなんとなく納得できそうな気もする。



以上4作、紹介して参りました。
僕の好みが出ているところもありますが、どれもこれも、胸を張って名作として推薦できる作品です。
逆に言えば、短編名作選はここにある以上のクオリティの作品が目白押しということで、未入手の方はぜひぜひご購入ください。

Kifu for JSをブログに貼り付ける

このブログでは、詰将棋を再生するツールとして、kif2swfフラ盤を使ってきました。
どちらもたいへん優秀な再生盤で、他のサイトでもよく見られるのですが、前者は棋譜の分岐が作成できないという欠点とちょっとしたバグを抱えており、ここ数年はずっとフラ盤を使っていました。
しかし、つい最近になって、致命的な問題が生じます。
Adobe社がFlashの配布とアップデートを2020年で終了するというのです。また、各webブラウザも、段階的にサポートを終了していくとのこと。
これはつまり、Flashを使った棋譜再生盤が終焉を迎え、このブログに貼られている詰将棋が見られるのも残り5年がいいところになるということ。大問題です。
なおFlashは、そもそも最近のスマホからは見られませんね。スティーブ・ジョブズ氏は2007年にはもうFlashに見切りをつけていたようで、それが時代の流れになっている感じです。

では、これからブログに詰将棋を載せるためには、どうすればいいか。
世の中にはFlashを使用したkif2swfやフラ盤以外にも、「おもちゃ箱」で使われているKifu for Java、「詰将棋博物館」で使われている勝田将棋盤など、さまざまな棋譜再生盤が存在します。
しかし、最近はJavaもオワコン(終わったコンテンツ)になってきており、おそらく皆さんが経験されているようにこれらの将棋盤は閲覧しているPCからJavaを表示する許可をHPごとにしておかないと動きません。また、スマホからでは閲覧不可です。
おそらくJavaも、そのうち完全にサポートが停止される日が近いのではないでしょうか。

というわけで、残された道は、Flashに取って代わるものとしてAdobeも推奨している、HTML5です。もっと言えば、JavaScriptです。
(JavaとJavaScriptは全く別の概念です。念のため。)
JavaScriptを使った棋譜再生盤がないか……とネットの海を探し回って見つけたのが、この2つ。
Kifu for JSjsShogiKifu
このどちらかをmy cubeに導入できないか……と試行錯誤していたのですが、僕のweb知識が乏しく、いろいろ問題があってうまくいきませんでした。
しかし、おかもとさんと桃燈さんの助けを借りて、ようやく、Kifu for JSを貼り付けることに成功しました。
それでは前置きが長くなりましたが成果をご覧ください!



なんで自作じゃないんだよ、とツッコまれるかもしれませんが、棋譜にコメントと分岐があって、かつ短手数の作品にしたかったので……。
上谷志賀さんが保育園に変同を狙いにした作品を発表されていたので、それに関連してこういう作品があるよ、と全国大会で話していました。
10年以上も前に、ダブル回文詰なんてものがあったんですね。

さて、それでは軽く、他の詰将棋(or指将棋)ブロガーのために、Kifu for JSを貼り付ける方法を紹介しておきましょう。
まだまだ普及がなされていないようで、Kifu for JSが貼り付けられているサイトはおそらく、本家の紹介サイト以外に存在しない気がします。
ちなみに、fc2ブログ以外のことは分かりませんので、そのつもりで 笑。htmlほとんどわからない人向けに書きます。
なお僕もhtml超初心者なので、間違っているところなど大いに指摘してください。



1. Kifu for JSをダウンロード
Kifu for JSの配布ページに行き、緑色のボタンから「Download ZIP」。解凍して適当な場所に置いておく。

2. jQueryをダウンロード
jqueryというのはJavaScriptを簡単にするためのもので、開発者の方はこれを使って将棋盤をプログラミングしているようです。よってこれがないと動きません。公式サイトから最新版をダウンロードし、先ほどのKifu for JSのフォルダのsrcフォルダの中にでも入れておきましょう。

3. fc2ホームページに登録してKifu for JSをアップロード
いちばんのツッコミどころはここですね。現段階で、ブログ上だけではKifu for JSを動かすのは無理がありそうです。fc2のアカウントを持っている人なら無料でサーバーを取得することができます。
もちろん、他にサーバーを持っている場合は、そちらを使っても構いません。
そこに、Kifu for JSのフォルダをアップロードしましょう。また、これから作成するhtmlファイルなどを入れておくための適当なフォルダ(「kifuフォルダ」とします)もサーバー上に作っておくといいと思います。

4. kifファイルをアップロード
柿木将棋などで作成したkifファイルをサーバー上に作ったkifuフォルダにアップロードします。
ただ、そのままやってしまうと、対局開始日時や「手合割:平手」、「先手:人」などの詰将棋には不要な情報が入ってしまう可能性があるので、気になる人はいったんkifをコピーしてテキストファイルで編集してから拡張子を.txtでアップロードしてもいいと思います。(僕が上で貼り付けているのもtxtファイルです。「棋譜保存」ボタンから確認できるので参考にしてみてください。)

5. テキストエディタを開いて以下のコードをコピペ
テキストエディタは「メモ帳」でも何でもお好きなものを使ってください。以下をコピペします。

<!DOCTYPE html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<script src="http://makugaeru.web.fc2.com/Kifu-for-JS-master/src/jquery-3.2.1.min.js"></script>
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://makugaeru.web.fc2.com/Kifu-for-JS-master/css/kifuforjs.css">
<script src="http://makugaeru.web.fc2.com/Kifu-for-JS-master/out/kifuforjs.js" charset="utf-8"></script>
<script>
var Kifu = require("Kifu");
Kifu.settings={ImageDirectoryPath: "http://makugaeru.web.fc2.com/Kifu-for-JS-master/images"};
</script>
<style type="text/css">
body {
background-color: #FFFFFF;
}
</style>
</head>

<body>

<script>
Kifu.load("kominato_kaibun.txt", "board1");
</script>

<div id="board1"></div>

</body>
</html>

ここで、赤色の部分を、さっきアップロードしたKifu for JSフォルダ内のURLに置き換えていきます。「jquery.js」は自分で突っ込んだ場所、「kifuforjs.css」はcssフォルダに、「kifuforjs.js」はsrcフォルダにあります。
駒の画像を読み込む「images」は、フォルダの場所そのものをURLとして書いておきます。
さらに、載せたいkifファイル(もしくはテキストファイル)を青色のところに相対参照で指定します。絶対参照と相対参照の違いがわからない方は、とりあえずファイル名だけをここに書いておいてください。
最後に、表示される盤に「board1」など名前をつけて、ピンク色の2箇所に書いておきます。
こうして作成したテキストを、拡張子を.htmlにして保存し、fc2ホームページにアップロードします。この際、先ほどkifファイルをアップロードしたフォルダと同じ場所(kifフォルダ)に置いておきます。

6. このように動く盤が表示されていればOK
サーバー上でそのhtmlファイルを開いてみて、このように表示されていれば成功です。
http://makugaeru.web.fc2.com/kifu/kominato_kaibun.html

7. インラインフレームでブログに埋め込み
webサイトに盤を載せるのならこれで完了ですが、ブログに載せるにはもう一手間。以下のコードをブログ記事にコピペしてください。

<iframe class="kifuforjs" src="http://makugaeru.web.fc2.com/kifu/kominato_kaibun.html" flameborder="0" width="580" height="560" scrolling="no" frameborder="0"></iframe>

青色の部分を、自分がアップロードしたhtmlファイルのURLに変更すれば、ブログに埋め込むことができます。
なおインラインフレームの属性については一例ですので、適当にググって自分のブログに合わせてください。
例えば、拡大・縮小したいときはこうします。

<div style="width:530px; height:510px; overflow:hidden;"><iframe class="kifuforjs" src="http://makugaeru.web.fc2.com/kifu/kominato_kaibun.html" flameborder="0" width="590" height="560" scrolling="no" frameborder="0" style="transform:scale(0.9);-o-transform:scale(0.9);-webkit-transform:scale(0.9);-moz-transform:scale(0.9);-ms-transform:scale(0.9);transform-origin:0 0;-o-transform-origin:0 0;-webkit-transform-origin:0 0;-moz-transform-origin:0 0;-ms-transform-origin:0 0;"></iframe></div>

赤色の数字が倍率になります。このブログでは、横幅の都合で0.9倍くらいがちょうどいいですかね。



というわけで、Kifu for JS講座、いったん終了。
いやー、面倒くさいですね 笑。
まだKifu for JSのほうにユーザーフレンドリーでない部分が多いので、現段階ではこのように少々手間がかかります。
今後のバージョンアップはあるんでしょうか……?

ともかくこれで、Flashのサポート終了後も詰将棋を載せることができて一安心。
あと、スマホから見られるようになったというのも大きいですね。
今後はKifu for JSにお世話になりそうです。

ポートフォリオ

お久しぶりです。

このところデザインをやっていまして、フライヤーや名刺をつくっています。
詰将棋関係での仕事をまとめておきます。



flyer_mockuped2.png

第14回詰将棋解答選手権 告知フライヤー

今年2月くらいのもの。
例年、解答選手権のチラシは、どうぶつしょうぎなどデザインされているピエコデザイン(藤田麻衣子)さんに依頼しているのですが、今年は諸事情により僕が担当しました。
デザインとしては、従来のチラシを踏襲しています。



takenaka_sample_mockuped.jpg

竹中健一さん 名刺

詰将棋入り名刺デザイン。
シンプルなものに、という依頼だったので、落ち着いた感じにしました。
詰パラ解答王の肩書もリクエストがあったので、スタンプ風に。
盤の罫線を実際の9×9盤からはみ出すくらいまで伸ばすことで、詰将棋の小顔効果を狙っています。



umayabara_sample_mokcuped.jpg

馬屋原剛さん 名刺

これも同じく詰将棋入り名刺ですが、若手ということでかっこいい感じに。
ちゃっかり肩書は看寿賞作家になってます。
文字の配置にかなり苦戦したデザインです。
黒ベタの上に文字を載せると、なんかそれっぽく見えます。

Knight_in_the_Night.jpg

「Knight in the Night」 ロゴ

名刺に載せているものですが、今後馬屋原さんのロゴとして使えそうです。
ナイトの写真を見ながら手書きして、それをAdobe Captureでベクター画像として取り込んで作成しました。一回この機能つかってみたかったので。
コピーの軽い言葉遊びがいい感じな気がしています。



suzukawa_sample_mockuped.jpg

鈴川優希 名刺

せっかくなので自分の新しい名刺も作りたいと思いました。
裏面に載っている詰将棋は短編名作選収録のものですが、psi詰将棋(全体をどのように平行移動しても良い、配置場所によらないposition independentな詰将棋。詰マニより)ということで、あえて盤端を明記せずにデザインしてみました。
このまま解こうとすると非ッ常に見づらいというか、そもそも詰将棋になっているかどうかも怪しく思えるのですが、それも狙いの一つです。
紙はパール加工入り厚口和紙を使っていて、高かったです 笑。実物は角度によってキラキラして見えます。




名刺デザインでしたら片面100枚5000円程度(要相談)でデザインから郵送まで請け負いますので(たぶん)、詰将棋入りの名刺が欲しい方はご連絡いただけたらと思います。
名刺以外や詰将棋関係以外のデザインでも、お待ちしています。

第33回詰将棋全国大会参加記 後編 in名古屋

前記事から続いて、後編です。

ゲストハウスで起床したら9時半。熟睡しておりました。
喫茶店で時間を潰しつつ、会場に到着したのが12時少し前。
正直、前夜イベントが終わってほっとしていたという感じで、全国大会は気楽に過ごそうという気持ちでした 笑。

受付が始まる時刻には、すでに会場に行列が。
知り合いに挨拶しつつ、受付を通過して前のほうの席を陣取る。
その後は、会が始まるまで名刺交換のためうろついていたり、記念詰将棋を解いたりしていました。
今年の記念詰将棋は、第33回大会にちなんで初形曲詰「3」とあぶり出し「3」のコラボ。どちらも完成度高めな割に易しい作品で、僕でも暗算で解けました。記念詰将棋としてまさにベストです。作者当てのおまけつきでしたが、ちゃんと2作とも自信をもって回答しました。

定刻通り開会して、やはり司会は今年も石黒さん。
SNS禁止、プロ棋士との写真撮影・サイン依頼禁止といった告知は今年ならではでしたが、まあ仕方ないところですね。
各氏の挨拶も滞りなく進んでいきました。谷川九段の自虐風ジョークがおもしろかったです。

看寿賞表彰は、柳田さんの突然の図らい(?)によってインタビュー形式になったことが去年からの変更点ですが、これは言われているように例年通り普通にスピーチしてもらったほうがよかったでしょうね。
あと、受賞者全員が揃うっていうのはレアケースなんじゃないでしょうか。
というか、こうして並んでみるとやっぱり若手全盛期という感じ……。
作品解説は柳田さんではなく運営委員の堀内さんが担当。さくさくと進む解説で聞きやすかったですが、毎年思っているように看寿賞作のエッセンスを短い時間で語り尽くすことは不可能なので、来年に向けてどのような層を対象にしていけばよいかが論点になりそうです。今回は、例えば「LCM」は、なぜ飛角の位置を変えなくてはいけないのかが一切解説されないまま「最小公倍数原理です」というだけで終わってしまっていたので。

七條賞、門脇賞表彰も、受賞者が参加されているというのはやっぱりいいですね。
藤井四段は、解答選手権で会ったときよりもさらに大人びている印象でした。

握り詰作品の紹介は水谷さん。
解説はスピーディーながらツボを押さえていてとてもよかったです。作者によるアピールタイムもこうあるべきって感じでした。
あと今年は使用駒の関係もあって、易しい作品がそろっていました。(去年みたいに「これは……!」という作品はありませんでしたが)

休憩時間中に握り詰めと記念詰将棋の解答を出し、そして書籍コーナーをうろついていました。短編名作選2冊と、解答選手権2017年鑑を入手しました。どちらも僕が解説に協力させてもらっていますので、ぜひご一読を。また詳しく紹介する機会はあるかと思いますが、短編名作選は詰キストを名乗るなら必読書となるかも、というくらいの内容だと宣伝しておきます。

第2部はレクリエーション。
ミニ解答競争はここ近年の流れをくむスタイル。時間が15分に伸びたということで、少しはゆっくり問題に向き合える余裕ができました。
30題で90点満点ですが、僕は一般人枠の平均みたいな点数、43点。いやこれでも健闘したほうかと。問題のレベルも去年の塩見特集に負けず劣らず、好作の寄せ集めでした。よく作るなあと思います。
今年は決勝戦はなく、単純に点数で上位陣の順位が決定。藤井四段の優勝は、もう実力以外の何物でもないというものですね。柳田会長も去年に続きステージに上がられるのもすごいことです。

レクリエーションその2は、ヒルナンデスでやってる「クイズ3分で当てましょう」みたいなもの。まあ結果的に今回の地雷企画となりましたね 笑。
スライドが表示されなかったのはまあ当日のトラブルは付き物で仕方ないとして、運営自体がやたら大変そうな企画でした。前日までに詰キスト100人にアンケートをとって、それを当日集計するっていうのと、複雑なゲームルールの中でうまく進めていくのが……。進行を打ち合わせなしで丸投げされた石黒さん、お疲れ様です 笑。
あともう一つこれは失敗だなーと思ったのは、詰将棋マニアでさえ答えるのに窮するようなクイズなのに、詰将棋を始めて間もない方々にステージ上で無理やり答えさせるというのも、なかなかの鬼。「愛知県の詰キストといえば」「指将棋の強そうなアマチュア詰キストといえば」なんて質問、僕でさえ厳しいのに、しかも1~3位は先に答えを開けられてしまうので無理。「人」に関する質問なんて、その人にどんな失礼にあたるかわからないので、ビギナーだったらなおさら答えられないでしょうし。
というわけで、そういうライト層が楽しめないような企画は全国大会として本末転倒だなあと思って眺めておりました。来年への課題。
あ、景品の藤井四段サイン本がここで登場したのはめっちゃうらやましかったです 笑。

以降、恒例の一人一言は省略の流れで記念撮影をして全国大会は閉幕。
一旦解散となって、近くの懇親会会場へ向かうなりぐだぐだしてる間に、また名刺交換が捗ります。

今年の懇親会はなんだかおしゃれな会場でした。広さ的にも、ちょうどいいくらいですかね。
始めての方ともいろいろお話しできました。ここに書いててもキリがないので書かないですけど。
記念詰将棋の作者当てが的中したということで、駒の消しゴムと図面用紙を景品でもらいました。
服部さんの乾杯の音頭と、久保さんの締めも去年から引き続き。あ、今年は一本締めの合図は宮原くんでしたか。

2次会、3次会では例によってテーブルの上に盤が出てくる展開になります。
1年に1回、ここまで詰将棋に浸れる日というのも贅沢なものです。しかも今年は前夜イベントもありましたので、満足度は高いです。

この日、24時過ぎの高速バスに乗って東京へ帰りました。
生活リズムが未だに回復しません……。

さて、懇親会の場で、来年の首都圏開催ではやっぱり若手が中心となってプロデュースするよう言われてしまったので、まあ就活などに差し障りのない範囲で最大限がんばりたいと思います。
今週末の詰工房で、さっそく状況をうかがうというか、運営が発足される感じになったらいいと思うんですけど、皆さんどれだけ来られるんでしょうか……。全国大会で燃え尽きてたりしないですよね……?
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About
my cubeへようこそ。詰将棋のブログです。駒を並べてアートが表現できるって素敵なことじゃありませんか? 詰キストの方もビギナーの方も楽しんでいってください。

管理者:鈴川優希
月刊誌「詰将棋パラダイス」を活動拠点とする詰将棋作家。石川県のド田舎育ちですが、大学進学とともに東京へ。詰工房などの会合に顔を出したり、解答選手権などのイベントを運営したりしてます。詰将棋は小学生の時から作り始め、2009年5月に詰パラ初入選。2015年12月に最年少同人入り(入選100回達成)。半期賞受賞6回。2016年4月より詰パラ連載「ちえのわ雑文集」の世話役に就任。現在、第一作品集を執筆中。出版は今夏を予定していましたが果たして……。

第n回裏短編コンクール
2015年11月に開催した企画で、7手詰を募集して17作を出題しました。45名もの方に解答していただき感謝です。順位発表はニコ生で放送するという新しい試み。

第φ回裏短編コンクール
2016年、裏短コン2回目の開催。9手詰25作出題の大盛況でした。結果稿はいずれもブログ右袖のカテゴリーからどうぞ。

たのしく、うつくしく。
難解? 複雑? そんなものとは無縁な「易しいからこそ楽しい」作品を紹介していく連載です。不定期更新。

解付き出題
自作を解付きで出していた企画で、現在#120をもって休止中。在庫整理の意味合いが強いので質より量です。

今週の詰将棋・
詰将棋ウィークリー

今週の詰将棋は2009年7月からの2年間100題。詰将棋ウィークリーは1012年3月からの50週は幻想咲花さんとのコラボ、それ以降は鈴川単独の出題で2014年3月まで、#100をもって終了しました。解答して頂いた方に感謝します。
※81puzzler閉鎖につき詰将棋ウィークリーの記事にはリンク切れが多いです。

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